京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

履物の種類とメンテ

2006年09月19日 | きもの関連&小物
京都新聞連載「暖流」  に着物に関して書きました。ウエブでも読めます。 



おたふくまめ様のご質問の答えとなっていますかどうか、
手持ちの下駄で見てみましょう。

私が「下駄草履」と称しているものは、
草履のように底がフラットになっていて、舟形の台になっています。
草履の感覚で履けますので、私は祇園祭に履いたのですが、驟雨に見回れ、台が白木(漆塗りでなかった)だったので、その樹液が鼻緒に移ったので、すげ替えましたら、ご覧の通り見違えるほどいいもののなりました。

専門店で誂えることのよさを知り病み付きになりそうです。



同じ下駄でも、桜の樹皮の下駄は「右近」(画像、左)と言われて一番履きやすい種類です。
(画像、右)は草履@「美の忠」さんの細身のもの.こうして底を乾かしています。




昔の下駄(画像、右の赤い鼻緒@お嫁に持って来たもの!)にはゴムが張ってなかったため下駄の音がしました。
その音は粋ではありますが、アスファルトの道路、コンクリートのビルではウルサく感じることもあります。出来たらゴムの張ってあるものを履いていただきたいものです。
地道は、御随に!

草履のメンテ

草履の底は湿気や雨に弱いので、底を上向きにして乾かすように心がけましょう!姑がいつもこうしてお天気の日には玄関先きでメンテをしていたのを思い出して私もマメにやっております。

また、こまめにこのゴムパッドを付け替えましょう。
「釘&パッドセット」をトントンと木槌で打って取り替える。
簡単に修繕できます。デパートの草履コーナーにあります。。




下駄には幾種類もあります。
ネット下駄屋さんのサイトにいろいろありました。

http://www.getaya-net.com/shopping/dai_wom_new.html

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