演奏会やレコードの記述と並行して、鉄道写真の方も整理を兼ねて進めていこうと思っている。しばらく古い機関車の記事が続いたので、アントンKの好きな電車や気動車を並べてみようと思う。これらは、一目ぼれとは違い、日常の中での数知れない乗車体験から、興味が出て、好ましく思うようになった車両なのだ。
アントンKが好む電車は、まずは165系と583系を上げておきたい。以前もこのことには振れていると思うが、物心がつきカメラを持って撮影に出かける際に一番お世話になった電車が、165系電車ではないだろうか。三鷹電車区で毎週のように見ていた松本区の165系に始まり、上越線へ出かける際も決まって165系電車の臨時急行だった。憧れで初めて購入した鉄道模型はカツミの581系だったが、1両1両増備して、編成を長くしていく喜びを与えてくれたのは、165系電車の方だった。「急行」というカテゴリーそのものが消滅してしまったJRだから、もちろん現車はいないが、碓氷を越え、豪雪に喘ぎ、連続勾配に奮闘する165系は、今でも心の中に宿っている。今回は、新潟区の165系が引退する際に特別に走った「懐かしの佐渡」号を掲載しておく。往年の「佐渡」や「よねやま」には遠く及ばない編成だが、大きな前照灯を煌々とヘッドマークも誇らしげにやってきた165系は、何よりも頼もしく颯爽としていたのだ。
1997-12-20 9702M 「懐かしの佐渡」号 Tc165-1 JR東日本：上越線
ちなみに気動車は80系が...
また覗かせてもらいますね～