海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

丹波篠山シシ喰いに

2015-03-01 14:20:58 | 小さい旅


実は26日篠山までボタン鍋を食べに行って来ました。
篠山といえば牡丹鍋で有名なところ・・関西圏の人なら知っているでしょうが。
JR 福知山線の大阪と福知山の中間にある城下町。
快速で大阪から1時間。
私の誕生日の食事の前倒しです。
最初は25日に予約していたのが叔母の葬儀が入り、幸い次の日に変えてもらえました。
ずーーと前夫と車で篠山に行ったことがありました。
その時城跡の向かい店でボタン鍋を注文したのです。
その時がはじめてでした。
値段は2500円か3000円だったと思います。
期待に胸を膨らませて食べたら・・肉らしく肉はなくつまむとくず肉のようなものがチラリ。
本当にがっかりしてしまいました。
あとで考えれば3000円でボタン鍋を食べるというのは無理でした・・最低でも5000円出さないと。
それ以来ちゃんとしたボタン鍋を食べられなかったというのがずっと不満で尾を引いてました。
先日『ちちんぷいぷい』(関西局のゆるい情報番組)のお宿紹介で篠山のボタン鍋の旅行を紹介していておいしそうでした。
そこにしました、皇太子殿下も泊まられた由緒ある料理旅館です。

蔵の横の離れのような部屋に案内されました。
呼び出しボタンのようなものはないので、仲居さんが時々覗きますからとは言うけれど、大阪と違って地方都市はのんびりですから水を頼んでもなかなか持っていてくれません。
イノシシの肉は上等なものでとてもおいしかったです。
イノシシの肉は煮れば煮るほど柔らかくなります。
この店は最後のしめに味噌の煮汁に生卵をおとし半熟状態のものをごはんかけて食べます。
卵を入れてから仲居さんがご飯を持ってくるまでは少し遅く、半熟卵がもうちょっと固くなってしまいました。
ごはんも一緒に持ってきてくれたらよかったのに。
『ちちんぷいぷい』ではちょうどいいタイミングで食べてましたが。

この日は私には珍しく小雨で寒かったし、観光は全くせず帰りました。
古い町並みは前に一人で行った時よく見たのでもうよかったのです。
しかし通夜葬儀の次の日に遠出はきつかったです。
イノシシの肉は温まるときいていたけれど、夜は暑くて暑くて布団をかぶってられないほど。
喉が痛かったのとのぼせていたのでなかなか寝付けませんでした。
イノシシなど野生の動物の肉は家畜と違って栄養が豊富で、昔は肉食が禁じられていた中、食養生の名目で食べられたのです、本当に精がつく感じでしたね。

はるばる2時間半もかかって篠山まで行ってボタン鍋を食べるのはこれが最後でしょう。
おいしいけれど、手の込んだ料理ではないですから。

さて無理して出かけてから風邪が・・・熱はないけれど体調はイマイチ・・食欲が少し落ちているので、誕生日は手巻き寿司にしようと思っているけれどその日にできるかどうかは微妙。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする