思い出が消える前に~演奏会履歴

震災の遭った年に、見よう見まねで始めたこの拙いブログも早9年を過ぎた。最初はここまで継続できるとは思いもしていなかった。それがいつも毎日のように見に来て頂いている読者様に恵まれ、支えられて、ここまで続けることが出来た。本当にいつも有難うございます。語彙が少なく幼稚な文章しか書けずにここまでやってきたが、そもそも、まずは自分自身のための備忘録であり、雑記帳のような感覚で始めたため、ひと様に読んで楽しんで頂ける内容ではないはず。今後も、そのことをご承知おきの上で、もしお時間が許すのであれば覗いてやって欲しいと思っている。

さて今年は、「新型コロナ」という思いもしなかった国難に遭い、長いトンネルに入ってしまった。そうでなくても今年は、アントンKにとっては節目の年にあたり、また新たな生活基準を定めていきたいと思っていた矢先の事件だったのだ。時間をかけて焦らず進むしか、今は出来ないのだろう。このブログの主題である趣味も、なかなか思い通りにいかなくなった現在、今まで蓄積してきた趣味活動の一端を掲載してきたが、この世相が落ち着くまで、もうしばらくこの傾向で続けていきたく思っている。今まで古い鉄道写真の掲載で継続してきたが、今後は過去の演奏会での感想や思い出、あるいはレコードの思い出なども、合わせて載せていき、自分自身の気持ちが失せる前に活字として残したいと思っている。

演奏会履歴、またはレコード、CDの整理など、今後も鉄道写真とともに進めていきたいが、今回はそんな中から、思い出深い演奏会のパンフレットを掲載しておく。ご存知朝比奈隆/大阪フィルの最後となってしまった2001年ブルックナーチクルスのチラシ。むろん大阪まで3日間とも出掛けているが、細かな想いなど、すでに20年近くの時間とともに忘れかけてきた。記憶を記録にするために。。。