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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




『クラシック音楽と女性たち』(青弓社)は、これまでのクラシック音楽史から欠落していた女性たちの音楽活動について、「女性たちが楽の音を紡ぐ場」という視点を導入して論じられた本。教会における女性歌手についての興味から派生して入手した本です。とりあげられた「場」は、劇場、家庭、公開演奏会、協会、学校、家庭で、そこには教会という「場」はないのですが、おもしろく読むことができます。コラムも充実しており、小林緑「平和と平等を願う女性作曲家たち」では、さまざまな困難を切り開いて活動した、1841年生まれのスウェーデンのオルガン奏者、作曲家、指揮者のエルフリーダ・アンドレも紹介されています。

クラシック音楽と女性たち

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昨日からきいている、オランダのオルガン奏者レオ・ファン・ドーセラールのアルバム「Bach Organ Fantasias」。収録曲中から、待降節という時節にあったコラールと、自由曲(ファンタジー)をきいており、今日きくのはト長調のファンタジー(BWV572)です。ドーセラールが弾くオルガンは、オランダのカンペンにある、ボーフェン教会内聖ニコラース教会のレイル・オルガン(1999/2000年)。録音は、建造直後の2001年です。

CD : NWC101309(NorthWest Classics)

NWC101309

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今日からしばらくは、レオ・ファン・ドーセラールのアルバム「Bach Organ Fantasias」を楽しみます。といっても、アルバム収録曲をすべてきくわけではなく、時節にあった待降節用のコラールと自由曲(ファンタジー)のみをきく予定です。まず今日きくのは、ヴァイマール稿によるオルガン・コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(BWV659a)。演奏者のドーセラールは、「イヴァン・フィッシャーたちによる「マタイ受難曲」でヴィオラ・ダ・ガンバを奏いているのは?」で、ちょっとだけふれたオランダのオルガン奏者。トン・コープマンほどではありませんが、音楽の情感にシンクロするように、体を大きくゆすって弾いています。

CD : NWC101309(NorthWest Classics)

NWC101309

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ブランディーヌ・ヴェルレのチェンバロできいてきた「インヴェンションとシンフォニア」。ここしばらくは、この1996年に録音されたアルバムから、まずインヴェンション、そしてシンフォニア、と番号順に楽しんできました。これからきくのは第15番のシンフォニア(BWV801)で、アルバムにはこのあとさらに、第1番の異稿などが収録されており、資料的にも価値があるアルバムとなっています。もちろん演奏もすぐれていて、ヨハネス・リュッカースのオリジナル・チェンバロ(ウンターリンデン美術館)の響きも美しくとらえられています。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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今日の日曜日は、待降節第3日曜日にあたりますが、バッハのカンタータは伝承されていません。ふだんならカンタータをきくところですが、ないものはいたしかたないので、今日はレギュラーできいているブランディーヌ・ヴェルレのシンフォニアを楽しむことにします。これからきくのは、第14番のシンフォニア。このBWV800はとても上品な音楽ですが、やや冷ややかなところもあります。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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今日の京都は明るい陽ざしがもどってきて、窓辺にいると眠気に誘われてきます。しかし、これからきく第13番のシンフォニアのは、そんなのどかな気分とはちがい、ちょっと哀調を帯びた音楽。と同時に、格調高く、じつに美しい音楽です。チェンバロ演奏はこれまでと同じくブランディーヌ・ヴェルレで、楽器はヨハネス・リュッカースのオリジナル・チェンバロです。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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ブランディーヌ・ヴェルレが、ヨハネス・リュッカースのオリジナル・チェンバロを弾いて録音した「インヴェンションとシンフォニア」。最近は、このアルバムを番号順に楽しんでおり、いまはシンフォニアをきいています。これからきくのは、第12番のシンフォニア(BWV798)。動きまわり、跳ね回っているような音楽です。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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出先の大阪で降りだした雨。予報よりも降りだしがはやく、さきほど帰ってきた京都も雨となっていました。暗くなるものはやく、鬱陶しい夕べとなりましたが、これからきく音楽のほうは雨にふさわしい、しっとりした雰囲気のある第11番のシンフォニア。これを、いつものようにブランディーヌ・ヴェルレのチェンバロで楽しむことにします。楽器はウンターリンデン美術館所蔵のヨハネス・リュッカースのチェンバロ(1624年)、録音は1996年です。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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今日もよい天気の京都。明日からは雨の予報なので、今日は晩秋の貴重な晴れまになっています。さて、ブランディーヌ・ヴェルレの演奏で楽しんでいるシンフォニア、これからきくのはト長調の第10番(BWV796)ヨハネス・リュッカースのオリジナル・チェンバロの響きは、元気で推進力のある音楽に、さらなる快活さをあたえています。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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昨日に続き、今日もきれいな青天の京都。空は澄みきっていて、高空の飛行機もくっきりみえています。窓辺の陽だまりでくつろいでいると、眠気にさそわれるような暖かさがあります。そんな天気の日にきくには、これからきくシンフォニア(BWV795)は、あまり似つかわしくないかもしれません。気品はあるものの、ちょっと鬱々としたところがあり、受難との関連も指摘されています。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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今日は絵にかいたような小春日和。上空には雲ひとつなく、深い青空がひろがっています。これから楽しむシンフォニアの第8番(BWV794)も、こんな日にきくのにふさわしい音楽で、突き抜けたような明るさがあります。チェンバロ演奏はこれまでどおり、フランスの奏者ブランディーヌ・ヴェルレです。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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先日、このブログで紹介したジョン・エリオット・ガーディナーたちによるロ短調ミサ曲。2015年の新録と1985年の旧録は、ほとんど同じコンセプトによる録音で、どちらもすぐれた成果をきかせてくれます。新旧ともに、オーケストラはピリオド楽器のそれで、合唱は混声。独唱者は原則合唱も歌い、5声のパートでいえばそれぞれ6人ほどです。

じっさいの人数でいうと、合唱は新録が32人、旧録が30人(特定楽曲のみ参加する歌手をふくむ)、オーケストラは新録が35人、旧録も35人(特定楽曲のみ参加する奏者をふくむ)です。アルト声部は旧録では全員カウンターテナーでしたが、新録では混声になりました。なお、旧録での独唱者のうち、リン・ドーソンとパトリツィア・クウェラは合唱を歌っていません。

演奏時間についても、新旧での差はあまりありません。表は新旧の楽曲ごとの演奏時間を比較(ナンバリングはウーヴェ・ヴォルフ校訂の新全集版)したものですが、全体的には思っていたよりもその差はわずかで、大きな差がみられたのはベネディクトゥスぐらいです。新旧のちがいは、けっきょく熟成度ということになるのでしょうが、旧録の清冽さも魅力を失っていません。

ガーディナー新旧ロ短調ミサ曲の演奏時間比較表

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今日は待降節第2日曜日。ふだんの日曜日はカンタンータをきいているのですが、待降節第2日曜日のためのバッハのカンタータは伝承されていません。ですので、今日はいまレギュラーで楽しんでいるブランディーヌ・ヴェルレのシンフォニアですごすことにします。きくのはシンフォニアの第7番(BWV793)。使用楽器は、ウンターリンデン美術館が所蔵する、ヨハネス・リュッカースのオリジナル・チェンバロです。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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昨日は荒れた天気でしたが、今日はおだやかな、まさに小春日和な天気となりました。これからきくシンフォニアの第6番(BWV792)は、活気と力強い推進力に満ちていて、小春日和というよりは、春たけなわ、という音楽です。また、おわるとみせかけてさらに、というおわりまぎわのフェントからは、バッハの遊び心を感じさせます。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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フランスのチャンバロ奏者ブランディーヌ・ヴェルレが、ヨハネス・リュッカースのオリジナル・チェンバロを弾いて録音した「インヴェンションとシンフォニア」。最近はこのアルバムを番号順に楽しんでおり、これからきくのはシンフォニアの第5番(BWV791)です。外は風が冷たいのですが、この曲は暖かみと安らぎを与えてくれます。

CD : E 8603(Astrée)

E 8603

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