ずいぶんまえから秋の虫の声が盛んにきこえるようになり、朝晩はずいぶん涼しくなってきました。が、今日は真夏日の予報。日中はなかなか涼しくなってくれません。それはともかく、今日もきくのはハンス・エベーハルト・ロスのオルガンで、ソナタ第5番(BWV529)です。この第5番は、第1楽章、第3楽章ともに、明澄さの中に弾みがある音楽。第2楽章はイ短調に転じて、静かに美しい旋律を紡いでいきます。オルガンは、聖マルティン教会(メミンゲン)のゴル・オルガン(ゴル・オルガン工房)のそれ。録音は2020年です。
CD : AU 23447(audite)