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サイケおやじの生活と音楽

ついにゲット! 広川あけみのデビュー盤♪♪~♪

2013-02-17 15:23:44 | 歌謡曲

5×7=35 (それからそれへと) c/w ガラスの恋 / 広川あけみ (東芝)

え~、長年の念願が叶いまして、ようやく手に入れたのが本日掲載した広川あけみのデビューシングル盤です。

発売されたのは昭和43(1968)年9月で、残念ながら大きなヒットにはならなかったわけですが、特筆すべきは、広川あけみの一般的なイメージとしての「和製メリー・ホプキン」では無い、あくまでも歌謡フォーク路線のオリジナル曲を両面収録してある事でしょう。

まず、A面「5×7=35 (それからそれへと)」は曲タイトルがなんとも不可思議ですが、これは作詞がサトウハチローですからねぇ~。おまけに作曲が伊藤翁介、編曲が青木望であれば、今日の耳には穏やかさ優先モードに感じるでしょう。

個人的にも、この童謡みたいなフィーリングは些かピント外れ……。

ところがB面の「ガラスの恋」が広川あけみ作詞作曲による、なかなかにせつない歌なんですねぇ~。

告白すればサイケおやじは、こっちが聴きたくて、長年の探索にも根気が続いたほどです。

ご存じのとおり、前述「和製メリー・ホプキン」としての彼女の成功は、「悲しき天使 / Those Were the Days」や「Goodby」等々を日本語歌詞でカパーし、それがウケてしまった結果……。

本来は可能であったはずの正統派シンガーソングライターとしての彼女の活動が、なんとなく封じ込められてしまった感を抱くのは、サイケおやじだけでしょうか。

願わくば残された音源が集大成される時、オリジナル曲が未発表デモやライプソースも含めて、きっちり纏められる事を望むばかりです。

という事で、それにしても欲しかったレコードが手元にやって来た時の喜びは、やっぱり良いもんですねぇ~~♪

極言すれば、それがあるからサイケおやじは、嫌な仕事にも働く根性が出るという、これは決して大袈裟ではありません。

逆に言えば物欲が続く限り、不平不満が溜まっている仕事からも抜け出せないわけですが、そこは広川あけみのジャケ写ポートレイトに癒されているというわけです。

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3 コメント

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サイケおやじ様 (秀和)
2013-02-18 19:19:15
とにかく、まずはなにより、おめでとうございます!
広川あけみさん、麗しくも愛らしいポートレート!

アニメ「海のトリトン」に出ました¨人魚のピピ¨の声をあてた人も、似たようなお名前だった幽かな記憶。。。
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トリトン (サイケおやじ)
2013-02-19 14:30:24
☆秀和様
ありがとうございます♪

広川あけみが声優をやっていたとは知りませんでした。
一説にはルックスが良かったんで、女優業もやっていたという噂も耳に入っていますが、今はど~しているんでしょう。

それと「海のトリトン」の主題歌ってスケバン女優でも有名な須藤リカが、バックに歌謡フォークのかぐや姫を起用してレコード出していますよね。
これも見つけた時、うれしかったブツのひとつです。
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カルメンのカバー (名無しの権平)
2016-07-13 20:15:47
「時には母のない子のように」もカバーしてたんですね。
唯一のLPには収録されてませんでした。
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