39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

いろいろとあるのも趣味の面白さ

2011-11-27 22:44:45 | 

こんばんは
大河ドラマ「江」終わりましたね。
これから先、春日局が大奥を仕切るのを見ないですむのでホッとしました。
歴史はすごいですね。
過去は変えられないですけど、記録の曖昧な過去は後の人が勝手に変えているところもあるのでしょうけど、あんな歴史があって今の世の中があるのですね。
なんとなく感心してしまいます。
・・・
先週は水曜日が休みで、過ごしやすかったですがその反動で明日からの週は今から「たいぎいのお」です。
早く引退して悠々自適のご隠居暮らしをしたいのですが、無理ですね。
引退はすぐにでも出来ますが、翌日から食うのに困ることになりそうで悠々自適は夢のまた夢、ああ悲しいサラリーマンですね。
せめて毎日のペースを崩さずに、趣味に打ち込みたいですね。
趣味は?と聞かれてなんと答えましょう?
まあ、今のところはギターですかね・・・
毎日一時間練習して、「難しいのお~」と言いながらバッハにこだわって、少しずつ聞けるようになって(自分なりに?)、それだけで一日が満足というところでしょうか・・・
・・・
花の写真撮りも趣味ですかね。
デジカメが新たらしくなって、少し勝手が違ってきていますが。

Dsc00012

Dsc00015

・・・
マクロ撮影はやっぱり難しいですね。
狙いすぎてより過ぎて手が震えてボケるケースが多いですね。
あと、光の当たり方ですね。
朝の8時頃はお日様が横から差し込むので、花にカメラの影が映ります。
なので体で完全な陰にして撮っていますが、時々こんな写真になります。

Dsc00011

花は陰になっていて背景に日が当たっています。
たいていの花は日光に向かって咲いているので、難しいです。
まあいろいろとあるのも趣味の面白さですね。


川本秀史さんの「ムシカ・カヤーダ」

2011-11-27 10:50:39 | ギター

おはようございます
薄曇りでもお日様の暖かい朝です。
・・・
昨日買ったCDを聴いています。
川本秀史さんの「ムシカ・カヤーダ」と言う題名のアルバムで副題に「~自我なき音楽~」とあります。
「~自我なき音楽~」???
何を表そうとしているのでしょうか、凡人の私にはすぐには分かりません。
たしかに自我は生命の持つもので、音楽は周波数を持った空気振動の音波だけと考えれば自我は無いのでしょうね。
楽譜に書かれた音の高さ・長さ・重なり・繋がりだけを見れば確かに記号だけです。
しかしその記号が楽器を通じて音となり、自分の耳に届いて演奏者の意識を自分の意識で感じたとき「自分のなかの自我」を感じます。
自我については確かに不思議なものを感じます。
自分は単に原子・分子の集まりであり、生命活動の仕組みも分子生物学的にはかなり解明されてきていますが、自分を認識し自分と自分以外を区別することの出来る「自我」と言うのは何なんでしょう。
光を感じ形や色を認識し、音を聞いてそこからまた何かを認識していること、そのこと自体不思議でなりません。
音楽はそれを聴いたとき自分の中で作曲者・演奏者の自我を感じ、自分の中で自我を再認識するそんな感じがします。
このアルバムの無伴奏チェロ組曲6番を初めて聴いたとき、全く違う表現に驚きました。
今まで聴いていたものとは違う別の自我なんですね。
川本さんの哲学的ルックスからも、自我なき音楽から自我を再認識する、そんな意図を感じます。
すばらしい演奏の最高のアルバムです。