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3・31プロレスリングNOAH後楽園ホール大会観戦記(速報版と画像)。

2013-03-31 23:56:32 | プロレス
平成「24年度」も今日で終わりですが、その最後にプロレスを開催したのはNOAH。
私も24年度の観戦納め(?)として観てきました(普段そんなの意識しないけど)。

夜も遅いので、写真と簡単な感想で速報版とします。(詳報版は出るのか?!)

年度末の日曜日、また年度初めを明日に控えた中でしたが、客入りはまあまあでした。
北側後方をクローズしていたのは残念ですが、東西南はそれなりに埋まっていましたね。
何より雰囲気がよかった!非常に寒い日でしたが、中は初っ端から燃えてました。
内容もいい試合が多く、とてもよい興行だったと思います。

それとうれしかったのが、練習生2人の姿を見れたこと。濃い緑のNOAHジャージを着てました。
1人は背は高くないが、練習生にしては珍しく髪が長い(まとめてはいる)。先日の横浜でもいた。
もう1人は背も高めで見た目も良さそう。ガタイも期待していい感じ。こっちは初めて見る。
ここ数年、「練習生は入るが定着しない」とよく言われていましたが、そもそも会場で見ることも多くなかったです。
熊野の前に1人、2人はいたと思いますが、それ以前は見かけもしなかった。
今回の2人、デビューはまだまだ先でしょうし、残るかどうかもわかりませんが、とにかく頑張ってほしい。

試合を簡単に。
第1試合では熊野が成長を見せる。自分のテーマ曲で入るようになったからか?!動きがスムーズになってきた。
相手もまだ若手の北宮でやりやすかっただろうが…負けはしたけど、気持ちも出せるようになってる。

第2試合はスペル・クレイジーの世界を観客全員が堪能。また来てね。本当に楽しい試合。
小峠もブラバド兄弟も乗せられてました。日本語も駆使、仲間の小峠をイジり、場内をさらに温めました。

第3試合は「NOAHの宝」シェイン・ヘイスト登場。ブルーザー・バリーがシェインの入場パフォーマンスを真似る。
TMDK第4のメンバーとコールされるも、シェインは「違う違う」と。そこが面白かった。
シェインのムーヴに場内驚愕。しかし宮原滝澤のVOODooMurdersがバリーを圧倒。バリー、ちょっとひ弱い。
VMの2人の入場曲がカッコいい。何と言う曲なのだろう。

第4試合は森嶋ヨネがマイキー&ロックのTMDKと対戦。普通の試合。森嶋のマスクは個人的にはNOです(笑)
ただ、みんな場内のいい雰囲気に乗せられて、ノリノリで試合していましたね。ヨネも普段からそうしてね。

そのノリノリが頂点を極めたのが第5試合の6人タッグ。地方興行などではメインでやるような鉄板のカードかな。
健介オフィス軍とBRAVE丸藤杉浦に小川を加えたトリオ。特に健介と小川のマッチアップが見ものでした。
健介は小川に「久しぶりだな!」と声をかけ、激しいチョップを見舞う。この2人、「同期」ですからね。
タッグ結成の機運が高まった時もあったなあ。小川は(おそらく)プロレス界で唯一、健介を「佐々木」と呼ぶ。足も大分いいようです。
激しい攻防、チームプレー、カット応酬などNOAHクラシカル6人タッグ、最後は丸藤の不知火で梶原をピン。


そしてここで休憩、の前に小橋建太登場。後楽園、大・小橋コールの中、スーツ姿でリングに上がり、
自らの言葉で引退試合のカード発表。

小橋「引退試合、相手は小橋建太の遺伝子を継ぐ者、金丸義信、KENTA、マイバッハ谷口、潮崎豪。
チームは武藤敬司、佐々木健介、秋山準」

「引退試合まであと41日です。時間が経つのは本当に早いです。それまでコンディションを整えて、
当日は最高のコンディションで上がりたいと思います」(主旨) 


こういうカードになりました。


いろんな意見はあるでしょうが、小橋の遺伝子を引き継がせる儀式を、引退試合に持ってきました。
仲間は正直ピークを過ぎたお祭り要員(本人やファンは否定するでしょうが)。
引退試合の焦点はそこにあるようです。そして皆小橋の元付き人。しっかり小橋の魂を受け継いでほしい。
他のカードはまだ何も決まってはいないようですね。


その後第6試合ではマイバッハ谷口vsマイバッハ谷口Jr。半ば正体がバレているJr、マスクを剥がされるとやはりSUWAでした。
試合は影武者Jr登場や、さすまたチャンバラ、机へのジョン・ウーなど面白い場面もありましたが、
内容はややあっさり。後ろの席にあまりNOAHに詳しくない人が「誰だよあれ」「これプロレスじゃねーじゃん」と仰ってました(笑)
SUWA「2007年に引退したSUWAです。NOAHのこの状況見て、恩を返すのが男だと思って上がりました」(主旨)と泣かせるマイク。


セミではGHCジュニア選手権。王者・石森にリッキー・マルビンが挑戦。
しかし途中のマルビンのコーナーへのパワーボムで石森が首が肩を痛め、かなり苦しい戦いに。
見るほうもちょっと石森の状態を見るにあまり気持ちが入らない状況。しかし石森は耐えました。
リッキーの厳しい攻めを何度も凌ぐと、最後はレヴォルシオン。やや大味になってしまったのが残念ですが2度目の防衛。

メインはKENTA高山玄藩のNO MERCYに新日本の矢野飯塚高橋のCHAOS。
裕二郎の「18禁これ、マジ」マイクを合図にスタート、いつも通り場外乱闘がこれでもかと行われ…
たかな?かなりリング上で普通に戦っていた場面が多かったと思います。
2月のディファでは何も出来なかった玄藩も裕二郎相手に奮闘。最後は裕二郎のぶっこ抜きジャーマン。
KENTAは調子が良さそう。矢野飯塚はいつも通りも、試合はやっぱ上手い。
NOAH勢が負けて、マイクもなく少しガッカリのメインでしたが、大会全体は良かったと思います。

次は4月13日、後楽園ホールで開幕のグローバル・タッグリーグです。

以下、写真をどうぞ。

熊野と北宮の第1試合。ここから既に場内はいい感じでした。


白熱した6人タッグ。中嶋の蹴りの音がもう…杉浦も調子良さそうでした。


小橋登場。挨拶と、カード発表。


マイバッハ対決。眼前でやり合う場面も。ところがこれは影武者でした。写真わかりにくい?


コーナー下に影武者マイバッハ。正体が鈴木みのる、との説も?


GHCジュニア。石森は負傷もしたけど踏ん張った。いい王者になりました。でも試合終わっても立ち上がれず、こんな状態に。
記念撮影もなく、ベルトも横たわったまま受け取って…


KENTA入場!しかしサインTシャツ投げは遠くに投げようとしたら照明にひっかかり、頭抱えてました。


メイン6人タッグで裕二郎のマイク。内容は伏せておきます(笑)裕二郎、そんなに出番はなかったかな。


以上です。


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