京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

秋草模様

2006年07月10日 | カップルで
大阪松竹座の『坂田藤十郎襲名興行』の招待券をビックなお方からいただいたので、ありがたく夫婦で夕方から大阪まで行かせていただきました。


夫は小千谷縮に紗の長羽織。小千谷は昨年購入した手軽な既製品です。
羽織りは家の箪笥に眠っていたもので、少々裄が短いので、着物をお子ちゃまみたいに肩上げして併せて着ております。


こういう準備をやっておかないと着る時では慌てるので、必ず前夜に着てみて貰って併せております。

男のひとは京の街中なら着流しも涼しげで好いですが、今夜のようなお芝居には軽すぎるので、羽織りが必要でしょうね。だから、そのたびに裄を揃える必要が出て来ます。親のもの親戚のものなど、譲られたものはサイズがそれぞれ違うのですから、大変
新調したものは、統一サイズにしておりますので、こういうことがありませんが。。。
帰路で心斎橋を歩いてみましたが、男性の羽織り付きの着物姿は珍しいのか、若い男性は正面に廻ってみてくれました
もちろん会場ではうちの深窓氏だけでした。

女性は10数人ほどの方が着物でした。でも皆さんカタもので絽は数人。

私は夕方からの着物ということで、ナス色系黒色の絽小紋。短冊に秋草模様。


ですから、帯もそして帯揚げも、秋草柄のものにしてみました。





この帯もおなじみの先日も書いたネット店。
昨夏から夏にも着物を頻繁に着るようになったのを機会に帯の数を増やしました。気軽な仕立て上がりの安価なのですが、なぜか袋帯?

昨夏は白の紗献(シャケンと業界ではいいます@博多献上)でお出かけしています。:参照  

ここでも着ています  

藤十郎丈の京鹿子娘道成寺、長唄舞踊の大曲が美しく大満足でした。

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