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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




復活節後第4日曜日にきくのは、カンタータ「わが去るは汝らの益なり」。音源は、カール・リヒター指揮、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団、ヘルタ・テッパー、エルンスト・ヘフリガー、テオ・アダムによる、1967年の録音(ARCHIV PRODUKTION 439 374-2)です。「わが去るは……」はバスのアリアからはじまり、テノールのアリアとレチタティーヴォ、合唱、アルトのアリア、コラールという構成。テッパー歌う第5曲のアリアは、近年の演奏にくらべ、じつにゆったりしたテンポをとり、祈りの気分に満ちています。こういう演奏をきくと、リヒターのファンがいまでも多数いることが、じゅうぶん理解されます。なお、第1曲と第2曲のアリアのオブリガートは、それぞれ、マンフレート・クレメント(オーボエ・ダモーレ)、オットー・ビュヒナー(ヴァイオリン)です。

439 374-2

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昨日、鴨川左岸の遊歩道「花の回廊」を歩いていると、右岸には納涼床が建ちならんでいるのがみえました。そういえば、5月1日は床開きされたのだった、と思いおこしたのですが、月日の過ぎゆくのははやく、どうも現実の時の流れと、感覚の中での季節感が、あわなくなってきた昨今です。暑さ、寒さもおかしな感じですし。

さて、先々週から楽しんでいるフレデリク・デザンクロのオルガンの「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」。こちらも早くも第18番で、今日で4分の3をききおえることになります。このBWV886、あまりオルガンにはむかないと思っていましたが、デザンクロのレジストレーションの妙かじつにおもしろく、プレリュードなどじつにモダンな感覚です。

CD : Alpha 819(Alpha)

Alpha 819

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フレデリク・デザンクロのオルガンによる「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、これからくのは変イ長調の第17番です。このBWV886、プレリュードには連続する和音が何度も出現し、オルガンで弾くことで豊かな響きが楽しめるます。しかし、オルガンだと、やはりちょっと重くなりすぎるかもしれません。

CD : Alpha 819(Alpha)

Alpha 819

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