昨日に続き、今日のバッハも、カール・リヒターたちによ管弦楽組曲(Deutsche Grammophon 0289 479 6037 9)で、その第2番。リヒター指揮のもと、オーレル・ニコレとミュンヘン・バッハ管弦楽団は、じつに重厚で、峻厳なバッハをきかせてくれます。その分、当世風(もちろんバッハ時代の)で軽妙な味からは遠くなっていますが、それが録音(1960年)当時の演奏様式でもあり、リヒターの芸術性であったといえると思います。
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