毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




全音楽譜出版社から発刊された、二部からなる『正しいクラヴィーア奏法』(東川清一訳)。著者はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハで、『正しいクラヴィーア奏法に関する試み』(1753年)と『正しいクラヴィーア奏法 伴奏と自由なファンタジーの教則が論じられる第二部』(1762年)が、それぞれ、第一部、第二部とされています。ずいぶんまえから同書を紹介しようと思っていたのですが、今週きいているアンドラーシュ・シフの「J.S. Bach: Clavichord」で、シフがこの教則本に言及していたため、この機に紹介しておくことます。シフは同書を、イギリスの鍵盤楽器奏者、ジョージ・マルコムからのクリスマス・プレゼントとしてもらったらしく、同書を「最上で最重要な書」(「J.S. Bach: Clavichord」解説)と述べています。同書の著者エマヌエルも同書第一部において、クラヴィコードきわめて高く評価。すでに通読はしていますが、この機会にクラヴィコード関連の言及個所だけでも、ひろい読みしておくことにしましょう。なお、写真は『正しいクラヴィーア奏法に関する試み』第一部です。

正しいクラヴィーア奏法

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