分類 : 歴
鹿島の石碑を探る(15) 場所 : いわき市常磐松久須根町
鹿島街道にある、鹿島神社前の信号(T字路)を曲がって道なりに進んでいくと常磐バイパスの高架橋が見えてきますが、六地蔵の石碑はその高架下付近にあります。
石碑の周りに5、6個の大きな硬質岩石が置かれているが、これは昭和46年に道路の拡張工事が行われて六地蔵の磨崖仏が取り壊されてしまった名残です。
六地蔵は像高約60センチで、松久須根駒込地内の山がせり出した場所の硬質岩に彫られていましたが惜しくも造形を失いました。
しかし、村内の人々の拠出金によって同年6月吉日に現在の地に六地蔵の石碑を建てました。
残念ながら地蔵そのものは一体も見ることは出来ないが、石碑の台石に使用した丸型の巨石は工事中に同地から出たものを生かしています。
昭和四十六年六月 吉日
〈碑文〉 六地蔵尊
松久須根町一同 建立
※下に21人の寄付者の記名があります。
鹿島の石碑を探る(15) 場所 : いわき市常磐松久須根町
鹿島街道にある、鹿島神社前の信号(T字路)を曲がって道なりに進んでいくと常磐バイパスの高架橋が見えてきますが、六地蔵の石碑はその高架下付近にあります。
石碑の周りに5、6個の大きな硬質岩石が置かれているが、これは昭和46年に道路の拡張工事が行われて六地蔵の磨崖仏が取り壊されてしまった名残です。
六地蔵は像高約60センチで、松久須根駒込地内の山がせり出した場所の硬質岩に彫られていましたが惜しくも造形を失いました。
しかし、村内の人々の拠出金によって同年6月吉日に現在の地に六地蔵の石碑を建てました。
残念ながら地蔵そのものは一体も見ることは出来ないが、石碑の台石に使用した丸型の巨石は工事中に同地から出たものを生かしています。
昭和四十六年六月 吉日
〈碑文〉 六地蔵尊
松久須根町一同 建立
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