今週きいてきたのは、2011年に録音されたキャサリン・マンソンとトン・コープマンによる6曲のヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)です。アルバムに収録されたのはソナタ6曲のほか、付録として第6番の異稿2曲もおさめられています。これからきくのはその第6番(BWV1019)ですが、ここではその付録をふまえて初期稿のかたちで楽しむことにします(初期稿については「『オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ 第6番 ト長調 BWV1019』の異稿」の表参照)。初期稿だとコープマンのチェンバロ独奏がなくなってしまい、ちょっとざんねんですが。
CD : CC72560(Challenge Classics)