OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

恋のアングル・イエェ~イエェ~♪

2023-06-24 19:25:24 | 歌謡曲

イエ・イエ c/w 恋のアングル / 朱里エイコ (キングレコード)

掲載したのは説明不要、アパレル大手として昭和40年代から一世を風靡したレナウンが、テレビCMにおける自社のイメージを強く印象付けたサイケデリック期を代表するコマソンの名曲「イエ・イエ」の本家本元である朱里エイコのバージョンをA面に入れたシングル盤なんですが、ここで絶対に聴き逃しては勿体ないのが、作詞:福地美穂子&作曲:すぎやまこういち、そして編曲:森岡賢一郎が提供のB面曲「恋のアングル」だと思うのは、サイケおやじだけでしょうか。

いゃ~、これが実際、発売された昭和42(1967)年11月のムードが横溢したミディアムテンポのGS歌謡に仕上がっておりまして、マイナコードを上手く使った泣きメロにジャストミートしたストリングやエレキギターの響き、加えてサビで倍テンポを敲くドラムス等々をバックに歌う朱里エイコは、歌詞の世界を絶妙に表現する湿っぽい節回しと十八番の力感溢れるアルトボイスも使った英語詞のパートのノリも鉄壁であり、あぁ……、こ~ゆ~素敵な楽曲がB面トラックとして制作されていた当時の我が国歌謡界の底力は、本当に最高でありましたですね (^^♪

Aメロで聞かせてくれる彼女自身の多重掛け合いコーラスもイイ感じ♪♪~♪

そしてA面は繰り返しますが、尚更に説明不要というシンプルなリズムパターンとビートリフを用いた「イエ・イエ」ですから、当時も今も、一度耳にしたら、忘れられない楽しさはコマソンの要件を全て満たしており、これは作詞&作編曲:小林亜星の狙いがドンズバの傑作である以上、歌うのはナチュラルなR&Bフィーリングを持っている朱里エイコ以外、適任者は当時存在しなかったと思えますが、もちろん、弘田三枝子でも!?

―― なぁ~んていう妄想は、昔っから公に囁かれてはいるものの、サイケおやじとしては、確かに夢見る気分は否定出来ませんが、ここにレコード化されてみれば、収録B面曲「恋のアングル」に免じて、朱里エイコで正解と思いたいですねぇ~~ (^^;

ちなみに、当時のサイケおやじは朱里エイコのルックスを知りませんで、それゆえにレコード屋の店頭で掲載盤のジャケットを見た瞬間、ほとんど「コシノジュンコ」か、歌っていたのはっ!?

―― いゃ~、本当に、そ~思ってしまったんですよ (^^;

というのも、サイケおやじの実家は母が営んでいた洋裁店だったもんですから、そんなこんなのファッション系の雑誌が普通に置いてあり、少年時代からのサイケおやじは、それをパラパラと眺めながら、あの「コシノジュンコ」のルックスには、それなりに衝撃を受けていましたからねぇ…… (^^;

ですから、アパレル関連のCMソングを歌っていても、不思議じゃ~ない気もしましたし、今でも、そんな気分には額に汗が滲みます (^^;

ということで、何故に本日は、このシングル盤かといえば、参加させてもらった高齢者バンドでのテーマ曲に、この「イエ・イエ」は、ど~だろう?

―― みたいな話になったもんですから、帰宅後に取り出してみた次第です (^^)

う~ん、やっぱり、実にカッコイイ曲ですよねぇ~~、「イエ・イエ」はっ!

なんとか、やれるかなぁ~~~♪


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