39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

対位法の極点を極めた傑作

2013-03-20 22:25:46 | バッハ

こんばんは
今日は朝から雨が降っていました。
窓の外は白く霞んでいつもなら見える島影もさっぱり見えません。
この白さは黄砂なのか、いや雨が降っているので雨に煙っているのか、とにかくもやっとしていました、
昼過ぎには上がって夕方のウォーキングはいつものように歩けました。
いつものウォーキング街道には狂い咲きの桜が一本、自分だけ目立とうとしてかもうかなりの数の花を開いています。他の桜はまだつぼみでうっすらとピンクになっている程度なんですけどね。
ここで一句
~~~
春を抱 白いかすみに はや桜
~~~
う~ん、何となく
暖かい春の空気に抱かれて、勘違いして一本だけ早く咲いた桜の花
そんな雰囲気になっていますか?
・・・
俳句を作り始めて、まだそんなに日が経っていませんが、あらためて数えてみると未発表のものも含めて13句ほどになりました。
思いついたときにノートに書いておかないとすぐに忘れてしまうので、今日からノートにつけることにしました。
さて、いつまで続くでしょうか・・・
・・・
さて今日のレコードは
バッハの「音楽の捧げもの」ですが、手持ちの盤はミュンヒンガーとパイヤールがあります。
どっちにしようかと少し悩んで、ミュンヒンガーは若い頃から何度も聞いているので「やはりパイヤールだな」と言うことで
ジャン・フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団のソリストたち
Dsc00020 Dsc00021







・・・
フルートのソロで最初のモチーフを入るところとか、ミュンヒンガーのカッチリとしたドイツ風よりパイヤールのふんわりとした雰囲気(フランス風なのかな)がいいですね。
フリードリヒ大王がバッハにフーガのテーマを示して、その場でバッハが即興で曲を仕上げて演奏し、後日完全に仕上げて大王に献上したとか。
このテーマもよく出来ていて、大王もただ者ではないですね。
「音楽の捧げもの」と「フーガの技法」は対位法の極点を極めた傑作で、これからも盤がすり切れるまで聴かなくては・・・