海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

源氏物語

2008-01-06 09:03:41 | 短歌
今年は源氏物語が世に出たと確認されてから千年だそうで、各地でこれの記念のイベントが行われるのだろう。

繰り返し同じ本を読み、その回数が多いのを愛読書と位置づけるなら私にとって源氏物語こそBEST1の愛読書といえる。
高校のときは源氏物語に耽溺していて、与謝野晶子訳は何回読んだかわからないくらい読んでいた。

原作を読んだのは3回くらいかな。
古典文学大系という分厚い本で何冊もある。
ページの上3センチの部分に言葉の意味などの簡単な注釈がついているのを参考にしつつ原文を読んでいく。
古文は英語のテストで英文和訳を書くように正確に読めなくてもいい、古文を読んで全体の意味がわかればそれでいい。

私は古文の流麗な文章自体が好きだなら読んでいても負担にはならない。

小学生のとき万葉集に凝っていて、誰に教えてもらったわけでもなく、参考書を読むでもなく、注釈なしの万葉集を読んで意味がなんとなく取れた。
枕詞や掛詞もなんとなく理解していた。
それで古文は自然と意味が取れる。

源氏物語で細かい単語の意味などは普段使わない言葉だから注釈を見て覚えていった。

源氏物語には登場人物が詠ったという設定で膨大な和歌が載っている。
この意味は花やそのほかのものの喩えて自分の気持ちを詠っている。
これも自然と意味が取れた。

私は短歌の<読み>は結構好きだ。
これは若い頃からこういうことに慣れていたからかもしれない。

コメント (4)
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