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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日と明日きくのは、デュオ・アルコスの「Autre Temps」(Azul Music)から、2曲のヴァイオリン・ソナタです。デュオ・アルコスは、ともにサンパウロ市立交響楽団の団員、エドガー・レイテとパオラ・バロンによって結成。レイテはブラジルのヴァイオリン奏者、バロンはハープ奏者です。したがって、今日これからきくホ長調のヴァイオリン・ソナタも、ヴァイオリンとハープによっています。なお、アルバムはダウンロード販売のみのようで、解説書も付されてなく、録音年も2024年以前とみられますが不詳です。

Autre Temps

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今週はここまで、レオニダス・カヴァコスの「Bach: Violin Concertos」(Sony Classical 19658868932)を楽しんできました。同アルバムは、2曲のオリジナル、2曲の再構成(復元)協奏曲、あわせて4曲のヴァイオリン協奏曲を収録(アンコール曲的な1曲もあり)。のこる1曲はト短調のヴァイオリン協奏曲で、これはオリジナルではなく、美しいラルゴで有名なチェンバロ協奏曲第5番を再構成(復元)したものです。録音は2023年で、共演はアポロン・アンサンブル(6名編成)。

カヴァコスの楽器、ウィルモット・ストラディヴァリウス(1734年)はモダン仕様のようで、弓は19世紀初頭のモデル。演奏のアプローチとして、もう半歩進むとヴィクトリア・ムローヴァ、さらに歩を進めるとイザベル・ファウスト、というふうなところでしょうが、カヴァコスはここまでかもしれません。それでもカヴァコスの録音がすぐれた成果であることはまちがいなく、アンコール的なエール(管弦楽組曲第3番)もとても美しく楽しめます。

19658868932

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今週きいているのは、レオニダス・カヴァコスの「Bach: Violin Concertos」(Sony Classical 19658868932)。この2023年録音のアルバムには、オリジナルおよび再構成(復元)されたヴァイオリン協奏曲が4曲収録されており、今日きくのは昨日と同じくバッハのオリジナル、ヴァイオリン協奏曲第2番です。共演しているのは6名編成のアポロン・アンサンブ。HIP(Historically Informed Performence、歴史的情報にもとづいた演奏実践)に配慮した、あざやかな演奏をきかせてくれます。

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昨日に続き今日もきくのは、レオニダス・カヴァコスの「Bach: Violin Concertos」(Sony Classical 19658868932)。今日きくのはアルバムの収録順どおり、イ短調のヴァイオリン協奏曲です。ヴァイオリン独奏はもちろんカヴァコス。共演はアポロン・アンサンブルで、ヴァイオリン(2)、ヴィオラ(1)、チェロ(1)、コントラバス(1)、チェンバロ(1)という6人編成。録音は2023年です。

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今日からきいていくのは、レオニダス・カヴァコスとアポロン・アンサンブルの「Bach: Violin Concertos」(Sony Classical 19658868932)です。アルバムは2023年の録音で、これから楽しむBWV1052Rのほか、BWV1041、BWV1042、BWV1056Rを収録。すべてヴァイオリン1挺のための協奏曲で、残念ですが2挺の協奏曲はふくまれていません。BWV1052Rは、チェンバロ協奏曲第1番(BWV1052)から再構成(復元)したもので、近年はピリオド、モダンともにきく機会が増えています。カヴァコスとアポロン・アンサンブル(6人編成)はピリオド楽器ではないものの、HIP(Historically Informed Performence、歴史的情報にもとづいた演奏実践)に配慮した演奏をきかせてくれます。なお、カヴァコスのヴァイオリンはウィルモット・ストラディヴァリウス(1734年)、弓はフランソワ・トゥルテの弓(1800年代初期)をモデルにしたものだということです。

19658868932

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復活節前第8日曜日(四旬節前第2日曜日)にきくのは、いつものカンタータではなく、ホ長調のサンクトゥスです。同曲は、ヨーハン・カスパル・ケルル作曲の「ミサ・スペルバ」のニ長調のサンクトゥスをバッハが編曲したもの。編成は8声(二重合唱)、2部のオーボエ・ダモーレ、2部のヴァイオリン、3部のヴィオラ、ファゴット、チェロ、ヴィオローネ、チェンバロ、オルガンです。演奏はミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽アンサンブル、ローザンヌ室内管弦楽団(ローザンヌ器楽アンサンブル)。同曲が収録されたアルバム(ERATO 4509-97236-2)の録音は、1972年および1973年です。

4509-97236-2

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今週後半にきいたのは、蓜島啓介(はいしまけいすけ)の「トランスクライブド・バッハ」(Kay Records KHRE-1002)から3曲。無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番、ト短調のファンタジーとフーガときいてきて、今日きくのはフェルッチョ・ブゾーニ編曲のトッカータ、アダージョとフーガ(BWV564)です。ブゾーニの編曲はともかく壮大華麗(とくにフーガ)。いまからすると、その趣味はどうかとも思いますが、ピアノの特性を最大限に活かしたすさまじい編曲です。

KHRE-1002

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昨日からききはじめた、蓜島啓介(はいしまけいすけ)の「トランスクライブド・バッハ」(Kay Records KHRE-1002)。今日これからきくのはト短調のファンタジー(幻想曲)とフーガ(BWV542)です。ここでのピアノ編曲はフランツ・リストによるものですが、同曲にはほかにも4手、2台といったピアノ編曲があり、原曲の人気のほどがうかがえます。

KHRE-1002

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今週後半にきいていくのは、蓜島啓介(はいしまけいすけ)の「トランスクライブド・バッハ」(Kay Records KHRE-1002)です。アルバムにはバッハの5曲とウジェーヌ・イザイの1曲を収録。いずれもピアノ編曲で、ここではバッハの収録曲から、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番(BWV1006)、ト短調のファンタジーとフーガ(BWV542)、トッカータ、アダージョとフーガ(BWV564)のみを楽しみます。今日きくのは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番。ピアノ編曲はセルゲイ・ラフマニノフです。

KHRE-1002

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今週前半にきいてきたのは、 マリーナ・タラソヴァとエフゲニー・スタロドゥプツェフの「J.S.Bach Sonatas & Transcriptions」(Musical Concepts MC3112)から、3曲のガンバ・ソナタです。これから楽しむのはのこる1曲、ト短調のガンバ・ソナタ(チェロとピアノ)。2人の演奏はやはり、楽章間のメリハリをきかせたもので、両端楽章はじつに活気に満ちています。中間楽章は対照的に耽美的です。

ソナタ以外の収録曲はタラソヴァのアンコール・ピースなのかもしれません。チェンバロ協奏曲第5番のラルゴ(アリオーソ)、トッカータ、アダージョとフーガのアダージョ、管弦楽組曲第3番のエール(G線上のアリア)、ピアノ編曲で有名な「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」と、魅力的な曲が集められています。タラソヴァも豊かな表情をつけ歌いに歌っています。

MC3112

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昨日からききはじめた、 マリーナ・タラソヴァとエフゲニー・スタロドゥプツェフの「J.S.Bach Sonatas & Transcriptions」(Musical Concepts MC3112)。今日きくのはチェロとピアノによるニ長調のガンバ・ソナタです。タラソヴァとスタロドゥプツェフの演奏は、楽章間のメリハリをきかせたもので、第2楽章や第4楽章のアレグロはチェロならでは快速テンポ。はさまれた第3楽章のアンダンテは対照的にゆったりしたテンポで、ビブラートもたっぷりの甘美に甘美に歌う演奏です。ガンバとチェンバロの面影は薄いですが、これはこれで楽しめます。なお、録音は2024年です。

MC3112

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今週前半に楽しむのは、 マリーナ・タラソヴァ(チェロ)とエフゲニー・スタロドゥプツェフ(ピアノ)の「J.S.Bach Sonatas & Transcriptions」(Musical Concepts MC3112)です。アルバムに収録されているのは、ガンバ・ソナタ3曲、コラール2曲のほか、協奏曲や組曲の楽章の3曲。ここではその中からガンバ・ソナタの3曲のみをきいていきます。まずきくのはト長調のガンバ・ソナタ。演奏はもちろんヴィオラ・ダ・ガンバではなくチェロ、そしてピアノです。タラソヴァ(1960年生)もスタロドゥプツェフ(1981年生)はともにロシアの奏者。録音は2024年です。

MC3112

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復活節前第9日曜日(四旬節前第3日曜日)にきくのは、ギュンター・ラミンたちによるカンタータ「おのがものを取りて、行け」(Berlin Classics 0032912BC)です。このBWV144は1724年2月6日に初演された、全6曲からなるカンタータ。ラミンたちの録音は1952年で、合唱はトマス合唱団(聖トーマス教会合唱団)、管弦楽はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団です。独唱は、ソプラノがエリーザベト・マイネル・アスバール、アルトがロッテ・ヴォルフ・マテウス、テノールがゲルト・ルッツェです。

0032912BC

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今週後半のバッハは、アンジェラ・ヒューイットの「Bach: Fantasia, Aria & other works」(Hyperion CDA67499)から3曲を選び楽しんできました。今日きくのは昨日、一昨日と同じイ短調の曲で、ファンタジーとフーガ(BWV944)です。この曲は「アンドレーアス・バッハ本」に所収。ヴァイマール時代、1713年ごろの成立とみられています。音楽はアルペッジョによる9小節のファンタジー(ファンタジア)に、16分音符の連なる主題のフーガという組みあわせです。ヒューイットの録音は2004年。ピアノはスタインウェイです。

CDA67499

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今日きくのは昨日に続き、アンジェラ・ヒューイットの「Bach: Fantasia, Aria & other works」(Hyperion CDA67499)から、イ短調のアリアと変奏(BWV989)です。同変奏曲は「アンドレーアス・バッハ本」に所収。趣向としては「ゴルトベルク変奏曲」と同じで、アリアと低音主題にもとづく10の変奏曲からなっています。ヒューイットの録音は2004年。弾いているのは、近年愛用のファツィオーリではなく、スタインウェイです。

CDA67499

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