海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

死刑囚の歌

2008-01-29 11:34:41 | 短歌
IMAGINEの聴こゆと詠ふ歌人は終身刑を外つ国に生く

  歌人(うたびと)外つ国(とつくに)


これはアメリカで終身刑に服している歌人 郷隼人のことを詠った私の歌。
郷隼人の歌にIMAGINEのことを詠った歌がある。
心に残る歌だった。
(HPを探してみたがもう載っていなかった)

拘置所にいる人、終身刑の人、そして死刑が決まった人。
拘束された毎日を送る人ができる芸術活動、内省を形にしたのはエッセイか短歌しかないだろう。
短歌のほうが決まった字数に凝縮されて思いは深く表現できる。

おりしも『短歌』2月号の特集は『死刑囚のうた』
連合赤軍事件で死刑が確定した坂口弘のことと、もっと前の時代の人、島秋人、岡下香のことが載っている。
でも一番詳しく書かれているのは坂口弘のこと。

彼の歌は以前は朝日歌壇に時々載っていた。
以前は私は朝日新聞だったので、そのことには気がついていた。
かなりのレベルの歌だった。
しかししある時もう彼の歌は載らなくなった。
なぜだろうと思っていたが・・死刑が確定すると外部交通権をたたれるためらしい。

でもその後佐々木幸綱氏に師事してこのたび歌集『常しへの道』が出たらしい。

坂口弘のお母さんは今年94歳になるそうで、面会を続けていらっしゃる。
面会のとき歌を受け取ってそれを佐々木幸綱氏に渡す、添削してもらったものをまた面会で坂口弘に渡してと・・お母さんがすべてをしている。

記事の中で紹介されている歌の中で当然あのリンチ事件の題材の歌もあるのだが・・駄目・・歌として到底冷静に鑑賞できない・・
同じ時代を生きたものとしてあの連合赤軍リンチ事件の衝撃は一生消えることはない。

限られた空間の中の自然を歌った歌や、お母さんのことを詠った歌・・いい歌がありそうだ。
でも私はこの歌集を買って読むことはできないだろう。

重信房子も拘置所で4000首の歌を作り少し前歌集が出た。
書店で立ち読みしたけれど・・多分坂口弘の歌のほうがレベルが上だろう。
この歌集も買う気にはなれない。。。



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ジム最後の日

2008-01-29 11:09:55 | 日記
といっても本当に最後ではありません。
正会員としてジムに行く最後の日。
1月末で正会員を辞める。
明日あさっては展覧会の当番があるので行けないのです。
最後と言ってもみっちりやることもないけれど。
午前中頑張り過ぎると午後から他の用事をするのにだるくなっちゃって。
ま、いつもとおり。

それ以降は2月・3月有効のチケットが7枚。
3・4に振り分けていきます。

年中チケットが買えるのかどうか試してみないとわからない。
去年パンフレットを集めた感じでは、夏冬の時期は3ケ月間あるのはわかっています。
春と秋がどうなのか?

今年から節約元年ですので一月に3枚か、場合によって2枚にしようと思っています。
その代わり、家でも習っている体操をしましょうか。
この体操・・理想は日に2回毎日しなければいけないのですが、教室でしかしませんね。他の人も同じ。
でもジムに行く回数が減る分やらなければ!


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