OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

志村香の空気感

2024-03-24 17:57:01 | 歌謡曲

星のシンフォニー / 志村香 (日本コロムビア)

志村香は「第二の菊池桃子」として仕立て上げられたアイドル女優&歌手だったんですが、残念ながら、結果は皆様ご存じのとおり、然したるブレイクも無いままにフェードアウト……。

その経緯については、まず菊池桃子の本格的な芸能界デビュー作としてヒットした、例の下ネタ大バカ映画「パンツの穴」の続篇企画がありながら、人気沸騰の菊池桃子が、それゆえに出演を拒否した事から急遽開催されたオーディションで選抜されたのが志村香だったと記憶しているんですが、ちょいと曖昧なところはご容赦くださいませ <(_ _)>

で、志村香は予定どおり、前述の映画で主演デビューを果たすも、やはり作品そのものはコケたというか、それなりに豪華絢爛(?)な出演者という話題もあったんですが、空回りしていたんじゃ~ないでしょうか。

それよりも、サイケおやじはアイドルシンガーとしての志村香に妙な可能性を感じておりまして、それは自分の趣味の範疇外であるロリ系の佇まいにパワー不足のボーカル、しかしながら、そこはかとないミステリアスな色気に気を惹かれていたのは、我ながら不思議なところです (^^;

しかも出してくれたシングル曲が何れも、なかなかの裏傑作的な楽曲であり、極言すれば所謂イイ曲を力不足のボーカルで歌いながら、だからこその「空気投げ」的な必殺性があるというか……、そのあたりの感性を上手く文章表現出来ないのは、全くサイケおやじの不明…… <(_ _)>

ですから、皆様には実際に聴いていただけるのが一番という思いから、ご紹介するのが昭和60(1985)年7月に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「星のシンフォニー」」でして、これは作詞:三浦徳子&作曲:林哲司、そして編曲:新川博が提供したミディアムアップのアイドル歌謡ポップス♪♪~♪

いゃ~~、こ~ゆ~夏の夢見るラブソングってのは、その甘酸っぱさゆえに演じる歌手が選ばれるというか、繰り返しますが、キュートな佇まいにパワー不足のボーカルがジャストミートの志村香なればこそっ!

あぁ~~、パーシー・フェイス・オーケストラで有名なスタンダード「夏の日の恋」を巧みにアダプトした新川博のアレンジもニクイばかりですし、林哲司のメロディ優先主義にも感服するしかありません (^^)

しかし、これほどのシングル曲を出していながら、大きなブレイクが果たせなかったあたりは、正に現実の厳しさでありましょうか……。

だからこそ、基本的にロリ趣味の無いサイケおやじが思い入れてしまうのは、気恥ずかしい告白というわけです。

ということで、本日は皇居に観桜と思っていたのですが、あれやこれや雑事に忙殺され、またまたストレスが蓄積しております (^^;

それでも、こ~やっていられる現在の幸せに感謝です。


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