39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

5弦10Fは詰まって音にのびがありません

2010-04-24 11:54:53 | ウルフトーン

お早うございます。

Photo ちょっと散髪に行って来ました。

昨日の夕方、呉方向に虹が出ていたので、撮ってみました。

トリミングして何とかそれらしい写真になったかな?

先日の中さんのコメントの「4弦5F、5弦10F,6弦3Fが詰まる」について自分のギターでも調べてみました。

確かに5弦10Fは詰まって音にのびがありません。

他は、詰まると言うよりむしろ響きすぎる感じです。

ウルフトーンというのが、ボォ~ンと響きすぎる音と思っていたのが、ボンと詰まる音もあるんだと言うことが解りました。

全ての弦の全てのフレットをゆっくりのばして弾いてみると、それぞれ伸びや響きに違いがあって結構いろいろな音がしてるんだなぁ、と思いました。


ウルフトーンその後

2010-04-22 09:01:08 | ウルフトーン

お早うございます。

本格的に、雨がザァザァ降っています。

こんな日は当然散歩が出来ないので、愛犬ジローもふてくされて膝の上で長くなっています。

こんなことのあろうかと、撮りためておいた写真を掲載しておきます。

・・・日頃は雑草の花としか見ていませんが、アップにするときれいですねぇ

P1040357

・・・

ところで、無理矢理ギターねたと言うわけではありませんが、

先日、中さんから頂いたコメントをよく読んでみると「4弦5F、5弦10F,6弦3F」がウルフトーンになっているとのことですが、これって全部Gですね。

たくさんあって大変だなぁ、と思っていましたが、ということは3弦の開放弦もウルフになっていると言うことでしょうね。

私の場合はG#辺りになりますので、まあ程度の強弱はありそうですが似たような状況と言うことになりそうです。

ウルフトーンというのは、箱で共鳴している楽器では宿命的なもので無くすことは出来ないものだそうです。ギターの場合はだいたいE~A辺りにそれが来るように作るときいていますので、GあるいはG#辺りにそれがあるのは正常と言うことでしょう。あとは程度の問題で、我慢できないほどひどいのは困りますね。

箱物の楽器は、共振する周波数が必ずあってそれがウルフトーンになると言うことで、ギターの場合それが丁度フレットのところにあるのとフレットとフレットの間にあるのとではかなり違ってくると思います。

自分のウルフがどの辺りにあるのかは耳で確認するしかないのですが、ある程度はウルフをフレットとフレットの間に持ってくるように工夫できると思います。

わたしの場合は、

①表面板の質量を変えることで共振周波数を変える、その目的で表面板にギターガードを2枚バッチリ貼った

②調弦をA=440HzではなくA=438Hzにしている

③弦との相性がありそうなので、以前はT2チタニウムだったのをEXP45にした

④対策ではないが、たっぷり弾き込んで楽器がある程度ヘタってくるのを待つ

⑤ウルフになっている音は無造作に弾かない、意識して丁寧に弾く

等です。

おかげで最近は、ウルフは相変わらすありますが、あきらめもあるのかもしれませんが、気にならなくなりました。

歴史的な名器にも強いウルフがあったりするらしいですね。

チェロやバイオリンにはウルフキラーという小道具があって調節できるらしいのですが、ギターにもそんなものがあると良いですね。

さぁ、9時になったので仕事だ・・・


コメントをいただけると大変うれしい

2010-04-21 09:21:05 | ウルフトーン

お早うございます。ほどよく晴れた暖かい朝です。

新発見の花、あいかわらず名前は知らない。

P1040353

・・・

最近はギターネタの記事がなくなって困っている。

まあ、困るのもおかしいわけであるが、一応ブログのタイトルが「39ギター」なのでギターネタが中心にあるといいのだが、最近はねた切れになってしまった。

なぜかと言うと、ギターをただ黙々と弾いているからだ。

以前は、手が痛いとか、足が痛いとか、ギターが古いとかよくないとか文句ばかり言っていたのが、やっとギター弾きの体になってきたのかどこも痛くなくなってきたし、ギターを新しくしたので文句をつけるところが無くなってきたと言うところだ。

まあ、文句が無いわけではない。

一つは、ウルフトーンで、これはギターの特性なので仕方が無いところもある。

しかし、この6ヶ月弾き込んできたこともあり、またギターガードを貼ってみたり、弾き方を変えてみたり、いろいろと工夫してきたおかげで最近はあまり気にならなくなってきた。

昨晩、ウルフトーンの記事に対してコメントをいただいた。

コメントをいただけると大変うれしい。

同じ悩みを持っている方が、お互いの記事を参考にするというのはいいことで、これからもブログを続けようと言う勢いをつけることができる。

まあ、ギターについては「今日も黙々と弾いた」みたいな記事しかかけないかもしれないが、そのうち材料が出てくるだろう。それまでは花の写真やペットの写真でごまかしておこう。

・・・

お気に入りの花、毎日少しずつ成長している

この紫のつぼみがすべて開いたらどんなになるんだろう

たのしみだ・・・

P1040352


ウルフトーンの改善

2010-03-06 23:56:48 | ウルフトーン

前の記事の続き

本屋のあとはいつものヤマハに行きました。今日は目的がありました。

ギターの表面板に貼り付けて、傷などが付くのを予防する、例の高分子フィルムです。

いつか、余裕が出来て少しいいギターを買うときになったら、安物とはいえ入門器としては立派なものですから、傷がなければ少しでも高く下取りしてもらえるかなぁ、等と思ったのと、実はもう一つ目的がありました。

それは、ウルフトーンの改善です。

私のギターアランフェスのNo720はG#がよく響き、気をつけて弾かないと不愉快な音になってしまいます。いわゆる共振周波数がG#に来ているということで、例えばコードのEはよく響きます。

たとえば、禁じられた遊びで転調後の3弦の1フレットと1弦の4フレットを押さえて弾くところがありますが、そんなところはものすごく響いて勝手に山場を作ってしまいます。

このウルフトーンは私のギターの場合は表面板の振動特性がG#周波数で言うと415Hz当たりにピークがあると言うことです。

このピークをある程度押さえるには表面板の振動特性を変える必要があり、本格的には表面板の裏側にある力木を微妙に削るとかする必要があるわけで、それは無理な話です。

そこで考えたのは、表面板の質量を変えることで共振周波数を変えるとどうなるだろうと言うことです。

表面板の質量を変えるには単純に何かをつければいいわけですが、何かちょうどいいものがないかなと探していたら、このギターガードという高分子フィルムに行き着いたわけです。

薄いフィルムなのでギターの音質にはほとんど影響がないようなことをホームページかどこかで読んだのですが、製品のパッケージにはそのようなことは書いてありません。しかも、25度以上の高温での長時間の装着は塗装に悪影響があるとも書いてあります。

うちに帰って、袋から取り出してみると結構分厚いんですね。

あまり薄っぺらなものだと質量を付加する効果はないと思っていたのでこれぐらいだと音質を落とさずに特性を変えられるかもしれないと思って、2枚とも貼りました。

どこに貼ったかというとブリッジの両側です。ブリッジの下は弦の結びが甘くて抜けたときによく傷が付くところです。その反対側はサウンドホールとブリッジの間で弦の下になります。

1枚が100m×210mmあるので結構な大きさになります。

で結果、ウルフトーンはどうなったかというと、G#は多少おとなしくなりました。その代わりDが少し目立つようになりました。目立つと言ってもウルフトーンと言えるような目立ち方ではありません。

いつもの曲をいろいろと弾いてみると、いつものG#が不気味に響くところがおとなしくなりましたが、2弦の3フレットと3弦の7フレットどちらもDですが、すこし音が強くなりました。

しかし、まあ全体のバランスとしては改善した感じが強くします。

本当だろうかと、効果を疑う気持ちもあるので、しばらく様子を見てみます。

簡単にはがせて、また貼れるのでいろいろ試してみようと思います。

こんな時は計測器があると結果が数字で出てくるのではっきりするんですけどねえ、無いものを言っても仕方がない。


当分は楽しめそうです。

2010-02-17 10:16:46 | ウルフトーン

カーリング女子、やりましたねぇ。

と言ってもまだ予選ですが。

30m先の1cmを狙うスーパーショット連発でした。

どこまで行くかではなくて最後までいけ!

昨日は、ウルフトーンについて調べていたのであまりギターは弾いていませんでしたが、なぜか今日は手首が痛いです。

ここらで少し休養した方がいいのかもしれません。

ウルフトーンの存在を認識したのは大変意義のあることでした。

それでは、ウルフトーンを認めながらその音を弾きこなすにはどうしたらいいのか、単純にG#は弱めに弾くと言ったことでは済まないわけで、弦の違いポジションの違いによってウルフトーンの出方をよく聞き分けた上で、楽曲の雰囲気作りも考慮した上でタッチをコントロールすることになると思います。

ギター自体は、取り替えられるのは弦と糸巻きぐらいで、あとは表面板に制震シートなどがあれば貼り付けるなどの工夫があるかと思います。

あと、弦を駒に固定するときに小さな貝殻のような物を利用することがあるらしいのですが、あれってどうなんでしょうか?

いろいろと調べることが出てきて、当分は楽しめそうです。