今日きくのは昨日に続き、アンジェラ・ヒューイットの「Bach: Fantasia, Aria & other works」(Hyperion CDA67499)から、ハ長調のフーガです。このフーガは、「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」に所収。ヒューイットは、昨日きいたト長調のアダージョとのペアになるフーガを望んでいたようですが、単独の同調フーガがないため、ハ長調のフーガを代替として収録したようです。また、同フーガの「最大の注目点」として、「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」第1番のフーガとの類似性を指摘しています(解説書)。演奏にあたってはスタインウェイ&サンズのピアノを弾いており、録音は2004年です。