マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

春ドラマ

2013-05-30 21:54:11 | テレビ
このクールはガリレオとラストシンデレラが高視聴率で珍しくフジテレビが独走中。
特にラストシンデレラのほうは右肩上がりの推移で大好評ですな。これもひとえに三浦春馬くんのおかげかと。爽やかな好青年だったりチャラ男だったりヤンキーだったりとこれまでもその高い演技力で様々な役を演じてきましたが、なんかすっかり大人っぽくなって。この作品では年上女性を翻弄するセクシーイケメンぶりが板についており、魅力倍増だね。なんか再ブレイクっぽくないですか。このドラマがウケている理由には全体的に暗い内容の作品が多いから、こういうのが求められているんじゃないのかなと思ったり。
さて私は天邪鬼なのか、いや火曜日の夜家にいることが多いので、なんとなく火曜9時の「鴨、京都へ行く」と10時の「幽かな彼女」を続けて見ております。
鴨のほうはどの年代をターゲットにしているのか昼ドラみたいな作風で、なんとなく数字が伸びないのもわかる気がします。でもこういう旅館の女将ものって鉄板の面白さがあるので私は楽しく見ております。しかし旅館業の人っていつ寝ているの。実態はこんなんじゃないにしても、大変な商売だなと思わずにいられません。
今期は新生活のスタートということもあってなのか、学校を舞台にしたドラマも多いですよね。多分昨年の大津の問題などもあって、社会問題として深刻化したいじめ問題に各局意欲的に取り組んでいるのだと思います。ですが、まあ題材が題材にしても家族ゲームや35歳の高校生はちょっと暗くて深刻なので気が滅入ってしまう。特に35歳~はタイトルから想像して痛快なコメディか何かと思ったら、非常に陰湿な話なので残念。その点「幽かな彼女」は学校のパートはちと問題作っぽいのに幽霊パートはコメディっぽくてそのバランスにほっとする。香取さんはお茶の間の人気者ですが、それゆえこれまではキャラの立ったマンガの主人公の役とか、難しい役柄が多かったように思います。今回は等身大の同年代の男性の役で、意外にこれがしっくりしていて興味深いです。
いじめを題材にしたものなら「リーガル・ハイ」のスペシャル版が最近見たものの中ではベストだったと思う。リアリティもありつつエンタメ作品としても成り立っていて、いじめ問題の本質にもメスを入れ問題提起までしていた。見たあとはスッキリ。でもテーマについては考えさせられた。
スクールカーストは今はホットなテーマですが、ドラマとして楽しむためには作る側にもう少し工夫がほしいと思ったりして。