昨日に続き今日もきくのは、エレオノール・バインドマンの「Absolute」(Orchid Classics ORC100366)です。今日きくのはハ短調のリュート組曲(BWV997)。バインドマンの演奏はリュートを意識したのか、サラバンドをのぞきスタッカードを多用しており、プレリュードではとくに顕著です。そのプレリュードでは装飾も多め。渋味とは無縁で愉悦すら感じさせます。また、ドゥーブルでの装飾は鍵盤楽器ならではですが、これは評価がわかれそうです。録音は2024年。ピアノはベゼンドルファー(#48862)です。