早いもので１０月に入り、めっきり朝晩は涼しく秋の装いとなってきた。日も随分と短くなり、早朝や夕刻時の撮影も厳しくなりつつあるが、気温も下がり、空気も澄んで心地よく感じるこの時期は、本格的な撮影シーズンに入り大好きな季節。今年はどんなシーンに巡り合えるだろうか・・
今月は鉄道の日（14日）があるからかどうかわからないが、毎週末各地でイベント列車や、催し物が多い。そんな中、長年お世話になっている地元の東急電鉄の池上線が９０周年ということで、春からクラシックスタイルと称して、全面の赤帯を外した編成が走っている。７７１０Ｆ編成がそれに当たるが、聞けばこの編成こそ、旧７０００系のトップ編成とのことで、東急も特別の思い入れがあるようだ。確かに、７０００系時代は、８両編成の急行運用によく乗車したものだが、冷房も無く、派手なモーター音とともにかっ飛んでいた印象がある。そんなイメージからすれば、このクラシックスタイルは、３両のローカル電車で、厚化粧の感は拭えないが、それでも顔にあった赤帯が無いだけで、どことなく当時を偲ばせるのだから、自分もいい加減なものだ。途中改造はあったものの、製造から５０年以上経ち、今なお現役で元気な７７００系にエールを送りたい！
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2012H24)-09 東急電鉄７７００系 クラシックスタイル（７７１０Ｆ） 多摩川線：沼部
Nikon D3 Nikkor 70-200mmf2.8G(Ⅱ)