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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日からききはじめた、ロレンツォ・ギエルミによる6つのパルティータ(「クラヴィーア練習曲集 第1部」)。きいていくのは収録順で、今日これから楽しむのは第3番(BWV827)です。6つのパルティータには、それぞれ前奏曲がつけられていますが、この第3番はファンタジア。これに続く舞曲は、アルマンド、コッレンテ、サラバンド、ブルレスカ、スケルツォ、ジーグが続きます。ギエルミが弾いているのは、キース・ヒルの2001年製チェンバロ(無銘の18世紀ドイツ製チェンバロにもとづく)で、録音は2019年です。

CD : PAS 1105(Passacaille)

PAS 1105

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今週きいていくのは、ロレンツォ・ギエルミによる6つのパルティータ(「クラヴィーア練習曲集 第1部」)です。ギエルミは、1959年、イタリア生まれの鍵盤楽器奏者。ここで弾くチェンバロのみならず、オルガン、フォルテピアノも弾き、カンタータの指揮などもする才人です。CDの録音は2019年で、第1番、第3番、第4番、第2番、第5番、第6番という順で収録されており、ここでもパルティータ第1番(BWV825)から収録順のまま楽しみます。使用楽器は、キース・ヒルの2001年製チェンバロ(無銘の18世紀ドイツ製チェンバロに触発され製作)です。

CD : PAS 1105(Passacaille)

PAS 1105

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復活節前第3日曜日(四旬節第4日曜日)にきくのは、ハンス・ファーイウスによる「われらに救いを賜うキリストは」です。このBWV620は、「オルガン小曲集」所収の受難節のためのオルガン・コラール。復活節前第3日曜日用カンタータが伝承されていないため、その代替です。ファーイウスの弾くのは、スウェーデンのマリエフレッド教会のオロフ・シュヴァンによるオルガン(1787年建造、1887年と1935年に改修)で、録音は1986年です。

CD : BIS-CD-329/30(BIS Records)

BIS-CD-329/30

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これからきくのは、1984年、ポーランド生まれのチェンバロ奏者、マルツィン・シヴィオントキエヴィチによる「半音階的幻想曲とフーガ」(BWV903)です。この曲が収録されているのは、「CROMATICA – the art of moving souls」と題されたCD。「半音階、魂を震わす技」とでも訳しておけばいいでしょうか、半音階を効果的にもちいた、ブル、フローベルガー、スウェーリンク、ラモー、ド・ラ・ゲール(エリザベト・ジャケ)、スカルラッティ(ドメニコ)、ソレールなど、13人の作曲家(作者不詳が1人)のチェンバロ作品で構成されています。バッハはちがいますが、ブル、フローベルガー、スウェーリンクあたりはエンハーモニック鍵盤をもつチェンバロで弾かれており、とてもおもしろいCDとなっています。バッハは、ヨハネス・ルッカースにもとづく、クリスティアン・フックスの2008年製のチェンバロで弾いており、即興的な色彩のとても強い演奏で、こちらもおもしろすぎます。録音は2015年です。

CD : 555142-2(cpo)

555142-2

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これから楽しむのは、マルティン・シュタットフェルトによるピアノ協奏曲第5番(SONY CLASSICAL 82876804282)です。この第5番の両端楽章でのシュタットフェルトは、アヒム・フィードラー指揮のルツェルン祝祭弦楽合奏団とともに、ゴツゴツした感じでの演奏。それと対照的に、有名なラルゴの中間楽章では甘くなりすぎることなく、速めのテンポでさらりと弾いています。そのあたりは美しい草書のようですね。録音は2005年です。

82876804282

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昨日からききはじめた、マルティン・シュタットフェルトによるピアノ協奏曲(SONY CLASSICAL 82876804282)。収録曲中、協奏曲のみを第1番から収録順に楽しんでいます。今日これからきくのは、その第2番。シュタットフェルトの演奏は、じつに自由闊達で、しかも、もはやその四文字熟語での表現さえ古くさく感じる清新さです。いまから40年ほどまえの録音になる、トレヴァー・ピノックの同曲の演奏と印象が重なります。

82876804282

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今日からきいていくのは、マルティン・シュタットフェルトによるピアノ協奏曲(SONY CLASSICAL 82876804282)で、その第1番、第2番、そして第5番です。シュタットフェルトは、1980年生まれのドイツのピアノ奏者。ずいぶんまえになりますが、このブログでも「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」(2007年録音)をちらっと紹介したことがあります。ピアノ協奏曲のアルバムは、「平均律」よりまえ、2005年の録音で、「平均律」第1巻からの2曲のプレリュードとフーガも収録。ここではその2曲ははぶき、協奏曲のみを第1番から順に楽しみます。

82876804282

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先週からきいてきた、イタリアのオルガン奏者、マヌエル・トマディンのCD「December 1705」。2019年に録音されたこのCDは、「ブクステフーデとJ.S.バッハのオルガン音楽」と副題されているように、ブクステフーデが青年期のバッハに与えた影響を、じっさいの音としてたしかめる趣旨のプログラム構成。二人の作品は6曲ずつ収録されているのですが、ここではバッハの作品のみ、しかもコラールにもとづく2曲をのぞく自由曲4曲のみを収録順にきいてきました。これから楽しむのはハ長調のプレリュード(BWV566)ですが、トマディンの録音では、一般的なホ長調稿ではなく、異稿のハ長調稿が選ばれています。使用楽器は、オランダのフローニンゲンのマルティニ教会のオルガン(アルプ・シュニットガー・オルガン)です。

CD : 95941(BRILLIANT CLASSICS)

95941

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これからきくのは、マヌエル・トマディンのオルガンによるイ短調のプレリュードとフーガ(BWV551)。トマディンのアルバム「December 1705」の主旨どおり、BWV551は「北ドイツ・オルガン楽派(とくにブクステフーデ)の影響が著しい作品」(『バッハ事典』)です。使用楽器は、フローニンゲン(オランダ)のマルティニ教会のアルプ・シュニットガー・オルガン(1691/92年)。録音は2019年です。

CD : 95941(BRILLIANT CLASSICS)

95941

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復活節前第4日曜日(四旬節第3日曜日)にきくのは、ジェラール・レーヌとイル・セミナリオ・ムジカーレによる「罪に手むかうべし」です。このBWV54は、1714年3月4日に初演されたとみられる、アルト独唱のためのカンタータ(全3曲)。レーヌの艶やかな声はじつに魅力的(録音時は40代半ば)ですが、バッハとは異質が感じがしないわけでもありません。なお、録音は2001年です。

CD : E 8873(Astrée)

E 8873

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今日これから楽しむのは、マヌエル・トマディンのオルガンで、偽作の疑いのあるト長調のフーガ(BWV577)。この曲は昨日きいた同調のファンタジー(BWV571)と同じく「December 1705」(2019年録音)に収録されたもの。表題の「1705」はバッハがリューベックを訪問した年で、その年の12月2日と3日には、ブクステフーデが作曲した神聖ローマ帝国皇帝のためのアーベントムジーク(「悲しみの城」と「栄光の宮」)が上演されています。

CD : 95941(BRILLIANT CLASSICS)

95941

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今日からきいていくのは、イタリアの鍵盤楽器奏者、マヌエル・トマディンが2019年に録音した「December 1705」。このCDにはブクステフーデとバッハのオルガン曲が6曲ずつ収録されており、ここではバッハの収録曲中、自由曲の4曲を楽しむ予定です。これからきくのは、偽作の疑いがもたれているト長調のファンタジー(BWV571)。トマディンが弾くのは、フローニンゲン(オランダ)のマルティニ教会のアルプ・シュニットガー・オルガン(1691/92年)です。

CD : 95941(BRILLIANT CLASSICS)

95941

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これからきくのは、ジョナサン・マンソントレヴァー・ピノックによるト短調のガンバ・ソナタ(BWV1030b)。ト短調のガンバ・ソナタといっても、先日きいたBWV1029ではなく、BWV番号からもわかるように、ロ短調のオブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタの異稿としてのソナタです。フルートとちがい、ガンバだと重心がぐっと下がり、響きが渋くなりますが、二人の演奏をきいていて違和感はなく、とても楽しめます。なお、このブログでは、マンソンたちと同じ編成での録音を、マルック・ルオラヤン・ミッコラとミクローシュ・シュパーニの演奏でもきいています(記事は「ソナタ ト短調 BWV1030a」)。

CD : AV2093(Avie Records)

AV2093

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今夜、しばしの時間、「Folia」と題されたCD(GLOSSA GCD 923520)を楽しみます。このCDは、さまざまなフォリアを、さまざまな演奏家、団体の演奏できく、コンピレーション・アルバム。マラン・マレ、アルカンジェロ・コレッリ、アントニオ・ヴィヴァルディといった有名なフォリアから、ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ、ガスパール・サンス、ディエゴ・オルティスらのあまり有名でないものまで、多彩なフォリアを楽しむことができます(ざんねんながらバッハのフォリアは入っていません)。とにかく、気晴らしにはもってこいです。

GCD 923520

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今日これから楽しむのは、ジョナサン・マンソントレヴァー・ピノックによるニ長調のガンバ・ソナタ(BWV1028)。マンソンはカーティス・ブライアント製作(1978年)の7弦ガンバ、ピノックはデイヴィッド・ウェイ製作(1982年)のチェンバロ(エムシュにもとづく)弾いての録音です。ここまで「J S BACH Sonatas for viola da gamba & harpsichord 」から収録順に、今日のBWV1028をふくめ3曲のガンバ・ソナタをきいてきたのですが、CDにはもう1曲ののガンバ・ソナタが収録されており、明日はそれを楽しむことにします。

CD : AV2093(Avie Records)

AV2093

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