顕現節後第2日曜日にきくのは、モントリオール・バロックによる「わが神よ、いつまで、ああいつまでか」です。このBWV155は、1716年1月19日に初演されたカンタータで、全5曲は、レチタティーヴォ、アリア(二重唱)、レチタティーヴォ、アリア、コラールという構成。しみじみとした佳曲なのですが、録音は多くありません。ここできくモントリオール・バロックは、このカンタータの歌唱部をOVPPで録音(2010年)しており、終曲のコラールも4人で歌われます。なお歌手は、モニカ・マウハ、フランツィスカ・ゴットヴァルト、チャールズ・ダニエルズ、ハリー・ファン・デル・カンプ。演奏のとりまとめは、チェロのスージー・ナッパー(音楽監督)と、オルガンのエリック・ミルンズ(指揮)がおこなっています。
CD : ACD2 2668(ATMA Classique)