13日の小さい旅の続き
又兵衛桜を見た後大宇陀の町まで歩く途中にある柿本人麻呂ゆかりのかげろひの丘公園に行ってみました。
柿本人麻呂が
東の野にかげろひの立つみえてかへり見すれば月かたぶきぬ
この歌を詠ったのがおそらくこのあたりであろうと整備された公園です。
詞書には軽皇子の阿騎野の薬草狩りにお供したときの歌とあります。
大宇陀あたりは古代から薬草のとれる地域だったようです。
江戸時代には吉野地方などからくる薬草・薬の集まる場所となり薬種問屋が何軒かありました。
このことは大宇陀の町の話の時にまた触れます。
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