目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

昨年の二の舞? 2021年GW山行計画

2021-04-03 | 山雑記


イメージ(Andrea BohlによるPixabayからの画像)

自分のブログの記録を調べてみると、昨年のゴールデンウィーク山行は、4月16日にすべてをあきらめ、1泊分だけ残していた宿の予約もキャンセルしていた(2020年4月18日のあきらめないぞGW山行、一転断念)。そして5連休は、家の周辺にしか行っていないという、まさかの過ごし方をしていた。そのまさかがまた今年もやってきそうだ。感染者数がこのままの増加傾向で推移していくと間違いなく、GWは外出するなとなる。

でも、少しだけ昨年と状況が異なることがある。それは感染は接触ではほとんど起きることはなく、飛沫によって起こることがはっきりしたことだ。であれば、マスクをはずす飲食時に気をつければいいということになるだろう。ただ、だからといって、自粛ムードが高まる中で警戒を解き大移動するのは白眼視されるだろうし、顰蹙ものだろう。移動先では必ず飲食するわけだから。

ということで、今年は近場に行くことにし、本日1泊だけ山の中の一軒宿に予約をとった。

果たして、来週の東京の感染者は500人台、あるいは600人台にのってしまうのか。非常事態宣言が出たら、またキャンセルか。

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行きそこなった山2020

2020-12-26 | 山雑記


イメージ(ユキヒョウ)

今年はコロナ禍で最低の年になった。みなさんも計画を断念したり、逡巡しながらも、えいやで行ったりしませんでしたか。

山行記録をブログにアップするのがはばかられる時期もあったけれど、今の感染拡大の状況をみれば、その頃はまだどうってことのない時期であったと振り返ることができる。そんなことを書くと非難轟々になりかねないけれども、まごうかたなき事実だ。

さて年末になり、今年2020年に行き損ねた山はどこかと、手元にある山の計画書のフォルダを開けてみるとあった、あった。GWに計画していた氷ノ山。迷った末に断念した西吾妻山。あとはコロナでそもそも計画すらしなかった。それだけ自粛ムードの圧力がすごかったし、遠くに行ってはいけない雰囲気があった。こんな自縄自縛になるのも珍しい。10年も経てば、懐かしく思い出すのだろうけど。

そういえば、昨年2019年も行き損ねた山をたしかこのブログに書いていたなと思い出し、はてどこだったろうかと記録を探してみると、平ヶ岳と源氏山と書かれていた。コロナのせいでこの2山は完全に頭の中から吹き飛んでいて、今年は登ろうという意志すらなかった。

本当に異常な事態だし、いまだにそれが続いているのは恐ろしいばかりだ。コロナが吹き飛べば、また行きたい山が次々に脳裏に浮かび、計画するのだろうけど、いまはGo Toキャンペーンも中断してしまい、来年早々のお山のプランもデリートされてしまった。

来年のGWや夏はいったいどうなっているのだろう。早く元どおりの状態になってほしい!

最後に、イメージカットについて。ダジャレに気づいていただけだろうか。行けなくて残念だった山は「氷ノ山」。そう、氷の山。氷の山じゃなくて雪山じゃないかって。そうも見えるが、ヒョウがいるのだから、ヒョウノセンなのだよ。

 

関連記事:当ブログ
あきらめないぞGW山行、一転断念
今年行きそこなった山(2019年)

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南会津の純米酒で一杯

2020-10-18 | 山雑記

 花泉酒造の純米酒「花泉」

先日の南会津山行の帰りに道の駅会津西街道たじまに寄り、購入した1本。

同時購入した会津酒造のひやおろし(四合瓶)は早々に飲んでしまったが、こちらは箱入りのまま、キッチンの隅に鎮座していた。昨晩はちょうど冷え込んで鍋にしようとなったので、日本酒の登場となった。さっそく箱からとりだして封を切る。

酒器に注ぐと、黄みがかった液体がとろとろと出てきた。おちょこから口に運べば、純米酒独特の硬さがあまりなく、すっきり、するりとのどを流れる。いい感じだ。秋の夜長ということで、すっかり飲みすぎて酩酊、というか泥酔してしまった。

ちなみに南会津の日本酒の蔵元は4つある。上記の花泉酒造会津酒造のほかに国権酒造開当男山酒造がある。会津に行けば、酒屋さんで購入できるけれども、ネットや特約店などでも購入はできるようだ。個人的には花泉酒造の純米吟醸ロ万(ろまん)がいい。すべて飲んでみたわけではないが、すっきりとした飲み口は、この蔵元の特徴なのではないだろうか。

食欲の秋、食べて飲んでもいいけれど、食べすぎ飲みすぎにはご注意を!

 

 

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この夏、東京都民が行ってもいい山はどこ?

2020-08-22 | 山雑記


イメージ(麦草ヒュッテと茶臼山, 2020年8月14日)

今年はコロナ禍で登山に様々な制限がかかってしまった。小池都知事は県をまたぐ移動は自粛をといっていて、当初は奥多摩しか行けないじゃないかと思っていたが、7月4連休からスタートした政府のGo Toキャンペーンでそれは知事の願望にすぎなくなった。感染防止と経済活動の両立をうたうのだから、人の移動を妨げることはできない。であるのなら、Go Toキャンペーンで除外された東京都民はどこまでなら、行っても許されるのだろうか。

まずは客観的な事実をみていこう。

●登山者にもっとも大きな影響を与えるのは、山小屋と交通機関だが、南アルプスの山小屋では今シーズンは休業を決めたところが多数出ていて、追い打ちをかけるように甲斐駒・仙丈ヶ岳への玄関口、北沢峠へのバス路線は今シーズンは運用を見合わせた。(詳細はヤマケイオンラインニュース)

●営業している小屋であっても、北アルプスなどでは予約制をとるところが多く、しかも通常の定員の半分ほどしか宿泊できない。室内ではマスク着用を義務づけられ、食事時や就寝時には充分な対人距離をとることを求めている。

●富士山は5合目から上へ向かう登山道は早々に閉鎖が決まり、山小屋も休業中だ。逆にいえば、5合目までは上がっていけるし、5合目を横移動するお中道は歩ける。

●新幹線や特急列車など、どのくらい換気できているのかよくわからない密室内に不特定多数(少数?)の方々と乗車することを余儀なくされる交通機関は、危うい印象があって、だれもが避けているわけだけれども、マイカーは自分とだれか、家族であったり親しい仲間であったりするので比較的安心だ。

以上を鑑みて私的結論に移ろう。繰り返しになるが、政府のGo To キャンペーンの趣旨はコロナの感染防止も重要ながら経済をもとに戻すことも重要というものなのだから、東京都内ということに縛られずに移動していいはず。ただ遠方に行けば行くほど、人と接する機会が増えるわけなので、遠方すぎるのはやはり避けるべきだろう。ではどこで線引きするか。実際には泊まるにしても、たとえば車で行ける日帰り圏とするのはどうだろう。そうすると東京を起点とすれば、関東甲信越と会津あたりまでとなる。

現実的なことをいえば、南アルプスや富士山(5合目より上)には行けない。またすでに予約で埋まった北アルプスや中央アルプスには行きにくく、残ったところでこの猛暑のさなかに熱中症になりにくい高所は、八ケ岳、金峰、国師、甲武信、大菩薩、日光白根山などの日光連山、尾瀬となるだろうか。わざわざ私がこうして書くまでもなく、これら山域は今夏は大混雑になっているだろうから、くれぐれも気をつけよう。

実際に8/9に訪れた大菩薩は、東京ナンバーの車がかなり停まっていたし、お盆に行った北八ツも大盛況だった。余談ながら北八ツの駐車場では、東京ナンバーであることを弁明するかのような文言を掲げている車もあって、けっこう深刻なんだと思った。その車の持ち主は、長野県なのか、群馬県なのか、どこの県なのかはわからないが、最近都内からお引越しをしたらしく、「東京ナンバーですが、県内在住です」としていた。山ならまだしも、地元のスーパーなどに停めていたら、いたずらされないか心配だからだろうね、きっと。

最後にNHKの記事に以下のものがあったので、ご参考まで。
「ことしの夏山 登って大丈夫? 注意点は?」

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雨とわかっていて行く山は楽しいのか?~「7月4連休計画の危機」つづき

2020-07-18 | 山雑記


イメージ(2004年利尻にて

7月15日(水)10日間天気予報を見て、4連休中にまず梅雨が明けないとわかり愕然とする。

7月16日(木)Go To キャンペーンは東京を除外すると発表され、ああそうかと思う。

15日時点でもう、おうちか、その周囲5Km圏内(?)にいることにした。雨の日に山に行って楽しいだろうか。以前会社の山の会の重鎮に、さらさら降る雨の中を歩く登山もいいものだ。小雨のシャワーは風情がある的なことを聞かされ、そうか~(疑問の)、そんなことがあるわけないよなと思っていたが、梅雨時にしか夏休みをとれず、しかも金欠のリーマンショック翌年、尾瀬ならもしかしてと思い、行ってみることにしたのである。その愚挙は、山の会の重鎮の話が印象深く脳裏に焼き付けられていたことが大きく作用したのかもしれない。

結果、やはり雨は楽しくないことがわかった。当然だった。雨中山行を楽しめるのは、ほんの一部の登山者だけだろう。雨なら雲やガスで景色は望めない、雨具を身につけなければならないし、気温が高ければ蒸して汗だくになる。しかも道がぬかるんだり、岩場は滑りやすくなったりする。休憩時にはザックからものを出すのも一苦労だ。コンディションが悪ければ、歩行時間は伸びるし、疲労もたまる。

一部にはゴアテックスの雨具を身に着けるのが好きだという人もいないことはないが少数派だろう。雨のいいところといえば、登山者が少なくて空いているくらいか。

それにしても、このままコロナが収束せず、いつまでも雨の心配、加えて台風の心配や地震の心配、噴火の心配をしていると本当に山どころではなくなってしまう。少なくとも梅雨とは早々におさらばして、とりあえず都内で我慢するので山に行きたいものだ。

でも、、、、、、こういう時はえてして不幸は続けざまにやってくるものだ。備えあれば憂いなし、備えが不十分なら今からでも遅くない。ハザードマップを改めてチェックしたり、水や保存食、ガスカートリッジに大型台風対策の養生テープの備蓄、火山性地震が起きている場所への計画は来年以降に変更するなど、考えられることはすべてやっておいたほうがいい。枕を高くして寝られる場所は、日本にはどこにもないのだから。

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