デラシネ(deracine)

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7・1新日本&全日本40周年記念両国大会を今頃レポ。

2012-07-09 23:20:17 | プロレス
7・1両国の写真をいくつ撮っていたのでUPします。
ついでに観戦記を軽く。

雨の日でしたね。
着いてグッズ売り場を過ぎ、つきあたりに両団体の年表が。
でもこれ、全部見てはいられない…笑


ゲストのスタン・ハンセン。
この人がいなければ日本のプロレスも無かった、と言っても過言じゃない人。
また「ウィー!」ができる日が来るとは。いつ以来なんだ、自分。


セミの秋山-太陽ケア。スキンヘッド日本一決定戦か?


勝利した秋山に挑戦表明の船木。学年は船木が1つ上だが同じ1969年生まれ。ちなみに永田裕志は1968年生まれ、船木と同学年。


メイン終了後、両団体会長の挨拶。これは武藤。この日も存在感は抜群だった。


出場選手がリングに上がり記念撮影。去年のALL TOGETHERを思い出す。コンセプト自体は非常に似ていた。



簡単に観戦記。
細かい出場選手、結果等は新日本のHPでもどうぞ→こちら

第1試合は期待感でパンパンの場内をキャプテンニュージャパンやKENSOが盛り上げる。
そこに邪道、外道、渕など職人を織り込んだ見事なマッチメイク。邪道外道は馬場全日本にも上がったね。

第2試合は豪華マスクマン5人と正統派ジュニア5人の対戦。SUSHIあたりが盛り上げ、
田口&デヴィットのアポロ55がさすがの連係を見せる。しかし自分はある1点だけに注目していた。
それはカズ・ハヤシじゃないや、獅龍が「エプロンを走ってコーナーの間を飛んでいくトペ」をやるかどうか。
さすがにそれは出なかったので少しざんねん。

第3試合ではワイルドな男4人と鈴木軍の対戦。内容はアレだったが、大きな選手も多く迫力満点。
カール・アンダーソンの活躍でワイルド組勝利。アンダーソンはNOAHにも上がってくれ~

第4試合あたりからは対抗戦ムード全開。船木と永田がやりあう。場内ヒートアップ。ヒートの中身もいたね。
船木が新技披露。しかし永田さんの存在感には船木では勝てない。船木に欠けているのはそれだ。


第5試合でアジアタッグ。曙&浜が大日本の関本vs岡林から奪取、全日本のベルトを40周年の場で取り戻した。
しかし4人の超ド迫力バトルには見とれるばかり。わかりやすくてよい試合だった。

第6試合では内藤と真田という両団体の次代を担う選手が登場。それぞれのパートナーのタマ・トンガ、ドーリングもいい味。
しかし内藤と真田では内藤のほうが今は1歩上のように思えた。真田はかなり頑張らないといけない。

第7試合は中邑&オカダvs諏訪魔&近藤。刺激ではこの大会一番あった。諏訪魔がバカみたいに強い。
しかしオカダもポッと出のレスラーではない。最後を説得力十分で締めた。しかし諏訪魔は気力体力ともすごいものがある。

第8試合からはトリプル・メインイベント。そういうのはあまり好きじゃない。同時にやるわけでもないし。
まずは武藤&テンコジが矢野や飯塚が暴れる悪役軍を征伐。てかこれも武藤の存在感。
また飯塚にいたぶられてきたテレ朝の野上アナが試合後、リングで武藤たちの助けも借りて飯塚に一矢。
素人が40周年のリングに…と思ったが、試合後だし、これはこれで盛り上がったからいいかな。


セミでは秋山vs太陽ケアの三冠戦。この試合とメインについて、馳浩がいろいろ言ったようだけど…
この試合は去年11月にNOAH有明コロシアムでやってて、全然よくなかったから期待してなかった上、
秋山は負けるだろうとばかり…実際内容は自分にはアレでした。四天王プロレスを見るようだ、と言った人もいたが、
自分からすれば全然違う。やはり団体違って、また年齢的にもアレな2人ではよい試合にはならない。
終盤の秋山のラッシュは見事だったし、ケアからも気迫は感じたけど。


メインの中のメインはIWGP戦、棚橋-真壁。棚橋のデビュー戦の相手が真壁。そして今は棚橋が王者。
しかし真壁への声援が凄かった。棚橋が足攻めしたりクリーンブレイクしないとブーイング。
自分には違和感があったが、それはそれで観客が楽しんでいる証。
棚橋は受けの凄みを見せている。真壁は泥臭さもここまで来れば美しい。
自分は、メインには十分ふさわしい試合だったと思います。最後まで躍動感が途切れず、スタミナも切れなかった棚橋、
見事な防衛で締めました。それでいて週プロの表紙はオカダと諏訪魔なんだから…

最後は棚橋のパフォーマンス、両団体の会長挨拶、橋本大地登場、ハンセンの音頭で「ウィー!」の合唱、で終わり。
特に橋本大地については、新日本の90年代を支えた功労者、橋本真也を忘れるな、とのメッセージだったと思う。
新日本は正直、語れるほど見ていないが、「強さ」でいうならば橋本真也がやはり自分の中では印象深い。


でもいろんな選手、いろんな試合を見れて楽しい1日でした。
前にも書きましたが楽しさ中心の前半、対抗戦ムードで緊張感あふれる中盤、
勧善懲悪やタイトルマッチでプロレスの醍醐味を味わわせた終盤。
見事な構成でした。やや「これは!」ってカードはありませんでしたが、それは今後両団体で。
NOAHファンとしては秋山準の勝利がやはり良かった。

40周年記念大会を成功裏に終わらせた以上、当然50周年への期待は膨らみますね。
顔ぶれはどうなっているか…?10年後、また両団体が手を取り合って開催できればいいですね。
勿論NOAHも加えてもらって「ALL TOGETHER」的なイベントも周年記念以外にもどんどんできればいいと思います。

福島競馬観戦の旅に行ってきました。

2012-07-09 00:26:53 | 競馬
先日金曜土曜と福島へ行ってきました。
目的は夏の福島競馬。

ここ数年毎年行ってたんですが、昨年は震災の影響で開催されず。
今年は6月16日から開幕し、7月8日までの土日、計8日間行われました。

6日金曜日は会社を休みにして午後から福島へ。
(とか書くと競馬のために休んだように見えるけど実際は少し違う)(←何の言い訳だよw)
東京からは新幹線、夕方18時前に到着ですが、既に福島の前から雨模様。

そして福島駅につくなり、音を立てて降る大雨がお出迎え。
もう今回の金曜土曜の2日間は雨にたたられました。

まずは福島駅から街の様子をゆっくり散歩…したかったんだけどとりあえず飲みに。
ひとりでしたが2軒回って復興支援。福島を代表する酒「花春」などいただきました。

街は活気があるないは見た人が判断するべきことですが、
随分居酒屋が増えたなっていう印象です。
そういうエリアしか行ってないんだけど。

でも、昨秋行ったときも思いましたが、街の人たちは変わりません。
福島はいいところです。

夜はホテルに泊まり、ひたすら寝てました。
競馬のシーズンでもあり、ホテルは結構埋まってたんじゃないかな。
当初考えていたホテルは満室で取れなかったし。

翌日6日も雨。
そんなに寒いとは思わなかったけど、
強く降ったり弱く降ったり、結局帰るまで止むことはなかった感じ。

バスで競馬場へ行き、指定席へ。福島で見るときは指定席にしています。
朝から長い時間やることにしているし。
で、その指定席を東京競馬場で予約して行ったんですが、
その際に案内のチラシをもらいました。

そのチラシは、競馬場内でのプレゼント抽選会に参加できるチケットでした。
幸運な人は宿泊券や特産品。私は参加賞か?その1つ上か?のコレ↓が当たりました。


三春駒ですね。福島を代表する郷土玩具。
キーホルダーになっていて早速家の鍵につけました。
三春駒は競馬中継(JRAの実況)の際の福島競馬を示すアイコンであり(東京なら富士山)、
福島競馬場のゴール板の上に取り付けられてもいますね。

競馬場は飲食店がたくさんあって迷いましたが、喜多方ラーメン他をいただきました。
あまり酔うと予想がうまくできないので(しらふでもうまくないけど)、ビールは1杯だけ。


山々が見えるこの眺望は好きだな~


馬券は現金とPATの二刀流で買いましたが、現金は全くダメ、
逆にPATの方は絶好調でした。函館が特に良かった。トータルではトントンでしたね。
まあ、旅行に来たと思えば…旅費・飲食費をマイナスとは捉えちゃいけない。

でも、雨にも関わらず多くのお客さんが来ていました。特に午後は。
大雨、土曜日、大きなレースもないので、ごった返していたわけじゃないけど、
家族連れ、グループ、カップル、一人、いろんな人が来ていました。
パドックの様子↓


手前11番の馬が3Rあたりに出た「スコール」って名前。雨にピッタリ。母の名前が「パルプンテ」(笑)



雨に煙る競馬場。天気がいいと向こうの山々が美しいのだけど。
中央に旗を持っている青い合羽着た人がいますので、スタート直前。



5F指定席からの眺望。


指定席は寒いくらいの冷房。途中から防寒に持ってきた長袖シャツを着ました。
さらに隣の男がとにかく咳をする人で…口を閉じながらしているとはいえ、
ちょっと迷惑レベル。ま、お互いひとり同士でしたが。

でもやっぱり指定席でも実際に走る馬を見るのは面白いですね。
コース前で見るときの一瞬の迫力もいいものです。
でもこの日は雨で騎手も馬も少し気の毒でした。


レースは16:20開始の最終レースでおしまい。
そこから福島駅へバスで戻り(時間に余裕があれば歩きますが雨も…)、
17:30発の高速バスで帰りました。

ええ、話題の「安い」ツアー型高速バスです。
なんと福島駅-東京駅が3000円。予約方法や予約時期やらによるけど、今回はそれでした。
運転手さんは頼りない感じもするし、当然1人だし、
さらにどう見ても定刻(22:50)には余裕で東京駅に着きそうな感じなのに、
途中…特に最後の休憩羽生SAを出たあたりから飛ばす飛ばす。

安全面の心配もさることながら、どう見てもスピード違反のような…
そのおかげ(?)で定刻より20分早く到着。何であんなに急いだのだろう?
でも首都高ではスカイツリーも目前に見えました。

そんな1泊2日の福島への旅と競馬を楽しんできました。
競馬は春と秋にも東京・中山の裏開催として行われます。
夏は東の中心が福島になるので関係者とかも多いんですね。

また来年、必ず来ます(秋や来春もいいかも)。
次は福島をゆっくり味わいたい。今回は天気が悪くてアレでしたから。
天気のいい時にまた。