いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

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失望させる予算委の質疑

2010-01-27 08:02:48 | Weblog
                      《答弁に立とうとする鳩山首相》                分類・政

 2010年度予算案の審議を行う通常国会が開かれています。

 自民・公明両党から民主党(連立)に政権がバトンタッチされてから、初の通常国会が18日に召集されたことになりますが今日(26日)は、参議院に於いて予算委員会の質疑が開かれました。

 今度の国会は鳩山政権が編成した予算案などの審議を通じて、政権交代によって何がどう変わったのかを確認する意味で興味があったし、野党がそれに対する意見や反論をぶつける論戦を期待しつつ、一日も早い予算が成立することを願いながらテレビを観ました。
 (※写真はNHK・TV 参議院予算委員会質疑中継から)

 ところが衆・参ともに政治家による旧態依然の「政治と金」に関する問答に終始して、肝心の「予算成立」への道は程遠いと感じたのが私の率直な思いです。
 テレビ中継があることを意識して政権与党を揺さぶり、野党としての立場をアピールしようという心境は判りますが国民の一人として単刀直入に云わせて貰えば「場違いではありませんか?」と私は言いたい位です。

 勿論、政治家が政官業との癒着や裏金、脱税などの行為を容認するものではありません。
 どの党が政権を取っても下野した党は、いつも予算委でヤリ玉に上げるのは「政治家と金」の問題で、貴重な時間を費やし最終的に補正予算を組むような事態に陥るのでは、国民から“厭きれて物も言えない”と言われても仕方がありません。

 もし、与野党ともにザル法と酷評されている「政治資金規正法」に本気で取り組む意志と覚悟があるならば専門の委員会を設けて、それこそ超党派で議論し改正・成立をさせて下さい。
 そして今、政治家の皆さんの足元には零細企業の経営難、派遣切り、生活保護、新卒者の就職難、等々明るい展望を見ることさえ出来ず苦境に立たされている人達が蔓延している事を忘れないで下さい。
 

 本日の催し  1月27日(水)     五黄 赤口    旧暦12/13

   ◆「御代の大仏に迫る」展   主催・鹿島歴史の会   
                          於・いわき市暮らしの伝承郷    0246-29-2230

   ◆「鹿島ウクレレクラブ」  13:00~   於・鹿島公民館    0246-29-2250

   ◆「新春鹿島地域づくり交換会」  18:30~   於・パレスいわや   0246-58-5555

   
コメント
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