行ってきましたノア後楽園ホール。日曜の昼。好天、秋晴れ、カゼ気味(笑)
動員的には良くはありませんでした。メインが8人タッグ、ってのもあったでしょうか。
しかし盛り上がりは凄かった。大会としても2時間30分で終了、進行含めて素晴らしいものでしたね。
でも観客動員についてはもっともっと危機感を持ってとらえてほしい。団体も選手も、ファンも。
大会を簡単に振り返ります。そういえばNOAHオープニング曲、ひまわるの「Great Sailing」、また聴き逃した・・・
席は後楽園ホール南側最後列。結構最後列が多いんですよね・・・
12:00には第1試合の入場曲。熊野vs玄藩でスタート。玄藩はいまだウオーターガン。
熊野が玄藩の定番攻撃をことごとく回避して盛り上げます。さらに複雑な入りからの丸め込み、
ブレーンバスターからロコモーション式でフィッシャーマンと攻める表情は気合十分でした。
最後こそ玄藩ののど輪落とし(腕をのどに巻きつける形)、お祭り玄藩、昇龍玄藩のフルコースの前に散りますが、
コール時のポーズといい、デビュー1年半を過ぎて熊野も、新たな段階に入っていると思います。
第2試合はストームvs北宮。こういうゴツゴツした好勝負が期待されるカードはいいですね。
意外と北宮が食らいつけなかった印象もありますが、直線的な両者の激突は見ててスッキリします。
ここはストームが貫禄勝ち。北宮の攻めをしのぎ切ってからの説得力十分の50センチ砲でした。
そしてストームは・・・
↓赤コーナーに立つのは山本レフェリー。久々のレフェリー復帰で場内から声もかかっていました。独特のフォーム、ムーヴも健在。
↓次の試合に登場する雅央が通路奥から観戦。
第3試合は楽しい試合。ヨネ&池田vs小川&雅央。前半戦を盛り上げてくれよとの場内の期待、
その期待に違わぬ楽しい楽しい試合となりました。
小川と雅央はその華麗すぎる逆の意味でのチームワークが冴え渡り、さんざん雅央が敵の餌食に。
大ちゃんもヨネもノリノリで、試合は進行します。お客さんも肩の力を抜いて楽しむ非常にいい空間がありました。
こういう試合はここでしか見れない。雅央はショルダータックル失敗から劣勢、ヨネのラリアットを「待てーーーー!」で止めるも、
最後はキン肉バスターに沈みますが、抱腹絶倒の8分49秒でした。こういう試合は1大会に1つ必ず必要。
↓「待てーーーー!」で1回止めるもすぐに雅央はヨネのラリアットを被弾。
第3試合後には「グローバル・リーグ戦2014」の参加メンバーが発表。
発表順に新日本・永田、森嶋、丸藤、杉浦、ZERO1田中将斗、マイキー、シェイン(個人的に優勝候補大本命)、
クワイエット・ストームは「ヘビー級転向」とのアナウンス付き、
ヨネ、DR中嶋勝彦、マイバッハ、彰俊、大日本・関本、コルト・カバナ、クリス・ヒーロー、
そして新日本から小島聡!!最後の4人は場内沸きっぱなしでしたね。
10月18日後楽園で開幕。楽しみです!!16人というボリュームあふれる大会に!
カバナとヒーローはタッグリーグ以来。ありがとうと言いたい。小島も。
ストームは身長はないがパワーはヘビー級です。いきなりのチャンス到来ですね。
小島は・・・優勝したら12・6有明コロシアムなのかなあ・・・
第4試合はTMDKマイキー&シェインvsNO MERCY杉浦&彰俊。
これが非常に良かった!タッグ王座挑戦と奪回に燃えるTMDKをベテラン2人が思う存分受け止めてそして返し、
試合は序盤からヒートアップしていきます。しかも奇をてらわずに、純粋に技と動きだけで沸かせます。
それにしてもシェインの動きの華麗なこと。女性からの黄色い声援も非常に多かった。何かするたびにどよめきます、沸きます。
マイキーもあふれるパワーを披露、さらに2人の絆が強いと感じる場面もいくつか。試合中お互いに鼓舞しあうんですよね。
杉浦も彰俊も気合十分でした。杉浦は張り手にヒザ、彰俊は逆落としに蹴りと、その攻めが厳しかった。
しかしTMDKはタンクバスターを回避されてもすぐさまダイビングエルボーに切り替えたり、
彰俊を高々と持ち上げてのダイナミックボムをシェインが見せたりと、勝負どころで一気にいきました。
最後は杉浦を2人がかりで攻めてのサンダーバレー・・・はスギが回避、スギの意地も超人レベル!
それでも最後はタンクバスター。TMDKがタッグ王者に直接勝利、10・12横浜の挑戦は確実でしょう。
↓シェインの跳躍力。技を出すたびに後楽園からは歓声とどよめきが。NOAHはシェインをもっともっと売り出すべき。
↓勝って恒例のリングサイドアピール。ベルトの事を言っていたのでは。再戴冠を期待しています!
そして開始1時間と経たないうちに休憩。ヨネの曲が流れていました。
休憩後に第5試合がセミファイナル、GHCジュニアヘビー級選手権試合王者・原田大輔vs挑戦者・旭志織(K-DOJO)。
↓タイトルマッチ宣言後。にらみあう両者。
旭が丸め込みを必殺技としており、それを随所に見せるのですが、原田は落ち着いていたかはわからないがそれをことごとく返し、
結局原田の肩が3秒間マットにつくことはありませんでした。にしても多種多様な丸め込み、面白かったです。
序盤に通常のグラウンドの攻防からいきなり丸め込んだときは旭以外の全ての人が「!!」って思いましたね。原田も。
その他の攻撃では回転しての延髄切り(阿吽)が切れ味よく、2度目は3カウントか?ってぐらい。
個人的にはむしろそっちの攻めのほうが見てて面白かった。原田はそれらを受け切って、エルボー、変型ニーアッパー、
そして片山ジャーマンで勝利。余裕はなかったでしょうが、ちゃんと相手の持ち味を引き出した上での勝利でした。
実は期待していなかった試合でした。実際、旭が丸め込みにこだわってないようにも見れる場面もあり(エプロンの攻防とか)、
少しガッカリしたりもしましたが、盛り上がっていい試合となりました。どんな相手でもいい試合をできる原田でしたね。
試合後は握手してノーサイド。
↓勝った原田。一番焦った、と言っていたが内容的には完勝でした。1発の重さが違ってました。
メインはBRAVEvs超危暴軍の8人タッグ。丸藤&勝彦&石森&小峠vsマイバッハ&森嶋&拳王&大原。
キャプテンフォールマッチ。キャプテンが消えるまで試合は続き、さらにオーバーザトップロープルールも追加!
↓これはカード発表の時の画像。(C)はキャプテンです。
↓超危暴軍は全員マイバッハマスクを被っての入場、これは面白かった。ポーズも決めた。森嶋と拳王は初めてか。似合ってなかった(笑)
↓ゴング前はおとなしく。にらみ合いをしていました。
8人タッグが後楽園メインってのも珍しいのと、試合時間が40分弱となったのも異例。
カードが少ないってことを時間で補おうとしたのでしょうが、結果とにかく面白い40分となりました。
とりわけ拳王と大原が普段あまり見せない引き出しを開けたり、石森と小峠が実は鍵を握ってたり、
それほど荒れた展開にはならず8人の技量の高さやパワーで十分に面白かったり、両チームの対照性が随所に感じられたり、
大満足でした。場内もずっと盛り上がりっぱなしで、あっという間に40分が過ぎました。いい試合の証拠です。
最初に脱落したのはなんと森嶋。勝彦を攻め立て、ラリアットからバックドロップ狙いも勝彦回避、
マイバッハがさすまた持って登場も森嶋に誤爆、すかさず丸藤の虎王、勝彦が森嶋の巨体を完璧にコントロールしたジャーマン、
これで森嶋が3カウント。しかし勝彦は良かったなあ。拳王との蹴り対決も見ごたえあった!
次に丸藤とマイバッハが場外でやりあう場面が多くなると、人数で勝るBRAVEが優位に。
しかし勝彦が大原からトップロープから落とされ、エプロンでこらえるものの、大原がダイビングヘッドのような形で勝彦を押し出し、
これで1-1に。大原はムイビエンも決めるなど大奮闘でしたね。
さらに超危暴軍は拳王が石森相手に攻め込み、羅喉にいくも回避され丸め込まれてしまいます。押されっぱなしの超危暴軍でした。
次に石森と小峠が粘りに粘る大原を360°スプラッシュとキルスイッチの合体技で沈めてBRAVEはなんと3-1でリード。
こういう試合で合体技が多いというかコンビネーションがバッチリの2人、石森と小峠がずっと残っていたのはBRAVEにとって大きかった。
拳王と大原もいいんだけど、期間が長い分タッグワークは石森小峠のほうが上。石森は足を攻められたけど動きは大丈夫でした。
圧倒的不利は超危暴軍。しかしここからマイバッハが大暴れ。丸藤を場外で蹴散らすと、
石森と小峠にダブルのど輪、さらに石森にマイバッハボムで勝利、そばにいた小峠、ダウンしてカットできず。
小峠にはマイバッハプレスで勝利と1人であっさりイーブンに押し戻します。
ここらへんはマイバッハの怪物的強さが光りました。場内もどよめきっぱなし。
そしてなんとあさって新潟でもやるのに(笑)、マイバッハと丸藤は一騎打ち状態に。
でもこの日、超危暴軍の余計な介入も少なめでしたね。途中少しあったけどBRAVEもヨネが助太刀に来て大歓声!!
丸藤とマイバッハは意外な展開に。どうやって決まるんだろ、的な空気が場内を支配する中、
丸藤はなんと意表をつく丸め込み作戦に。3連続の最後にはなんとフランケンシュタイナーがズバリ!!
マイバッハを押さえ込む時もガッチリ!これまで開けてない引き出しを見せて丸藤が3カウント。
タイトルマッチを控え、敢えて奥の手を出してきた丸藤。直線的なマイバッハに見せ付けるようでした。
こうして熱狂の40分試合は幕を閉じますが、面白かったですね。頻発はよくないけど、たまには見せてほしい。
NOAHのタッグは4人も6人も8人もとにかく面白いので。
↓南側客席でも攻防が。背中のマイバッハに、これ丸藤がチョップを階段上で打っています。見えないけど。
↓1対1になってからかな、マイバッハと丸藤の攻防。激しかった。
↓勝ったBRAVE。勝ち名乗りの後。最近超危暴軍に押されてましたがこの日1つ返しました。
丸藤はマイクでマイバッハのさすまたは効かない、新潟でも勝つ、電流爆破は関係ない、このベルトの凄さを見せ付ける、
とのお言葉。大会を締めました。満足度が非常に高い大会でした。
だからこそ、もっと多くの人に見て欲しい。今日は初めて観戦した人でも楽しめたんじゃないかな。
日曜の昼からとても良いものを見せてもらいました。雰囲気も総じてよく、先のディファ有明がイマイチだったのですが、
この日はさすがNOAHと、いえるものでした。超危暴軍とBRAVEの抗争もいい感じで進んでいますね。
次回は10・12横浜文体を予定しています。10・2SEM.ex新宿FACEも検討中です。
また楽しんできたいと思います。楽しませてください。楽しみましょう。
↓おまけ。後楽園に「神座(かむくら)」ができていました。大阪の有名なラーメン店です。
ラーメン以外にもテイクアウトメニューも多かった。
JR水道橋駅から橋を渡ってドームへ進もうとする時にあるファミレス・コンビニの先です。以前はホットドック屋さん。
以上です。
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動員的には良くはありませんでした。メインが8人タッグ、ってのもあったでしょうか。
しかし盛り上がりは凄かった。大会としても2時間30分で終了、進行含めて素晴らしいものでしたね。
でも観客動員についてはもっともっと危機感を持ってとらえてほしい。団体も選手も、ファンも。
大会を簡単に振り返ります。そういえばNOAHオープニング曲、ひまわるの「Great Sailing」、また聴き逃した・・・
席は後楽園ホール南側最後列。結構最後列が多いんですよね・・・
12:00には第1試合の入場曲。熊野vs玄藩でスタート。玄藩はいまだウオーターガン。
熊野が玄藩の定番攻撃をことごとく回避して盛り上げます。さらに複雑な入りからの丸め込み、
ブレーンバスターからロコモーション式でフィッシャーマンと攻める表情は気合十分でした。
最後こそ玄藩ののど輪落とし(腕をのどに巻きつける形)、お祭り玄藩、昇龍玄藩のフルコースの前に散りますが、
コール時のポーズといい、デビュー1年半を過ぎて熊野も、新たな段階に入っていると思います。
第2試合はストームvs北宮。こういうゴツゴツした好勝負が期待されるカードはいいですね。
意外と北宮が食らいつけなかった印象もありますが、直線的な両者の激突は見ててスッキリします。
ここはストームが貫禄勝ち。北宮の攻めをしのぎ切ってからの説得力十分の50センチ砲でした。
そしてストームは・・・
↓赤コーナーに立つのは山本レフェリー。久々のレフェリー復帰で場内から声もかかっていました。独特のフォーム、ムーヴも健在。
↓次の試合に登場する雅央が通路奥から観戦。
第3試合は楽しい試合。ヨネ&池田vs小川&雅央。前半戦を盛り上げてくれよとの場内の期待、
その期待に違わぬ楽しい楽しい試合となりました。
小川と雅央はその華麗すぎる逆の意味でのチームワークが冴え渡り、さんざん雅央が敵の餌食に。
大ちゃんもヨネもノリノリで、試合は進行します。お客さんも肩の力を抜いて楽しむ非常にいい空間がありました。
こういう試合はここでしか見れない。雅央はショルダータックル失敗から劣勢、ヨネのラリアットを「待てーーーー!」で止めるも、
最後はキン肉バスターに沈みますが、抱腹絶倒の8分49秒でした。こういう試合は1大会に1つ必ず必要。
↓「待てーーーー!」で1回止めるもすぐに雅央はヨネのラリアットを被弾。
第3試合後には「グローバル・リーグ戦2014」の参加メンバーが発表。
発表順に新日本・永田、森嶋、丸藤、杉浦、ZERO1田中将斗、マイキー、シェイン(個人的に優勝候補大本命)、
クワイエット・ストームは「ヘビー級転向」とのアナウンス付き、
ヨネ、DR中嶋勝彦、マイバッハ、彰俊、大日本・関本、コルト・カバナ、クリス・ヒーロー、
そして新日本から小島聡!!最後の4人は場内沸きっぱなしでしたね。
10月18日後楽園で開幕。楽しみです!!16人というボリュームあふれる大会に!
カバナとヒーローはタッグリーグ以来。ありがとうと言いたい。小島も。
ストームは身長はないがパワーはヘビー級です。いきなりのチャンス到来ですね。
小島は・・・優勝したら12・6有明コロシアムなのかなあ・・・
第4試合はTMDKマイキー&シェインvsNO MERCY杉浦&彰俊。
これが非常に良かった!タッグ王座挑戦と奪回に燃えるTMDKをベテラン2人が思う存分受け止めてそして返し、
試合は序盤からヒートアップしていきます。しかも奇をてらわずに、純粋に技と動きだけで沸かせます。
それにしてもシェインの動きの華麗なこと。女性からの黄色い声援も非常に多かった。何かするたびにどよめきます、沸きます。
マイキーもあふれるパワーを披露、さらに2人の絆が強いと感じる場面もいくつか。試合中お互いに鼓舞しあうんですよね。
杉浦も彰俊も気合十分でした。杉浦は張り手にヒザ、彰俊は逆落としに蹴りと、その攻めが厳しかった。
しかしTMDKはタンクバスターを回避されてもすぐさまダイビングエルボーに切り替えたり、
彰俊を高々と持ち上げてのダイナミックボムをシェインが見せたりと、勝負どころで一気にいきました。
最後は杉浦を2人がかりで攻めてのサンダーバレー・・・はスギが回避、スギの意地も超人レベル!
それでも最後はタンクバスター。TMDKがタッグ王者に直接勝利、10・12横浜の挑戦は確実でしょう。
↓シェインの跳躍力。技を出すたびに後楽園からは歓声とどよめきが。NOAHはシェインをもっともっと売り出すべき。
↓勝って恒例のリングサイドアピール。ベルトの事を言っていたのでは。再戴冠を期待しています!
そして開始1時間と経たないうちに休憩。ヨネの曲が流れていました。
休憩後に第5試合がセミファイナル、GHCジュニアヘビー級選手権試合王者・原田大輔vs挑戦者・旭志織(K-DOJO)。
↓タイトルマッチ宣言後。にらみあう両者。
旭が丸め込みを必殺技としており、それを随所に見せるのですが、原田は落ち着いていたかはわからないがそれをことごとく返し、
結局原田の肩が3秒間マットにつくことはありませんでした。にしても多種多様な丸め込み、面白かったです。
序盤に通常のグラウンドの攻防からいきなり丸め込んだときは旭以外の全ての人が「!!」って思いましたね。原田も。
その他の攻撃では回転しての延髄切り(阿吽)が切れ味よく、2度目は3カウントか?ってぐらい。
個人的にはむしろそっちの攻めのほうが見てて面白かった。原田はそれらを受け切って、エルボー、変型ニーアッパー、
そして片山ジャーマンで勝利。余裕はなかったでしょうが、ちゃんと相手の持ち味を引き出した上での勝利でした。
実は期待していなかった試合でした。実際、旭が丸め込みにこだわってないようにも見れる場面もあり(エプロンの攻防とか)、
少しガッカリしたりもしましたが、盛り上がっていい試合となりました。どんな相手でもいい試合をできる原田でしたね。
試合後は握手してノーサイド。
↓勝った原田。一番焦った、と言っていたが内容的には完勝でした。1発の重さが違ってました。
メインはBRAVEvs超危暴軍の8人タッグ。丸藤&勝彦&石森&小峠vsマイバッハ&森嶋&拳王&大原。
キャプテンフォールマッチ。キャプテンが消えるまで試合は続き、さらにオーバーザトップロープルールも追加!
↓これはカード発表の時の画像。(C)はキャプテンです。
↓超危暴軍は全員マイバッハマスクを被っての入場、これは面白かった。ポーズも決めた。森嶋と拳王は初めてか。似合ってなかった(笑)
↓ゴング前はおとなしく。にらみ合いをしていました。
8人タッグが後楽園メインってのも珍しいのと、試合時間が40分弱となったのも異例。
カードが少ないってことを時間で補おうとしたのでしょうが、結果とにかく面白い40分となりました。
とりわけ拳王と大原が普段あまり見せない引き出しを開けたり、石森と小峠が実は鍵を握ってたり、
それほど荒れた展開にはならず8人の技量の高さやパワーで十分に面白かったり、両チームの対照性が随所に感じられたり、
大満足でした。場内もずっと盛り上がりっぱなしで、あっという間に40分が過ぎました。いい試合の証拠です。
最初に脱落したのはなんと森嶋。勝彦を攻め立て、ラリアットからバックドロップ狙いも勝彦回避、
マイバッハがさすまた持って登場も森嶋に誤爆、すかさず丸藤の虎王、勝彦が森嶋の巨体を完璧にコントロールしたジャーマン、
これで森嶋が3カウント。しかし勝彦は良かったなあ。拳王との蹴り対決も見ごたえあった!
次に丸藤とマイバッハが場外でやりあう場面が多くなると、人数で勝るBRAVEが優位に。
しかし勝彦が大原からトップロープから落とされ、エプロンでこらえるものの、大原がダイビングヘッドのような形で勝彦を押し出し、
これで1-1に。大原はムイビエンも決めるなど大奮闘でしたね。
さらに超危暴軍は拳王が石森相手に攻め込み、羅喉にいくも回避され丸め込まれてしまいます。押されっぱなしの超危暴軍でした。
次に石森と小峠が粘りに粘る大原を360°スプラッシュとキルスイッチの合体技で沈めてBRAVEはなんと3-1でリード。
こういう試合で合体技が多いというかコンビネーションがバッチリの2人、石森と小峠がずっと残っていたのはBRAVEにとって大きかった。
拳王と大原もいいんだけど、期間が長い分タッグワークは石森小峠のほうが上。石森は足を攻められたけど動きは大丈夫でした。
圧倒的不利は超危暴軍。しかしここからマイバッハが大暴れ。丸藤を場外で蹴散らすと、
石森と小峠にダブルのど輪、さらに石森にマイバッハボムで勝利、そばにいた小峠、ダウンしてカットできず。
小峠にはマイバッハプレスで勝利と1人であっさりイーブンに押し戻します。
ここらへんはマイバッハの怪物的強さが光りました。場内もどよめきっぱなし。
そしてなんとあさって新潟でもやるのに(笑)、マイバッハと丸藤は一騎打ち状態に。
でもこの日、超危暴軍の余計な介入も少なめでしたね。途中少しあったけどBRAVEもヨネが助太刀に来て大歓声!!
丸藤とマイバッハは意外な展開に。どうやって決まるんだろ、的な空気が場内を支配する中、
丸藤はなんと意表をつく丸め込み作戦に。3連続の最後にはなんとフランケンシュタイナーがズバリ!!
マイバッハを押さえ込む時もガッチリ!これまで開けてない引き出しを見せて丸藤が3カウント。
タイトルマッチを控え、敢えて奥の手を出してきた丸藤。直線的なマイバッハに見せ付けるようでした。
こうして熱狂の40分試合は幕を閉じますが、面白かったですね。頻発はよくないけど、たまには見せてほしい。
NOAHのタッグは4人も6人も8人もとにかく面白いので。
↓南側客席でも攻防が。背中のマイバッハに、これ丸藤がチョップを階段上で打っています。見えないけど。
↓1対1になってからかな、マイバッハと丸藤の攻防。激しかった。
↓勝ったBRAVE。勝ち名乗りの後。最近超危暴軍に押されてましたがこの日1つ返しました。
丸藤はマイクでマイバッハのさすまたは効かない、新潟でも勝つ、電流爆破は関係ない、このベルトの凄さを見せ付ける、
とのお言葉。大会を締めました。満足度が非常に高い大会でした。
だからこそ、もっと多くの人に見て欲しい。今日は初めて観戦した人でも楽しめたんじゃないかな。
日曜の昼からとても良いものを見せてもらいました。雰囲気も総じてよく、先のディファ有明がイマイチだったのですが、
この日はさすがNOAHと、いえるものでした。超危暴軍とBRAVEの抗争もいい感じで進んでいますね。
次回は10・12横浜文体を予定しています。10・2SEM.ex新宿FACEも検討中です。
また楽しんできたいと思います。楽しませてください。楽しみましょう。
↓おまけ。後楽園に「神座(かむくら)」ができていました。大阪の有名なラーメン店です。
ラーメン以外にもテイクアウトメニューも多かった。
JR水道橋駅から橋を渡ってドームへ進もうとする時にあるファミレス・コンビニの先です。以前はホットドック屋さん。
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