OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ミニスカと原田糸子の昭和的エロス

2011-04-29 16:36:44 | 歌謡曲

■ジャマイカの青い浜辺 / 原田糸子 (クラウン)

いよいよゴールデンウィークがスタートしたものの、今年は不景気に大震災とマイナス要因が強く作用し、加えて今後の電力不足が予想される事から休めず、そして遊ばずという皆様も大勢いらっしゃると思います。

もちろんサイケおやじも仕事優先モードになっておりますが、しかし享楽的な音楽ぐらいは許されるでしょう。

そこで本日ご紹介のシングル曲は西野バレエ団の看板娘のひとりだった原田糸子が昭和43(1968)年春に発売したもので、まずは自然体に素晴らしい彼女の肢体にグッと惹きつけられるジャケットが秀逸♪♪~♪

ヒップから太股、そして絶妙に力が入った爪先への流れ♪♪~♪

こういう脚線美の見せ方ってのも、たまらないでしょう♪♪~♪

ご存じのように、前述した西野バレエ団からはレ・ガールズと呼ばれた素敵な美女軍団が当時の我国芸能界を席巻しており、原田糸子は金井克子、由美かおる、奈美悦子と共に人気を集めていましたが、特に高身長を活かしたダイナミックな存在感は本当に魅力的でした。

また、素直な歌と演技のナチュラルな雰囲気の良さこそが、今に至るもマニア泣かせの存在だと思います。

それは映像の世界では一際輝き、例えばSF好きにとっては必須のコスチュームである宇宙スーツ姿が眩しかった「宇宙怪獣ギララ(昭和42年・松竹)」は、コアな特撮ファンからは厳しいご意見ばかりの作品でありながら、全ては彼女の存在がそれを中和させるほどです。

なにしろ劇中では、ピチッとしたスラックスのヒップあたりには下着のラインの存在も凝視させられるところですし、共演の外人ヒロインだったペギー・ニールと和崎俊哉をめぐって恋のさやあてのあげく、シャワー室では裸体で石鹸の蹴りあいを演じてくれましたからねぇ~♪

もちろん、ここは足と肩から上だけの描写ですが、なかなか刺激的な名場面なんですよ♪♪~♪

さて、肝心の楽曲「ジャマイカの青い浜辺」は、今日の感覚からすればタイトルからレゲエを想像させられますが、発売当時のジャマイカは中南米のカリプソ音楽圏という認識でしたから、ここでも軽いラテンフィーリングを活かした正統派青春歌謡曲に仕上がっています。

う~ん、それにしても原田糸子の屈託の無さが微妙なお色気を滲ませる、そのコントラストのアブナサは特にサビの展開で堪能出来るんですが、これは実際、憎たらしいほど可愛いですねぇ~~♪

所謂「ぶりっ子」とは一線を画する良さがあるんです。

ということで、こういう明るく、健康的なエロスもまた昭和の魅力でした。

あっ、そういえば今日は「昭和の日」でしたねぇ。

コメント
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