京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

雛飾り

2008年02月21日 | 着物あれこれ
昨日今日と日差しが暖かいのでやっと今朝お雛様を出しました
3月2日にお孫ちゃんたちとお雛祭りをしましょうか?と。
 
私に女の子が出来たときに実家の両親が祝ってくれたので夫の旧知、大木さん@丸平でいただいたものです。自分のお雛様のごとく大事にして、娘そして孫たちに引き継いで行こうと思っています。いずれにしても娘たちはマンション暮らしなので実家で飾ってもらっていれば集まって来てくれます







         

私の幼い頃はまだ昭和20年代、戦後のモノのない時代でしたので私自身のものはなく、母のお雛様で遊びました。それが出来ただけでもあり難い時代でした。それは今どこに?たぶんもう処分しているでしょう。

  思い出に私がこちらに持って来た母のお雛さまのお道具@曾祖父の字らしい。

      

   
      
飾り終えたときに、ピンポーン。
ゑ○善さんが、3/8、9日の紬の展示会の案内。テレビで拝見したことのある沖縄に住む作家さんのコレクションだそうです。9日にでも覗いてみたいですが。。。
また、源氏物語千年紀に因んで作られた源氏香の長襦袢を見せてくださいました。品のいいものでした。


参考
お雛さまには京雛と関東雛があるはご存知ですか?
その違いの一つに、お内裏さまとお雛さまの左右の位置の違いがあります。
京雛は、お内裏さまは、向かって右、関東雛は、向かって左になっています。

日本古来から、左は右より格が高いとされ、お内裏さまはお雛さまの左、つまり向かって右にお座りになります。よって京雛は、古来の慣わしに従ってお内裏さまが向かって右側に位置します。

現在一般的な関東雛は、明治時代、西洋の流れを受けて国際儀礼である「右が上位」の考え方が取り入れられるようになったからといわれています。明治天皇の時代から皇居は東京に移っておりましたから関東を中心にこのご即位時のスタイルが定番となっり全国的にも今はこのスタイルが主流となったとのことです。

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東からの便り

2008年02月20日 | 着物フレンド
東にお帰りになられた先日のJK さまから今メールが届きました。
ブログをおやりになってないJKさまに替わってここにさせてくださいね、JKさま~



akeさまを筆頭に、みなさまの更新の速さには驚くばかりで、
あれから二晩しかたっていないのですよね???

写真を撮りながらもう文章も決めておられる、その編集長ぶりは本当に手慣れたさりげなさでどんどんupなさる手さばきは目を見張るばかりです。

akeさまの赤いお着物は春さまのおっしゃるようにすこし茶系で、
充分にあっておられましたので、何の違和感も感じませんでした。

ぴぐちゃまはほんとうにとっても可愛いお姫さまでした。
声の感じも丸くて大好きです。

春さまには思いがけずお会いできて、うれしかったです。

りえさまは(*^_^*)♪ほんまおしゃれで機転が利いて
三歩後ろをついていきまする~( ̄▽ ̄~)って、、、幽霊か!


お買い物の自己申告をば!
縄手ではみなさまの心強い御指南を受けて、三色頂いて参りました。
色のバリエーションがあまりに沢山なのでもし一人であの格子戸をくぐれたとしても、どうして良いやらわからなくなっていたと思います。

これから危険地帯縄手の大きな沼にはまっていきそうなJKを見守るみなさまのあたたかい雰囲気が~良く写っているお写真で~(^┰^;)ゞ

きねやさんでは思いの外密度の濃い時間でした。
ばばっと決めてしまいましたが、帯留めなども通りやすそうで活躍しそうです。

箱に入れたまま、に~んまりヾ(*~▽~)ノ
工夫して使いこなせるように、と思っております。

四人で並んだお写真を拝見したら(あそこに置いてこんな風になるのですね!)
不思議と背の高さが強調されなくてうれしかったです~

みなさまから沢山元気を頂いて、「ち~ん、と~ん、しゃん」と、しゃんとまっすぐ前を見て左右良し後方良し!で進んでいきたいです~!

    オマケでお玄関のおひな様の額、デンマーク刺繍です。
         オマケのオマケ、実家のおてんば犬です。
     もうすぐ初トリミングで、このもこもこ顔ではなくなるようですU^ェ^U


           

JKさま、お里帰りの数日をエンジョイされましたよし、ご同慶の至りでございます。うれしいお土産もありがとうございました。さっそくに頂戴しました

ではお許しを得てませんが(爆)
これが件の縄手でのお品ときね○さんの帯締め


                  

            


     

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映画の衣装

2008年02月19日 | 着物あれこれ
これを見たくって昨日は審議会のあと街中に出ました。
       
              

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』

監督:シェカール・カブール
出演:ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェン
配給:東宝東和
公開日:2月16日

ケイト・ブランシェットが主演し高い評価を受けた「エリザベス」(1998年)の続編ともいえる作品。


「ケイト・ブランシェットのエリザベス一世の演技が、9年の時間を経て、熟していること。身体のどの部分も動かさないで、ある時は言いようのない悲しみを、またある時は少女のような陶酔を感じさせる、圧倒的な知性!今や世界一の女優はケイト・ブランシェットだ!と叫びたいね。彼女なしに、この映画は存在し得ない! 」と毎日放送の水野アナが評している(http://www.mbs.jp/movie/cinechi/)

女王が恋したフェロモンがムンムンの男優にも目を奪われず(笑)、私はケイト・ブランシェットばかリ凝視。最近観た『あるスキャンダルの覚え書き』でも名優ジュディ・デンチとの共演のケイト・ブランシェットもよかったし、彼女のものは今後も見続けることだろう。オーストラリア出身で2児の母。38歳。
苦渋の選択(独身クイーンとして民の母として生きる)と決意を秘めて、スペイン艦隊を迎え打つべく岸壁の騎乗のエリザベス女王の勇姿に見惚れ。

それに特記すべきは衣装とカツラ。
 
        

当時の女性たちにとって頭に付けるウイッグは大変貴重なものだった。エリザベス女王も、何と数百個ものウイッグを所有していたらしく、本作でも、彼女のヘアスタイルはゴージャスに変化を遂げ、赤毛のボリュームがあるアップスタイルや、いくつものカールが並んだまとめ髪、そして戦闘に挑むときの長く下ろした髪。常に変幻自在の彼女のヘアスタイルは、すべてがウイッグ。作中に出てくる、エリザベス女王の衣裳部屋に並べられた無数のドレスとウイッグは圧巻だ(goo映画サイトより)



夜は先日なくなった市川崑監督作品『細雪』をbsで見ました。。

以前見た時はまだ着物に開眼していなかったので、着物ばかりを目を凝らしてみなかった。


今回台詞にリアリティーがあったのは、親の法事のあと料亭に食べにいかないで節約して「船場吉○のお膳をとった。。。」とのくだり(爆)

          


羽織  


源氏香
            








            

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大阪は大丈夫?!

2008年02月18日 | 日常雑記
全員新人4人で争われた京都市長選挙は終わった。
中でも京都市左京区は特異な票結果であった。
一番若手(選挙期間中に30歳に)がトップ、3位が当選した候補者(自公、民主あいのり)。

今朝は寝室の半透明のガラス窓の向こうが真っ白!
また雪だ~道路は大丈夫かしら?
というのは今朝は京都府庁舎内での審議会がある。

出かけるときには雪は止んでいたので助かった。洋服でバタバタと出かける。
ああ、またこのコーデだわん。洋服には気合いが全然入っていませんねえ
           


久しぶりのこの界隈。
元職のウイメンズブックストア時代に通ったところ。
蕎麦屋もパン屋も懐かしい。
        

小さなお家のごとくブックスストアだった仕舞屋が府庁の西にぽつんとまだある。


        


現在は女性グループがストアを継続運営している。
その、テナント先は大阪、ドー○センター内。
大阪の新知事が2/24に視察に来るそうだ。その情報がメールで廻って来ている。

入館者、利用者などの数字で存続いかんを判断されても困る。
新知事のいうところの子ども支援の政策は、親たちがイキイキと地域で暮せるとが前提であると思う。子どもだけ幸せっていうことはないだろう。
親が問題を抱えているから子ども受難、子ども虐待がつづく。
であれば、図書館もいいけど、女性の問題解決の施設としてのドーンを廃止に追い込んでも好いものだろうか
  (それに個人的なことですが、深窓氏の性科学の専門書もここに寄贈されているのだ



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東からのひと@フランソワ編

2008年02月17日 | 着物フレンド
ひとつインタビュー記事の校正を仕上げて,速達でポストへ。
おまたせ~昨日のつづきです

着物縁の方をこれまでにも何人かお連れしている好みのクラシックな気骨のあるオーナーの歴史ある喫茶店。


ここでお茶タイムです
      




       



       

やっぱり携帯は便利
お稽古でご入洛の春さま。時間が間に合って合流できる時間がお出来になり、こんにちは~
先日ロンドンからお戻りになられたところです

春さんといえば、郡上です

    




本日はりえ、ぴぐ、そして春さん(京絞りの老舗藤○)も絞りの染め帯です


             





ぴぐさまの絞り辻が花の帯。
            

店内でしかも逆光でノーフラッシュなもので



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市長選挙の投票日

2008年02月17日 | たまには洋服(旅行記を含む)
昨日の更新の途中ですが、市民の義務のテーマもアップしなくちゃ~ということで、ちょっと割り込ませますローカルネタで


小雪が舞う寒い投票日となりましたが、完全武装で午前中に行ってきました投票所会場でお手伝いをしてくださっている地域の方々に

深窓氏が昨日某所で見つけて来てくれた防寒帽子をさっそく初卸し
何とフィンランド製@懐かしい昨春のトランジットの空港。
北の国の生活必需品。カナダで買ったものはミンクのフォーマル系なのでこの方が実用性がありそう

              


              



帰路で信号待ちの際に、大柄な欧米系の紳士が、
「その帽子いいですね?」「ありがとう。フィンのものです」
「あなたにはなかったの?」と紳士は笑顔で深窓氏に問う
そうか!私がこれをあちらで買って来て、ハズバンドには買って来なかったの?っていうてはるんや~。思わず苦笑。
まさか高島○とは言えませんでした

           


この3種で何とか防寒ファッションができそうです



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東からのひと@その2

2008年02月16日 | 着物フレンド
ここで昼食。

       








またまた縄手通りをゆく






                  

JKさま~お買い上げは?自己申請制でござりまする@正直にお願いします 
        







   懐かしの『白梅』さんですよ!

       


       

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東からのひと@速報

2008年02月16日 | 合わせ 染め
悩んだ末に着てしまった
着てみれば案外落ち着いた赤に思えて来ました
       


       

ことのほか冷え込みがキツイ週末の京ですが。。。関西にお里帰り中の着物友@JKさまを囲んで歓迎のランチと街歩きをいつもの仲良しさんとご一緒して来ました

説明が要らない処でしょ@ももの母さま~!秀子さま~!

   




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リバーシブル帯の楽しみ

2008年02月15日 | 織りの帯
いっきにバタバタと買い揃えたころのモノはまだちゃんと把握で来ていないものがあります。
箪笥をゴソゴソしていて、ああ、これもリバーシブルだったのって気付く始末。
       

週末の明日は東からのお方をお迎えして仲よしさんとお遊びですので、これを粋に〆ようかと
着物は?ちょっと迷っております

                  

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大阪GRANVIA~京都suvaco

2008年02月15日 | 合わせ 織り



             





表彰式の会場は大阪駅 Hotle GRANVAI
 

             


そのあとは懇親会でした。
            

審査員を代表してご挨拶を
            


入賞者のおひとりは京都の和菓子屋さんの女将さんでした。

黒地の紅型小紋が格好いいですね。


          


          

奥様の表彰式に仲よくご夫妻でご出席。
笑顔の素敵な山本さま。
京都の郊外で植木屋を営まれています。
昨夏の熱中症のご経験をお書きになって見事入賞でした




お二人の趣味は、明治大正期の暮らしの中で使われていた瓶や食器の和ガラスのコレクション。



骨董の雑誌にもご登場とか。
同好の友が増えていくのがたのしみとか。






久しぶりの梅田です。

開場まえに少し阪神デパートに寄りました。
お目当ては「む○田」。
銀座のでは、ありませんよ(わかるひとにはわかる
一目見るなり気に入った紬@グレーと素晴らしい模様の生紬更紗帯あり
もう贅沢は出来ない身、時間がないことを理由に
それにしてもよかったな~



7時頃に京都駅に戻り、13日にオープンしたらしいSUVACOをチェック。
巣箱をもじったネーミングで、駅ビル内高級コンビニが南北通路に出来ていました。




知り合いの和のレストランのお弁当が出ていましたので2個とパンを提げて帰宅。


今日は切符から全てICOCAだけで済ますことが出来ました@JR駅から駅だけの往復.
       


買い置きのこの有名な?奇抜なネーミングの京都府内産のお豆腐の湯豆腐を添えて簡単に遅い目の夕飯をいただきました。
出たついでにいっぱい見聞して来たことでした

     

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和洋の謂れ@フクロウ

2008年02月15日 | 織りの帯
          

ミネルヴァの梟
女神・ミネルヴァ(ギリシア神話ではアテナイ)は、知性・学芸・工芸などを司り、知恵を司る。彼女が従えたフクロウはミネルヴァとともに知恵を司り、また、工芸や職人の守り神としても恩恵を与える聖鳥として英知を表すようになったそうです。京都にはその名前の出版社があり、マークはフクロウ。
そのユーモラスな風貌と大きな目とふっくらした丸い身体が人々に親しみを感じさせる。

また日本では、「不苦労」「福籠」と字を当てられ、『幸福を運ぶ鳥』としていろいろな場面に登場しています

ということで、午後からの大阪でのお仕事@作文コンクール表彰式に列席にはこのコーデで参ろうぞ(狂言かぶれ@爆)  

艶のある黒茶の付け下げ紬です。
帯揚げの赤を効き色にしてみました。      

           


仕事シーンにも使える布製黒のバックを購入しました@ちょっと高級通販?ロイヤルステージより。
           


おまけは昨夕のジョージ君で~す!
お隣の席の何コちゃんかにそ~っと手渡されたというバレンタインクッキーだそうです


マミーが繁忙期なのでそれぞれ分担してお迎えに行き(学童はジイジ、保育園はバアバ)ウチで夕飯を。3月中旬まで時々こうなりそうです
ダディーが8時半にお向かえに



来るなりお着物が着たい~とあーちゃん。デジカメを構えたら、この通り~

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可愛いバレンタインチョコ

2008年02月14日 | 日常雑記
ふたりの娘と妻(フランス屋爆)からチョコが届いた深窓氏
嘗て学生さんから20個ほどいただいていたころもありましたっけ

         

ピンクチェックのパッケージを今朝オープンしてみましたら
さくら子のRちゃん@3歳4カ月からのお手紙付き手作りチョコでした。


        ジイジとバアバの似顔絵
            


マミーと作ったのだそうです
            

       
       

 
            

     
       

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この冬一番の積雪

2008年02月13日 | 日常雑記
今朝は一面の銀世界

          


朝9時過ぎに京都市のエコの公用車が迎えに来て雪の降る中、ある区役所へ。




         御所も雪

          

         鴨川も雪
          



投票日の17日は、~!
          

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2月オフ会@秀子編

2008年02月13日 | 秀子の着物
お待たせ!トリは秀子さまです。

ちょっと大きめ画像を
あれ~この左足の具合は?!      


牛首紬に切り嵌めの帯(秀子さん~説明をおねがい)

          


          


          

以上、2月オフ会の様子をご覧に入れましたが、いかがでしたでしょうか?


 なお、6月7日(土)は秀子さまのコレクション観賞会をメインにした第2回琵琶湖オフ会を予定しております(翌日8日は京都街歩きオフ会)

   そこでこの度、参加条件を設定させていただくことになりましたのでよろしくご理解ください。


   1)akeと秀子の着物好きの知己(ご案内or招待制)
   2)拙オフ会にご参加下さった経験のある方
               (申し込み制@メールにて受付)
   
   このどちらかに限らせていただきたいと思っております
  
  まだオフ会デビューなき方で、6月オフ会にご参加ご希望の方は、
  3、4、5月のオフ会に一度でもご参加下さいますようにおねがいします 

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2月オフ会@仲よく一致

2008年02月12日 | オフ会、お知らせなど
取材にも大忙しのオフ会主催者は小物も見逃しません。

狂言を意識されたこのおふたりは、黒のお足元。


それに結城も一致して。れいかさんは本結城(触らせていただきました)に藤娘きね○の絞り帯@私も狙ってますが、もう無理無理
          


れいかさんの男物の足袋に使われている繻子の黒。
草履はボアでしたかしら?
           

そしてhitomiさんの半襟と帯のいいこと。
   
           



秀子&akeの帯締めは偶然、カジュアル系でした。
これを締めたのはお互いに着物&帯はスタンダードながら、何処かに狂言観賞だ~!という思いがここに凝縮したからでしょうか?うれしい偶然の一致でした

       
             


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