《数多くある民放TV番組の一つ》
分類・PV
日本でテレビ放送が開始されてから55年が経過したことになりますが、国営から民放テレビ局も加わり東京を一例に挙げるとNHKの他に民放は6局あります。
更に全国の系列テレビ局を加えると相当な数に上る筈です(私に調べる気がありませんので、その数は把握しておりません)
評論家の大宅壮一が生前「テレビは日本国民を1億総白痴化にする」と苦言を呈しましたが先見の明があったと思います。
テレビ放送が始まった頃には放映時間が断続的で、今日のように1日24時間のべつ隈なくやっている訳ではありませんでしたから、惰性でテレビを観ているというようなことはありませんでした。
また、番組の内容から云っても中身の濃いものだったように思います。
私は毎朝、新聞が届けられるとその日のテレビ番組の中から観たい番組をチェックしておき時間に余裕があれば観るようにしています。
ですから日によっては全く観ないこともありますし、仮にチェックしたものを全部観たとしてもせいぜい1~2時間程度のものです。
実母と二人暮らしの私は日中は外出しているか、家に居ても大概は別の部屋にいるので同居でも行動は必然的に異なります。 母は天気の良い日は日向ぼっこを兼ねて新聞を広げていますが、あとは知り合いが御茶飲みにきて雑談していく以外はテレビを観るか横になっているかです。
昨日、母が観ていたテレビで感じたことは実に不可解な番組でした(=写真)
芸能人のクイズ番組で出演者のセリフで①「全然、食べれる」と言ったり、クイズの出題に対して解答者が②「○○?」という答え方をしているではないですか。
これって絶対に間違った言い方だと私は思いましたが、現代の人たちには何の抵抗もないのでしょうか。
①に関しては「全然」(否定)と「食べれる」(肯定)で、一体どっちなのかと聞きたくなるし、また「食べれる」ではなく日本人なら「食べられる」というのが普通の言い方でしょう。
②では、答える時には断定しなければ答にはならないと思います。「○○?」と疑問符を付けたような答では、逆に出題者に答を聞いていることになります。
ここで出題者が「聞いているのは私のほうです、△か○かをハッキリ答えて下さい」というのかと思いきや「正解」と言ってパスでした。
「クイズ」という番組そのものは、視聴者の知識力アップに貢献するもので大賛成ですが、会話のやりとりや番組進行上の配慮が欠如しているように思われ、この儘では「言葉の使い方」が益々、崩壊していくな、と危惧の念を抱きました。
大宅壮一先生、日本国に蘇えって今度は“1億2,000万人総白痴化”と叫んで下さい。
本日の催し 4月13日(火) 九紫 赤口 旧暦2/29
◆「歌の輪会」 13:00~ 於・鹿島公民館 0246-29-2250
分類・PV
日本でテレビ放送が開始されてから55年が経過したことになりますが、国営から民放テレビ局も加わり東京を一例に挙げるとNHKの他に民放は6局あります。
更に全国の系列テレビ局を加えると相当な数に上る筈です(私に調べる気がありませんので、その数は把握しておりません)
評論家の大宅壮一が生前「テレビは日本国民を1億総白痴化にする」と苦言を呈しましたが先見の明があったと思います。
テレビ放送が始まった頃には放映時間が断続的で、今日のように1日24時間のべつ隈なくやっている訳ではありませんでしたから、惰性でテレビを観ているというようなことはありませんでした。
また、番組の内容から云っても中身の濃いものだったように思います。
私は毎朝、新聞が届けられるとその日のテレビ番組の中から観たい番組をチェックしておき時間に余裕があれば観るようにしています。
ですから日によっては全く観ないこともありますし、仮にチェックしたものを全部観たとしてもせいぜい1~2時間程度のものです。
実母と二人暮らしの私は日中は外出しているか、家に居ても大概は別の部屋にいるので同居でも行動は必然的に異なります。 母は天気の良い日は日向ぼっこを兼ねて新聞を広げていますが、あとは知り合いが御茶飲みにきて雑談していく以外はテレビを観るか横になっているかです。
昨日、母が観ていたテレビで感じたことは実に不可解な番組でした(=写真)
芸能人のクイズ番組で出演者のセリフで①「全然、食べれる」と言ったり、クイズの出題に対して解答者が②「○○?」という答え方をしているではないですか。
これって絶対に間違った言い方だと私は思いましたが、現代の人たちには何の抵抗もないのでしょうか。
①に関しては「全然」(否定)と「食べれる」(肯定)で、一体どっちなのかと聞きたくなるし、また「食べれる」ではなく日本人なら「食べられる」というのが普通の言い方でしょう。
②では、答える時には断定しなければ答にはならないと思います。「○○?」と疑問符を付けたような答では、逆に出題者に答を聞いていることになります。
ここで出題者が「聞いているのは私のほうです、△か○かをハッキリ答えて下さい」というのかと思いきや「正解」と言ってパスでした。
「クイズ」という番組そのものは、視聴者の知識力アップに貢献するもので大賛成ですが、会話のやりとりや番組進行上の配慮が欠如しているように思われ、この儘では「言葉の使い方」が益々、崩壊していくな、と危惧の念を抱きました。
大宅壮一先生、日本国に蘇えって今度は“1億2,000万人総白痴化”と叫んで下さい。
本日の催し 4月13日(火) 九紫 赤口 旧暦2/29
◆「歌の輪会」 13:00~ 於・鹿島公民館 0246-29-2250
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