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OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

あれから9年、まだ…9年

2020-03-11 19:22:41 | Weblog

あの悲惨な東日本大震災から、9年が過ぎました。

今年はコロナウィルス蔓延の影響で追悼集会は縮小されましたが、鎮魂の気持ちを抑えきれなかったのはサイケおやじだけでは無いはずです。

とても短い月日で復興出来るほどの被害ではありませんし、先行きの見えない、例えば福島の原発事故や人口の離散等々、この先も難題は山積み……。

特に原発事故に関しては、現在のテクノロジーでは手詰まりの状況で、結局は半減期とされる2万4千年間をじっと待つ他は無いとすれば、今日までの9年間は、あまりにも無慈悲です。

未だ成仏も叶わず、埋もれている魂の救済も強く願っております。

合掌。

 

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水谷圭のこの1枚

2020-03-10 20:04:38 | ニューミュージック

スロータッチ / 水谷圭 (東芝)

水谷圭の、これが噂の(!?)のデビューシングルです。

と、初っ端から大上段に構えての大袈裟節はサイケおやじの悪いクセではありますが、近年はアイドルマニアだけに限定されず、広く日本のロックやニューミュージック、そして歌謡曲愛好者からも熱烈に求められているのが彼女のレコードだとかっ!?

それは水谷圭の人気もありましょうが、実はレコード制作に関わったスタッフの顔ぶれにこそ、真価が求められているらしく、例えば掲載のシングル盤A面曲「スロータッチ」は作詞:竜真知子&作曲:筒美京平、そして編曲:難波弘之という、正に日本の歌謡界を牽引したソングライターコンビとリアルタイムで大いに注目されていたキーボードプレイヤーの難波弘之が参集しているという、今となってはニューミュージックという新種の歌謡曲が表舞台に立ち位置を確立した昭和58(1983)年の輝かしい証物件とも言うべきブツという扱いらしいですよ。

まあ、正直、サイケおやじにとっては、それほど面白みを感じないのが偽りの無い気持ちではありますが、後に和製マドンナを目指した真正アイドル路線でそれなりにブレイクした彼女のルーツが、意外にも聊かエキセントリックな歌謡ポップスであったという、そんなこんなのあれやこれやが、様々な意味で楽しめるのかもしれません。

そして当然ながら、サイケおやじは狙ってこのシングル盤をゲットしたわけではなくて、例によって大量纏め落札したレコード群の中から掘り出した1枚ながら、実は以前から友人に探索を頼まれていたブツでありましたから、直ぐにお別れは必定ということで今朝、初めて聴いたのが「スロータッチ」というわけです。

うむ、如何にもSFマニアの難波弘之が作りそうなサウンドですねぇ~~。

個人的には、それは決して筒美京平が十八番の「節」と相性が良いとは言えない気がしますが、水谷圭のアルトボイスがちょいとアブナイ不安定さで鎮座しているかぎり、好きな人には好き!

そんなコアなマニア盤として、このレコードは求められているのでしょうか……。

最後になりましたが、この機会に難波弘之について少しばかり書いておけば、有名になったのは金子マリとバックスバニーのキーボードプレイヤーとしであり、山下達郎や世良公則のバックバンドでも活躍していた名手だったんですが、既に少年時代(?)からSF文学創作や評論等々にも才能を発揮していた有名人でありました。

また、その人柄は何時もニコニコしている気さくな印象の好青年である反面、仕事にはシビアだったと云われています。

ということで、やっぱりレコードは魔界のアイテムと申しましょうか、その1枚に様々な一期一会が刻み込まれているようです。

サイケおやじは、これからもそれを求めるかぎり、というよりも、それを欲して求めていくかぎり、様々な出会いと別れを大切にしていく所存です。

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伝説と真実のキューピッド

2020-03-09 18:27:08 | 歌謡曲

キューピッド LOVE / 花井その子 (日本コロムビア)

これまで夥しく登場してきた芸能人の中には「伝説の」という冠が附されるアイドルも少なくありませんが、本日の主役たる花井その子も過言ではなく、特撮ファンには全くそのとおりの幻影を脳裏に焼き付けさせられたと云われています。

何故ならは、それは昭和58(1983)年の事、誰もが知っているバルタン星人やピグモン、そしてレッドキングという超有名な怪獣をバックダンサーにして歌いまくっていたのが花井その子であり、それが可能だったのは彼女が「円谷プロ所属のアイドル」だったという、正しく今や伝説の存在だったんですねぇ~~!?

サイケおやじも当時、偶然にテレビでその出演歌唱シーンに接し、我知らず惹きつけられてしまった記憶は今も鮮烈です。

というか、冷静になれば決して歌は上手いとは言い難く、それでいてスレンダーな肢体にタイトな宇宙スーツみたいな衣装を着用し、無重力っぽいダンスを披露するあたりの不思議なセクシーさは、絶品!?!

当時の彼女の年齢は知る由もありませんが、ちょいと「お水」系でもあり、ロリ趣味が抜け切れていない風情もニクイところでありました。

しかし、結局はキワモノ扱いだったんでしょうか、あるいは円谷プロにはアイドルを売っていくノウハウが不足していのかもしれませんが、花井その子は結局はブレイクしたという話も残っていませんので、何時の間にかフェードアウトし、つまりは「伝説」が残されたと考える次第です。

ところが、そんなある日、例によって中古盤屋巡りをしていたサイケおやじの前に現れたのが、掲載したシングル盤で、発売されたのは昭和57(1982)年らしいので、もしかしたら、これが彼女のデビュー盤?

そこはかとない高揚感に浮かれさて速攻ゲットしたのは言わずもがな、作詞:花井愛子&作曲:尾関裕司が提供したA面曲「キューピッドLOVE」は典型的なウエストコーストロック系の歌謡ポップスで、ちょっぴり滲み出るオールディズ風味もサイケおやじのツボを刺激するところなんですが、気になる花井その子の声質が幾分アルトボイスなのも結果オーライの仕上がりでしょうか♪♪~♪

また、志能研三のアレンジが当時の洋楽ヒットポップスの美味しいところを入れ込んだキャッチーな仕掛けが満載なのも高得点♪♪~♪

あぁ~~、このイントロって!? あれだよなぁ~~~♪

と思わず気分は最高ぉ~になっちまいますねぇ~~♪

ところが一方、同じソングライタートリオから提供されたB面収録の「NO,NO,メイクアップ」は、残念ながら中途半端な仕上がりで、厳しい事を言わせていただければ、彼女の歌唱力の稚拙さが目立ってしまうという……。

ですから、それゆえにA面の「キューピッド LOVE」が愛おしくなるわけですよ♪♪~♪

ちなみに前述した怪獣と一緒にライブで演じていた曲は、どうやら2ndシングル曲の「COSMIC★LOVE」で、これはアナログ盤を探索していながらも、なかなか良い出会いがありません。ジャケ写には件の人気怪獣も登場しているんですけどねえ~~。

ということで、それにしても思うのはアイドルとしてブレイクせずとも、円谷プロ所属だったのならば、特撮ヒロインとしての道もあったんじゃ~なかろうか?

そんな気持ちがサイケおやじにありまして、もしかしたら既にそっち側での活動もあった事を知らないだけかもしれませんが、なんとも勿体ない……。

しかし、きっちりと「伝説」が残っている事はネット時代の今日、彼女が人気三大怪獣と歌って踊る映像が見られるという幸せがあるのです。

諸事情から、ここには貼り付けが叶いませんが、気になる皆様は、ぜひとも探してみてくださいませ。

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この人だぁ~れ:part-6

2020-03-08 17:16:11 | 歌謡曲

不信の芽ばえ / 岡崎ひとみ (キャニオン)

好評、と勝手に思い込んでいる「この人だぁ~れ」シリーズで掲載したのは、岡崎ひとみと名乗るボーカリストが昭和52(1977)年に出したシングル盤で、当然ながらサイケおやじは彼女については何も知らず、これまたネットオークションで大量纏め落札したレコードの山から掘り出したブツなんですが、とにかく作詞:千家和也&作曲:ダニー石尾が提供したA面収録「不信の芽ばえ」が、アップテンポの歌謡ロックなんですから、たまりません ♪♪~♪

竜崎孝路の附したアレンジもツッコミ鋭いエレクトリックなギターや弾んだノリのエレピ等々、リズム重視の流れを大切にしていますし、ちょっぴりニューソウルが入った全体のアレンジもニクイばかりでありながら、気になる岡崎ひとみの歌いっぷりが歌謡フォークっぽい味わいで、そのミョウチキリンな気分にさせられるあたりが、如何にも天邪鬼なサイケおやじの好みであります。

タイトルどおりに幾分説明的な歌詞の内容は、これまた歌謡フォーク系の印象を強めているのかもしれません。

ジャケ写ポートレートの微妙に小生意気な面立ちも、イイ感じ ♪♪~♪

ヒットしていたという記憶は残っていませんが、こ~ゆ~レコードが普通に制作されていた「昭和」の芸能界は、やっぱり強烈なエネルギーが渦巻いていた事を再認識する次第です。

ということで、新型肺炎の影響で堂々と引き籠れる現在なればこそ、これまで矢鱈にゲットしていた様々なブツを仕分けするのには絶好の機会と思っています。

そして何が入っているのか、すっかり忘れている荷物の梱包を開けるドキドキ感が残っているのは、まだまだ自分は呆けるには早いっ!

そんなふうに自分に言い聞かせているのでした

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この人だぁ~れ:part-5

2020-03-07 19:43:38 | 歌謡曲

花いちりん / 中川みどり (RCA)

掲載したのは、かなり以前に某ネットオークションで落札出来た大量セット出品のレコードの山から発見したシングル盤で、発売されたのは昭和55(1980)年5月らしく、しかし歌っている中川みどりについては、例によってサイケおやじに知るところはありません。

それでも作詞:山本由美子&作曲:鈴木邦彦が提供のA面曲「恋いちりん」は、初期の小柳ルミ子っぽい、なかなか和風の正統派歌謡曲で、竜崎孝路のアレンジにしても、微妙なフィリーソウル風味が入っているもんですから、ますます昭和40年代末頃のフィーリングが横溢していますし、中川みどりの歌唱が、これまた子供っぽい声質で本格的なコプシを聞かせるという倒錯性が、たまりません♪♪~♪

ジャケ写ポートレートのイメージも可愛らしく、おそらくはテレビ出演で接したロリ趣味のマニアには、大いにウケたんじゃ~ないかなぁ~~等々、そんな妄想さえも沸き上がってしまいます。

つまり、結局はロリ趣味が無いサイケおやじにとっては守備範疇外の中川みどりではありますが、実はここで話は終わりません。

なんとっ!?

前述した落札レコード群を仕分けしていたら、もう1枚、中川みどりのシングル盤が出てきまして、それが下に掲載したブツなんですが……。

ど~です、発売されたのは同じ昭和55(1980)年とされていますが、果たして同一人物なのかっ!?

急に大人びたと申しましょうか、少女は大人になりました?

なぁ~んて、どっかで耳にしたフレーズが思わず蘇ってまいりますが、それはそれとして、A面曲「ふたりは一緒」は作詞:千家和也&作曲:鈴木邦彦、そして編曲:京建輔が提供の、

と書くつもりでレコード盤をターンテーブルに乗せようと取り出したところ、うぁ~~~っ!?!

なんと、なんとっ!?!

西崎みどりの「あなたたずねて」のシングル盤が入っていたんですねえ~~~!!

まあ、このあたりの云々はネットオークションの纏め売りには避けられない宿業みたいなもんで、おそらくは出品者が、おなじ「みどり」繋がりで間違えたんじゃ~なかろうか?

等々、推察するばかりなんですが、それにしても「ふたりは一緒」のジャケ写ポートレートに登場している中川みどりは、完全にサイケおやじの好みのツボにジャストミート♪♪~♪

こりゃ~~、絶対に本物が中身に入ったシングル盤を探索する覚悟を決めたというわけです。

ということで、本日の顛末も、趣味に生きる「奥の細道」であり、その険しさ故に生き甲斐らしきものを感じてしまうのが、サイケおやじの宿業なのかもしれません。

そして、まだまだ、生きていく欲望に、しがみついているのでした。

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復調近し

2020-03-06 17:30:18 | Weblog

体調不良の原因が、実は肋間神経痛の痛止薬の連続使用と判明!

それは日頃お世話になっている医師の診断なんで、間違いなく、件の痛止薬をやめたら、なんとなく体調が回復している感じです。

また、ど~にか肋間神経痛も治まったような ♪

明日からは、出直しです (^^;

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素直に告白して

2020-03-05 19:31:12 | Weblog

今日は疲れがピークって感じです。

早く帰りたい、早く布団の中に溶け込んでしまいたい……。

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マスク姿の人波の中

2020-03-04 20:16:06 | Weblog

仕事とはいえ、出張は流石に厳しい……。

日帰りというのが良かったのか、あるいは逆か、明日になれば分かるんでしょうが……。

現在も移動中なので、本日はこれにて失礼させていただきます (__)

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白い羽根に癒されるボヤキ

2020-03-03 18:06:33 | 歌謡曲

白い羽根 / 柴葉子 (東宝レコード)

クックックッ……、昨日に続いて、本日も肋間神経痛に苛まれているサイケおやじです。

しかし、左胸脇あたりを押さえて苦痛に耐えている姿を見られれば、それは新型コロナ肺炎と誤解されかねず、実際に……、疑いがミエミエの声掛けが数度、あったほどです。

でも、絶対に違うんですよっ!

と決意表明するほどに、周囲の目が厳しくなっているような……。

あぁ……、これじゃ~迂闊な咳払いは厳禁、もちろんクシャミなんかしようものなら、隔離は避けられそうもありませんが……、そこで本日は気を取り直し、朝イチで爽やかなソフトロック歌謡を聴いてみました。

それが掲載したシングル盤A面曲「白い羽根」で、発売されたのは昭和49(1974)年末、歌っている柴葉子は「スター誕生!(日本テレビ)」の最初の決勝合格者だそうですが、あれぇ~~、それって確か森昌子じゃ~なかったのぉ~~!?!

その真相は、やっぱり年齢的な問題で、その時の柴葉子は小学生だったので、成り行きで森昌子が同番組からの最初のデビュースタアと認定されたらしく、ですから柴葉子は結局3年遅れの公式レコードデビューというわけです。

しかし、それにしても、作詞:川口文&作編曲:三木たかしが提供した「白い羽根」の仕上がりは素晴らしく、洋楽ソフトロックマニアも歓喜悶絶するであろう曲メロとアレンジの妙は絶品!

そしてプラトニックでありながら、熱い恋愛に憧れる女の子らしさを綴った歌詞を可愛く、それでいて決してロリ趣味ではない柴葉子の節回しと歌唱の上手さが、本当にたまりません。

全く、ジャケ写ポートレートのイメージを裏切らない、最高の仕上がりになっているんですねぇ~~♪

残念ながら、ヒットしたとは言い難いレコードではありますが、歌謡フォーク風味も感じられますし、なによりもソフトロック歌謡に興味を抱かれている皆様には、激オススメの名曲名唱と思うばかりです。

さて、そこで俗世間に話を戻せば、最近の国会は最低の極み!?

結果論的な批判に終始する野党、それを「この忙しい時にっ!」という態度丸出して、見下した返答の内閣の面々という、これじゃ~完全に「不要不急の集会」と化しているのが今の国会ですよっ!

特に、これはマスコミが記者会見でやらかす大ボケ質問も同様なんですが、その質問内容の意味の無さは悲劇的というか、失笑感が満点ですよ。

酷いのは、先日の総理の会見が短くて、質問が出来なかったのは大減点!

とか書いた記者がいましたが、それじゃ~あんたは、どんな質問をしたかったのか、その記事内には書いていないというテイタラク!

休校要請にしても、場当たり的とか批判してますが、それじゃ~後に伸ばしたら、今頃じゃ~遅すぎるなぁ~んて批判するしか出来ないのが、今のマスコミでしょう。

もっと国民が知りたい事、知らなければならない事、例えばウイルス検査の「陰・陽」判定の正確さは何パーセントぐらいなのか?

あるいは在庫があるのに不足しているトイレットペーパーの謎として、もしも運送の問題があるとすれば、その作業に自衛隊の車両を用いる事は可能か?

等々、現実に即した質問や提言が出来ないかぎり、野党の先生方は何時までたったもゴクツブシ集団としか見られないでしょう。

あぁ~~、情けないっ!

だからこそ、サイケおやじは目先の享楽を求めてしまうのでした。

明日は痛みが無くなっていればいいけどなぁ~~~。

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叶わぬ願い…

2020-03-02 17:38:21 | Weblog

持病の肋間神経痛が出て、しかも医者からもらっている何時もの薬が効かないっては、これ如何に!?

時折、息も出来ない……。

早く帰って、今夜は寝たいなぁ~~~。

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