曽根麻矢子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのは嬰ハ短調の第4番です。シチリアーノによる悲嘆の調べが美しいプレリュードと、5声の崇高なフーガからなり、なかでもフーガは下から積み上げられていく堂々としたもの。オルガンで演奏されても味わいがあり、じっさいロバート・レヴィンもこのBWV849を、オルガンで演奏していました。
CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)
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