リュシル・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とアルノー・ド・パスクアル(チェンバロ)によるオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ、これからきくのはニ長調の第2番です。このBWV1028もそうですが、ガンバ・ソナタは、週前半にきいていいたグレン・グールドとレナード・ローズのようにチェロとピアノだと、響きがどうしても元気のよすぎるきらいがあります。それにくらべてオリジナルの編成は、ガンバのややくすんだ響きとチェンバロの明晰な響きがあいまって、やはりしっくりきます。
CD : Alpha 168(Alpha)