OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

青いシャツへの憧れ

2017-06-06 17:17:16 | 歌謡曲
青いシャツ / 伊東きよ子 (CBSソニー)

常日頃、それほどファッションには気をつかわないサイケおやじではありますが、それでも自分に似合わないというものは知っているつもりです。

例えば、それは色で言えば「青」であり、1980年代では定番のブルーのポロシャツは1枚も着たことがありませんし、Tシャツや車等々にしても、とにかく「青」は似合わないという、まあ、それは思い込みと好き嫌いの問題も絡んでいるところもあるのでしょう。

しかし、そんなサイケおやじにしても、「青いシャツ」にはちょっとした憧れがありまして、それは伊東きよ子が昭和46(1971)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「青いシャツ」という、そのものズバリのせつなくもロマンチックな歌を知ってからでして、実は告白すれば、リアルタイムじゃ~聴いた記憶がなかったんですが、たまたま中古屋で昭和50年代も終わりの頃に邂逅した掲載盤にシビレちまっちゃ~、自責の念もどこへやら!?

とにかく去ってしまった男への未練を幾分無理した可愛い女の心情で綴った山上路夫の歌詞もニクイばかりなんですが、そこに附された、これまた愛らしいメロディとセミクラッシク調のアレンジを提供した渋谷毅が抜群に素敵な仕事ですよっ!

しかも、スローテンポのそれを「じっくり」と、そして「さらり」と節回す伊東きよ子の歌唱力とコケティッシュな声質の魔法が素晴らし過ぎます♪♪~♪

あぁ~~、「青いシャツ」が似合う男になりたいっ!

と、サイケおやじは痛切に夢想しましたですねぇ~~~、恥ずかしながら。

おまけに、その頃に参加した某パーティのビンゴ大会で、偶然にも「青いシャツ」が当たってしまったのも、神様の思し召し!?

なぁ~んていう、出来過ぎた実話もありました。

しかし、それでもサイケおやじは、その「青いシャツ」に袖を通す事は今に至るも無く、そのまんま箪笥の奥に入れっぱなしというのが現状で、何故ならば、やっぱり自分には着こなせないし、伊東きよ子の歌に心を奪われた後になってみれば、やっぱり……、ますます気恥ずかしいという……。

ということで、これから梅雨~真夏に向かって、ちょっとでも爽やか過ごしたいと思えば、服装だけでも暑苦しさは避けたいわけなんですが、そ~かといって仕事の現場において、あまりにもラフなスタイルは気に入らないし、キリリとした着こなしこそが、暑さに打ち勝つようなものを感じる時もあります。

そのあたりも、サイケおやじの「OLD WAVE」な気質として、ご理解願えれば幸いでございます。
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