今週前半にきいていくのは、グオダ・ゲドヴィライテの「BACH - Through Time and Sound」(GENUIN classics GEN 24875)です。このアルバムは表題どおり、(ゲドヴィライテの)時の流れと音楽をとおし、バッハを再解釈するという趣旨で、バッハ7曲、ドメニコ・スカルラッティ2曲、そしてをヨハン・パッヘルベル1曲を収録。これから楽しむのは、アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲を原曲とする、ニ短調の協奏曲(BWV974)です。ゲドヴィライテは1975年生まれのリトアニアのピアノ奏者。録音で弾いているのはスタインウェイ&サンズ(D Nr. 530045)で、録音は2023年です。