復活節前第9日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「おのがものを取りて、行け」(BWV144)です。このカンタータは、1724年2月6日にライプツヒで初演、「この時期の作としては、異例なほど簡素なもの」(『バッハ事典』)で、合唱、アリア(アルト)、コラール、レチタティーヴォ(テノール)、アリア(ソプラノ)、コラールという構成。なお、その「異例なほど簡素」さゆえに、「偽作説も唱えられている」(『同』)とのことです。
CD : SDG 153(SDG)
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