毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今年の聖金曜日は、「マタイ受難曲」のいろいろな映像作品の中から、トン・コープマンたちによるものを視聴しました。じつはコープマンに決めるまでの選択肢の中には、YouTubeで公開されているジョン・エリオット・ガーディナーたちの「マタイ受難曲」も入っていました。その映像作品は、2016年3月23日、ブリュッセルでの演奏会を収録したもので、同地でのテロ翌日の演奏会だったのです。上演にさきだち、ガーディナーがスピーチし、みなで黙祷をささげるところから「マタイ受難曲」ははじまります。この演奏会を今年の聖金曜日にと思ったのですが、オフィシャルな映像かは不明でしたので、記事にするのはあきらめました。ブリュッセルでの演奏会をふくめた16回のツアーの結実は、同年9月22日にピサ大聖堂でライブ録音されたCDになっていますが、ブリュッセルでの映像もやはりすばらしいものです(昨年紹介しそびれてしまいましたが、現時点でもYouTubeにあると思います)。なお、福音史家役はCDのジェームズ・ギルクリストとことなり、ブリュッセルではマーク・パドモアが歌っていました。また、この演奏会にヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の市瀬礼子が参加(CDにも)しています。



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これから視聴するのは、スティーヴン・クレバリーたちによる「マタイ受難曲」(BWV244)。管弦楽はブランデンブルク・コンソート、合唱はキングス・カレッジ合唱団(少年と成人男性で編成)、ソプラノ・イン・リピエーノはジーザス・カレッジ合唱団(少年)という布陣です。6人の独唱者は、エマ・カークビーをはじめ、イギリスのすぐれた歌手たちで、福音史家役とイエス役はそれのみ歌い、レチタティーヴォとアリアは独唱者4名ですべてをまかなっています。1994年、ケンブリッジのキングス・カレッジ礼拝堂で収録されたものですが、残念ながら画質はあまりよくありません。ちなみに、エンドクレジットにはトン・コープマン夫人のティニ・マトーの名がみえます。サウンド・プロデューサーとして、この映像作品に参加しているようです。

DVD : 99929(BRILLIANT CLASSICS)

99929

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聖金曜日に視聴するのは、トン・コープマンたちによる「マタイ受難曲」(BWV244)。一昨日、昨日と、「マタイ受難曲」の映像作品を視聴してきましたが、今日のコープマンたちのDVDはこれまでとちがい、ピリオド楽器による演奏です。管弦楽と合唱はいつものように、アムステルダム・バロック・オーケストラと同合唱団。独唱者は、イェルク・デュルミュラーの福音史家をはじめ、堅実な布陣というところです。編成は第1群の管弦楽が23名、合唱が15名、第2群の管弦楽は17名、合唱は14名、ソプラノ・イン・リピエーノが18名と、昨日のカール・リヒターにくらべると、ずいぶん小編成となりました。なお、映像は教会でのライブ収録で、2005年3月22日と23日におこなわれています。

DVD : CCDVD72233(Challenge Classics)

CCDVD72233

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これから視聴するのは、カール・リヒターたちによる「マタイ受難曲」(Deutsche Grammophon 0440 073 4149 0)。じっさいには、早起きして第1部は視聴しているので第2部からですが。ともかく、1971年に録画されたこの映像作品は、バッハ教リヒター派の宗教祭儀をみるかのようで(司式者はもちろん教祖リヒター)、独特の感銘を受けます。スタジオの白い舞台に、吊られた白い巨大な十字架。これらは、演出のフーゴー・ケッヒのアイデアだったのでしょうか。気になるのは曲ごとにこまかくカット割りされていること。したがって、おそらく撮影はこま切れに近いものだったと思われます。しかし、音楽そのものの緊張感は一貫していますし、映像からも緊迫感が伝わってきます。

0440 073 4149 0

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これから視聴するのは、イヴァン・フィッシャー指揮の「マタイ受難曲」(ARTHAUS MUSIK 108 075)で、2012年にコンセルトヘボウで収録された映像作品。記事「イヴァン・フィッシャーたちによる「マタイ受難曲」でヴィオラ・ダ・ガンバを奏いているのは?」でふれたもので、その後、ブルーレイを入手しました。受難週(聖週間)とはいえ、まだ金曜日ではありませんが、今日から4日にわたって受難曲の映像作品をきいていく予定です。

フィッシャーとコンセルトヘボウの演奏は、じつに堅実で、現代オーケストラによる「マタイ」として、ひとつの標準となる映像作品といってよいかと思います。それとは別に、これをみていていつも気になるのは、第1曲でのフィッシャー。ソプラノ・イン・リピエーノを担当する30人近い少年少女たちが、フィッシャーを取り巻くように立ち、あたりまえながらフィッシャーをずっと注視しています。その近い視線を、フィッシャーはどう思っているのでしょうか。

108 075

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今日これからきくのは、昨日に続きピアノによる「ゴルトベルク変奏曲」(SONY CLASSICAL SK 60276)。音源は、アメリカのピアノ奏者マレイ・ペライアが2000年に録音したアルバムです。昨日きいたベアトリーチェ・ラナの演奏は、ピアノの特性をいかすと同時に、すぐれたチェンバロ奏者と共通するイマジネーション豊かで自在なものでした。対して、ペライアの演奏はじつに端正です。世代のちがいといってしまえばそれまでですが(ペライアは1947年生、ラナは1993年生)、ちょっと抑制が効きすぎている感じがします。しかし、これはこれですぐれた演奏だといえると思います。なお、手の故障中のバッハ研究の成果は、音楽だけでなく、譜例をまじえたペライアによる解説にもみることができます。

SK 89243

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これからきくのは、ベアトリーチェ・ラナによる「ゴルトベルク変奏曲」(Warner Classics 0190295880187)です。ラナは、まだ若い(1993年生)イタリアのピアノ奏者。この2016年録音の「ゴルトベルク変奏曲」がデビュー第2弾ということのようです。デビューCD(プロコフィエフとチャイコフスキーのピアノ協奏曲)もきいておらず、このCDも借りものなので、ラナはまったく未聴のピアノ奏者。若い才能が、「ゴルトベルク変奏曲」をどうきかせてくれるか楽しみです。なお、時間のつごうで、このあと第15変奏までをきき、夜にのこりをきく予定です。

0190295880187

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棕櫚の日曜日(枝の主日)にきくのは、鈴木雅明たちによる「天の王よ、汝を迎えまつらん」です。このBWV182は、バッハのヴァイマール宮廷楽団楽師長就任第一作ととして、1714年3月25日に初演されたカンタータ。BCJのカンタータ全集は初演年代順の録音(1995年から開始)ということで、このBWV182の録音(第3巻)は初期の1996年。録音後期とくらべ、合唱の編成は18名とやや大きめな編成をとっています。独唱者は、米良美一、櫻田亮、ペーター・コーイです。

CD : BIS-CD-791(BIS Records)

BIS-CD-791

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レイラ・シャイエのヴァイオリン、イェルク・ハルベクのチェンバロできいてきたヴァイオリン・ソナタ。これからきくのは最後のソナタ、ト長調の第6番(BWV1019)です。アルバムにはさらに、この第6番の異稿も収録されており、ここではそれらは続けてきいておきます。ここまできいてきた二人の録音は、近年の奏者に共通するニュアンスの豊かさと、しなやかさを感じさせるものでした。とくに批判をうけそうなシャイエの大胆な装飾(解説書の「演奏についての覚え書き」でも言及)は、演奏の可能性を追求したもので、とても楽しめます。

CD : GCD 923507(GLOSSA)

GCD 923507

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今週は、レイラ・シャイエイェルク・ハルベクによるヴァイオリン・ソナタを楽しんでいます。二人のアルバム(2015年録音)から番号順(収録順)にきいているので、今日きくのはヘ短調の第5番(BWV1018)。昨日の第4番と同じく、この第5番の第1楽章でも、シャイエは豊かな装飾をくわえており、じつにおもしろくきくことができます。また、第3楽章のチェンバロがキラキラと美しく、これはききものです。

CD : GCD 923507(GLOSSA)

GCD 923507

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レイラ・シャイエ(ヴァイオリン)とイェルク・ハルベク(チェンバロ)の演奏できいているヴァイオリン・ソナタ。これからきくのはハ短調の第4番です。「オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ 第2番 イ長調 BWV1015 [9]」で紹介したように、YouTube上でこのBWV1017の第1楽章の映像が公開(チャンネル「Leila Schayegh」)されています。未視聴のかたはぜひ。使用楽器は、アンドレーア・グァルネリによる1675年製のヴァイオリン(サンタ・テレージア)と、ヒル/シューラーによる2005年製のチェンバロ(タスカン・モデル)です。

CD : GCD 923507(GLOSSA)

GCD 923507

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一昨日からききはじめた、レイラ・シャイエイェルク・ハルベクによるヴァイオリン・ソナタ。二人のアルバム(2015年録音)を番号順(収録順)にきいており、今日これからきくのはホ長調の第3番(BWV1016)です。使用楽器は、シャイエがアンドレーア・グァルネリによる1675年製のヴァイオリン(サンタ・テレージア)、ハルベクがヒル/シューラーによる2005年製のチェンバロ(タスカン・モデル)です。

CD : GCD 923507(GLOSSA)

GCD 923507

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レイラ・シャイエイェルク・ハルベクによるヴァイオリン・ソナタで楽しむ今週のバッハ。二人が2015年に録音した6曲のオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタを、昨日から番号順(収録順)にきいており、今日これからきくのはイ長調の第2番(BWV1015)。この第2番における二人の演奏は、のびやかで、いききとしており、即興性もあって、とても楽しむことができます。

ヴァイオリンのシャイエは1975年生まれのスイスの奏者。チェンバロのハルベクは1977年生まれで、同世代のデュオということになります。ハルベクは、2004年の第14回J.S.バッハ国際コンクールのオルガン部門の第1位。指揮者としても活動しています。二人のバッハは、YouTubeで視聴できます。チャンネル「Leila Schayegh」で、第4番の驚くべき第1楽章(ラルゴ)が公開されています。

CD : GCD 923507(GLOSSA)

GCD 923507

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今週のバッハは、レイラ・シャイエイェルク・ハルベクによるアルバム「協奏的チェンバロとヴァイオリン独奏のための6曲のソナタ」。アルバムは2015年の録音で、6曲のオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ、そして第6番の異稿(BWV1019a)が収録されています。今日からそれらを異稿をのぞき収録順(番号順)にきいていく予定で、これからきくのはもちろん、ロ短調の第1番(BWV1014)です。

CD : GCD 923507(GLOSSA)

GCD 923507

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今日は四旬節第5日曜日ですが、バッハのカンタータは伝承されていません。それで今日は昨日の予告どおり、ニコラス・ジャクソン(チェンバロ)とコンチェルターテ・オブ・ロンドンによる「音楽の捧げもの」(BWV1079)を楽しむことにします。音源は一昨日、昨日と同じで、2007年録音のアルバム。この録音での「捧げもの」の演奏順は、3声のリチェルカーレ(チェンバロ)、5曲のカノン、6声のリチェルカーレ(フルート、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ)、5曲のカノン、トリオ・ソナタというものになっており、カノンによっては2種の解決法で演奏しています。なお、フルートを吹いているのは、リセテ・ダ・シウバです。

CD : SOMMCD 077(Somm Recordings)

SOMMCD 077

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