広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

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<元禄港歌>にて猿之助に「江戸」を感じる 【舞台】

2016年01月26日 | 落語・演芸部
文楽もいいけど歌舞伎も見たいなあ・・・実は正月には国立劇場での菊五郎公演を予定していたのだが
介護&腰痛でキャンセルしている。
都合のつく時間帯でなんとかいいもの観れないか、とあちこち当たっていたらこんな公演のチケットが
ひょんなルートで手に入り・・・♪

○1/後半

<元禄港歌~千年の恋~@Bunkamuraシアターコクーン>

蜷川幸雄演出の大ヒット作を市川猿之助、宮沢りえ、段田安則他の豪華キャストで36年ぶりに再演!

たまにはこういった舞台もいいね。
舞台に降りしきる椿の花、美空ひばりの劇中歌、辻村寿三郎の人形など演出もすばらしく、
もちろん猿之助、宮沢りえ他の演じる「瞽女(ごぜ)」(盲目の女性三味線芸能者)の悲哀さも見事。

ただ、アレだね・・・時代劇という設定においては、歌舞伎役者の「存在感」が突き抜けるね。
猿之助は女形として出演しているんだけど、
「時代に対する違和感のなさ」っぷりは宮沢りえ他の役者を圧倒していたように感じられた。

上手く表現できないけど、やはり「血筋」が「江戸」を吹き込んでいるのかなあ。
(家元・談志はこれを「江戸の風」と表現してたけどね)

益々、歌舞伎を見たくなってきたなあ・・・