マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

サクラダ・ファミリー

2012-12-09 15:32:02 | 日記
昨夜は吹雪の中イレブン☆ナインの公演「サクラダ・ファミリー」を見に行きました。
また泣かされてしまった。大いに笑って泣いて、楽しい舞台でした。

横暴な父と腹違いの7人の兄弟姉妹。年の暮れに父親から召集がかかり、久し振りに家族が揃ったところでサクラダ家の秘密が明かされるというお話。
兄弟たちとその家族やら配偶者やらで登場人物が多く、最初家族構成がちゃんと頭に入るかなあと心配でしたが、一人一人キャラが立っていて全く問題なし。
腹違いの、とか家族が久し振りに揃ってというところは「下荒井兄弟~」を、高齢者が物語の中心というあたりはイナダ組の「プーチンの落日」を思わせました。演劇鑑賞経験が乏しいので安易に結びつけてしまいましたが。でもこの鉄板な感じが凄くイイです。家族の絆とか、ベタですがやっぱりグっときてしまいました。
劇中のセリフじゃないけど「普通の家族」って何かしら。私のイメージだと両親がいて子供が1~3人くらいいて。中流で。でも一見普通そうに見える家族も、内部では普通じゃない事情を抱えているなんてことはよくあることと思います。血のつながりってなんでしょうね。一緒に暮らして一緒にごはんを食べる。相手のことを思いやる。そういうごく当たり前のことの積み重ねが強い絆になっていくのかなあ。最近自分も歳取ったせいかこういうホームドラマみたいなものにめっきり弱い。
納谷さんのお爺さん役って本当板についていますよね。今回もプーチン~の時のお爺さんを髣髴とさせる見事な老けぶり。声も姿も良く、実年齢の役ももちろん素晴らしいのですが、何故か中年男性や壮年男性役をやると特に光ると思います。今回もお茶目で愛嬌もあるけど傲慢でやかましいところもある、あーこういう爺さんいるわあと思わせる妙なリアリティ。本当に上手い方です。

GPファイナル

2012-12-09 00:31:34 | テレビ
昨日は地震、今日は大雪と災厄が多いすね。
週末なのに交通網も乱れ、色々と大変だった方も多いのでは。
今日は先週に続きまたまた古い友人が訪れ、午後しばし楽しいひとときを過ごしました。学生時代と変わらぬ若さと美貌の彼女はまさに美魔女。娘さんももう大きいのよね…全くそうは見えません。

さて今夜はフィギュアスケートグランプリファイナルのフリー。
女子は浅田真央選手が4年ぶり3度目(!)の優勝。鈴木明子選手が3位。
男子は高橋大輔選手が初優勝、羽生結弦選手が2位。
どうですこの成績。男女合わせて世界のTOP12の中6人の日本人選手が出場し、うち4人がメダル獲得。しかも男女アベック優勝って凄すぎるでしょう。
名実ともに、日本はフィギュア王国になりました。

真央ちゃんひさびさのグランプリ制覇本当におめでとうございます。
ここまで本当に長かったよね。
あの選手の台頭以降不可解なジャッジやルール改正が続き、苦しい時期がありましたね。さらに昨年は不幸な出来事もあって、辛いシーズンだったと思います。
でも涙の後に喜びあり。今年は伝家の宝刀を封印し、安心して見ていられるスケーティングが戻ってまいりました。女王復活ってことでイイと思います。
惜しむらくはあの選手以降、ミスを恐れて誰も3A以上のジャンプを飛ばなくなったことですね。男子は4回転が当たり前の時代なのに、女子はジャンプの向上がなくこういった傾向は残念でなりません。

男子は高橋選手が貫禄の優勝。やっぱりさすが安定のテクニック。ですが私個人的には羽生くんもとても良かったと思うの。表現力豊かで、なんか彼のスケートを見てるといつも感動してしまいます。昨年から今年にかけては成長著しく、おそらくソチの注目株になることは間違いないですね。

今回少し残念に思ったのは客席に人が少なく、歓声も今ひとつだったような…。もしも日本での開催だったらどんなに盛り上がったかと思うともったいないなと。
しかしこの大会では女子もアメリカ代表の一人は中国系?男子もパトリック・チャンは中国系ですよね?少ない枠の中アジア系ばかりじゃお客さんも集まらないかしらね。