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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日からききはじめた、マリオ・ブルネッロのヴィオロンチェロ・ピッコロによる「Bach: Sonatas and Partitas for Solo Violoncello Piccolo」。このブログでは2017年3月に、マルック・ルオヤラン・ミッコラのチェロによる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータをきいていますが、ヴィオロンチェロ・ピッコロでの全曲録音はブルネッロがはじめてかと思います。楽器はフィリッポ・ファッサーの2017年製のそれ(アントニオおよびジローラモ・アマティ)で、録音は2018年。これから楽しむのはパルティータ第1番(BWV1002)です。

CD : A 469(ARCANA)

A 469

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今週きいていくのは、先週と同じ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。ただし、楽器はヴァイオリンではなく、標記のようにヴィオロンチェロ・ピッコロで、演奏はイタリアの奏者、マリオ・ブルネッロです。アルバム「Bach: Sonatas and Partitas for Solo Violoncello Piccolo」(2018年録音)にはソナタとパルティータが番号順に収録されており、ここでもその順にソナタ第1番から楽しみます。楽器は先月きいたブルネッロの「Bach transcriptions」(2021年録音)と同じ、フィリッポ・ファッサーの2017年製の楽器(アントニオおよびジローラモ・アマティ)です。

CD : A 469(ARCANA)

A 469

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復活節後第5日曜日にきくのは、ハリー・クリストファーズとザ・シックスティーンによるト長調のミサ曲(BWV236)です。ふだんならカンタータをきくところですが、この日のためのカンタータは2曲しか伝承しておらず、録音もさほど多くないため、かわりにミサ曲をきくことにしました。BWV236の全6曲はすべて、カンタータからの転用で構成されています。第1曲はカンタータ「心せよ、汝の敬神に偽りなきやと」(BWV179)の第1曲、第2曲は「主なる神は日なり、盾なり」(BWV79)の第1曲、第3曲は「汝なにゆえにうなだれるや、わが心よ」(BWV138)の第5曲、第4曲はBWV79の第5曲、第5曲はBWV179の第3曲、第6曲は「感謝の供えものを献ぐる者は、われを讃う」(BWV17)の第1曲からの転用です。クリストファーズたちのCD「ルーター派ミサ曲第2集」(2013年録音)には、第4曲の原曲がふくまれる「主なる神は日なり、盾なり」も収録されています。

CD : COR16120(CORO)

COR16120

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ファビオ・ビオンディのヴァイオリンできいてきた、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。アルバム「Bach: Sonatas & Partitas」(2020年録音)にはソナタとパルティータが番号順に収録されており、これからきく無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番(BWV1006)でアルバムが閉じられます。パルティータ第3番は、プレリュードに導かれ、ルール、ガヴォット・アン・ロンドー、第1、第2メヌエット、ブーレー、ジーグと5曲の舞曲で構成。プレリュードは、ライプツィヒ市参事会交代式のためのカンタータ「われら汝に感謝す、神よ、われら汝感謝す」の、じつに華やかなシンフォニアに改作されています。

CD : V 7261(naive)

V 7261

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今週きいているのは、ファビオ・ビオンディが2020年に録音した「Bach: Sonatas & Partitas」。収録順=番号順に楽しんでいるので、これからきくのは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番(BWV1005)ということになります。ソナタ第3番は、アダージョ、フーガ(アラ・ブレーヴェ)、ラルゴ、アレグロ・アッサイと、ほかのソナタと同じ4楽章。ビオンディの演奏では、繊細に歌うフーガがとりわけ印象的です。

CD : V 7261(naive)

V 7261

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さわやかな朝にきくのは、ファビオ・ビオンディによる無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番(BWV1004)。パルティータ第2番は、アッレマンダ(アルマンド)、コッレンテ(クーラント)、サラバンダ(サラバンド)、ギガ(ジーグ)、チャッコーナ(シャコンヌ)からなり、なんといってもチャッコーナが有名です。ビオンディの演奏は、舞曲名がイタリア語表記であることを再認識させるもの。とくにコッレンテやギガではそれを感じさせます。

CD : V 7261(naive)

V 7261

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今週のバッハは、還暦をすぎて初録音した、ファビオ・ビオンディの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを楽しんでいます。2020年録音の「Bach: Sonatas & Partitas」には、6曲が番号順に収録されており、これからきくのは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番(BWV1003)です。ソナタ第2番は、グラーヴェ、フーガ、アンダンテ、アレグロの4楽章で構成されています。

CD : V 7261(naive)

V 7261

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今宵楽しむのは、ロバート・キングとキングス・コンソートによる「Handel: The Coronation of King George II」です。このDVDは、ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂でおこなわれた、ジョージ2世の戴冠式を再構成したライブ映像(2018年1月17日)。ジョージ2世の戴冠式は、1727年10月22日にウエストミンスター・アビーでおこなわれ、これに4曲のアンセムを提供したのがヘンデルです。ヘンデルのほかには、ヘンリー・パーセル、ジョン・ブロー、トーマス・タリス、ジョン・ファーマー、オーランド・ギボンズ、ウィリアム・チャイルドの曲が収録され、戴冠式を彩っています。映像も音楽も美しく、目と耳でジョージ2世の戴冠式を追体験できる好DVD。また、キングたちにはDVDと同趣旨のCD「The Coronation of King George II」(2001年)や、戴冠式アンセム4曲を収録した「Handel: Fireworks Music & Coronation Anthems」(1989年)のCDもあります。

ところで、先日のチャールズ3世の戴冠式では王室の伝統にならって、アンセム「司祭ザドク」のみが塗油(3枚の衝立で囲われ儀式は非公開)にさいして歌われました。これにはアンドリュー・ネスシンハ(アビー聖歌隊主席指揮者、オルガン奏者)の指揮のもと、アビー聖歌隊、セント・ジェームズ宮殿王室礼拝堂聖歌隊、メソジスト・カレッジ礼拝堂聖歌隊(ベルファスト)、トゥルーロ大聖堂聖歌隊少女合唱団、モンテヴェルディ合唱団員、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団などの特別編成のオーケストラ(アントニオ・パッパーノ指揮)が参加。なお、ジョン・エリオット・ガーディナー、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツは、戴冠式直前に出演。バッハの曲などを演奏して雰囲気を盛り上げていました。

※DVD(CSV005)はPAL方式のため、日本の一般的なプレーヤーでは再生できません。PCだと問題なく再生できます。

CSV005

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今日これから楽しむのは、ファビオ・ビオンディによる無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番(BWV1002)。このパルティータも、昨日からききはじめた「Bach: Sonatas & Partitas」に収録されており、録音は2020年。舞曲の構成はアルマンド、クーラント、サラバンド、テンポ・ディ・ボレアで、それぞれにドゥーブル(変奏)が付されています。

CD : V 7261(naive)

V 7261

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ゴールデンウィーク明けの今週楽しむのは、ファビオ・ビオンディが2020年に録音した「Bach: Sonatas & Partitas」です。ビオンディは1961年生まれのイタリアのヴァイオリン奏者、指揮者。これまでビオンディのバッハは、ヴァイオリン・ソナタ(1995年録音)、復元ヴァイオリン協奏曲(1999年録音)、イアン・ボストリッジをフィーチャーしたカンタータ(2000年録音)がありましたが、ここできいていく無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータは、キャリアではじめての録音です。収録は番号順どおりになっており、これからきくソナタ第1番(BWV1001)からその順で楽しみます。

CD : V 7261(naive)

V 7261

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ゴールデンウィーク最終日、復活節後第4日曜日にきくのは、シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドによる「わが去るは汝らの益なり」です。このBWV108は1725年4月29日に初演されたカンタータで、アリア(バス)、アリア(テノール)、レチタティーヴォ(テノール)、合唱、アリア(アルト)、コラールという6曲からなります。クイケンはこれをいつものように、パート1名による合唱(OVPP)で録音しています。4人の歌手はシーリ・ソーンヒル、ペトラ・ノスカイオヴァ、クリストフ・ゲンツ、ヤン・ファン・デル・クラッベン。録音は2008年です。

CD : ACC 25310(ACCENT)

ACC 25310

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今週後半にきいてきたのは、アリスン・クラム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とローレンス・カミングス(チェンバロ)による「J.S.Bach / Sonatas for Viola da gamba and Harpsichord」(1999年録音)。このアルバムから番号順=収録順にきいてきたので、これからきくのはソナタ第3番です。奏者の生年は、クラムが1949年、カミングスが1968年と、師弟ともいえる年齢差。録音からだと、歳下のカミングスが演奏を主導しているようにきこえるのがおもしろいですね。楽器は、クラムがジェイン・ジュリアーの1996年製ガンバ(ヤコブ・シュタイナー)、カミングスがブルース・ケネディの1992年製チェンバロ(ミヒャエル・ミートケ)です。

CD : SIGCD024(Signum Records)

SIGCD024

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昨日からききはじめた、アリスン・クラム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とローレンス・カミングス(チェンバロ)の「J.S.Bach / Sonatas for Viola da gamba and Harpsichord」。1999年に録音されたこのアルバムには、表題どおりヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ3曲が収録されており、これを番号順=収録順に楽しんでいます(ほかにカミングスのため、「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」から3曲を併録)。2人の使用楽器は、ヤコブ・シュタイナーにもとづくジェイン・ジュリアーのガンバ(1996年製)と、ミヒャエル・ミートケにもとづくブルース・ケネディのチェンバロ(1992年製)です。

CD : SIGCD024(Signum Records)

SIGCD024

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今週後半にきいていくのは、ともにイギリスの奏者のアリスン・クラムとローレンス・カミングスによる、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための3曲のソナタです。アルバムにはガンバ・ソナタ3曲が番号順に収録されており、ここでもその順、つまりト長調のソナタ(BWV1027)から順に楽しみます。使用楽器は、クラムがジェイン・ジュリアーの1996年製のガンバ(ヤコブ・シュタイナーにもとづく)、カミングスはブルース・ケネディの1992年製のチェンバロ(ミヒャエル・ミートケにもとづく)。録音は1999年です。

CD : SIGCD024(Signum Records)

SIGCD024

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これから楽しむのは、ロッテ・ヌリア・アドラー(マンドリン)による、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番。この録音は、一昨日からきいている「Bach x Ysaÿe」に収録された無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ3曲中の1曲です。マンドリンはバッハとも相性がよく、このブログでも、アロン・サリエル、クリス・シーリ、カテリーナ・リヒテンベルク、アヴィ・アヴィタルの演奏をきいており、どれも楽しめるものでした。この4人のうちリヒテンベルクは、ケルン音楽大学でのアドラーの師にあたります。

Bach x Ysaÿe

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