これからきくのは、キリストの昇天を祝う昇天節のためのカンタータ、「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」です。このBWV43は1726年5月30日に初演。3本のトランペットをともなう編成で、2部11曲構成というカンタータです。演奏はジョン・エリオット・ガーディナーたちのものですが、そのガーディナーには2種の録音があります。Soli Deo Gloria(2012年)とArchiv Produktion(1993年)の録音がそれですが、SDGのものは2018年にすでにきいています。したがって、ここでは選択の余地なく、Archiv Produktion(1993年)の録音できくことになります。管弦楽と合唱は、いつもどおりイングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団。独唱者にはナンシー・アージェンタをはじめ、当時のよい歌手をそろえています。
CD : 463 583-2(ARCHIV PRODUKTION)