イメージカット(北横岳)
7月の連休は非常事態宣言が出ていたけれども、すでに宿に予約済であったので、そのまま計画を実行することにした。今回の山旅計画は、コロナのため、やはり遠慮がちに八ヶ岳。初日は唐沢鉱泉を起点に天狗岳の周回コースをたどり、そのままそこに宿泊と思っていたのだが、山の神に唐沢鉱泉泊まりは否と却下されてしまった。もっとゆったりゆっくりと泊まれる温泉宿がいいといわれてしまった。まあ、山小屋の高級版みたいなところだからね。
最初から2泊3日にすることは決めていて、ゆったりゆっくりの高めの温泉宿に泊まるのなら山歩き時間の短い2泊目か(行程が短ければ早くチェックインできるしね)、であれば1泊目はテント泊かと思い、周辺を探すも探した時点ではもうオートキャンプ場などめぼしいところは予約で埋まっていた。遠出をだいぶ控えていたから、1泊目も屋根付きにするかと、検索して出てきた料理のおいしいペンションに決めた(後述)。
まず山行計画は行き損ねていた西天狗を歩くことを優先し、初日はここに照準を定めた。昭文社の山地図の標準コースタイムは、5時間50分でちょっと長めだった。それもあって直前に足慣らしに鶏冠山と甲斐黒川金山へ行ったのだが、足慣らしにしては、直前すぎて天狗では山の神が音を上げることになった。
2日目は、ペンションに泊まって朝が遅くなることから、最初からゆるゆる登山の計画を立てた。北八ヶ岳ロ-プウェイを使って北横岳往復2時間40分の行程だ。ロープウェイが混んでいるだろうから、それなりに時間がかかる覚悟だった。
3日目は横谷温泉旅館に泊まって、横谷峡トレッキング。沢沿いに滝を見ながらのトレッキングは、それほど暑さを感じることなくマイナスイオンを浴びられるという2重にメリットがある。
以上2泊3日の計画。でも計画は計画にすぎない。交通事情や天気、そのときのコンディションなどでいかようにも変わってしまう。ではどうなったか。天狗岳Part1につづく