OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

こんな時こそ和みのメロディ

2016-06-14 17:24:36 | Ventures
白鳥の湖ロック c/w パレスの夜 / The Ventures (Liberty / 東芝)
 
連日、大呆れ演じている舛添都知事が大バカヤローだとは分かっていても、流石に昨日は酷過ぎましたっ!
 
歴史を振り返っても、あれほど無様な命乞いをやらかした奴は稀でしょう。
 
全く通っていない筋道、恥知らずな居直り、もはやそれらを論うだけで吐気がするほどで、今後の舛添の行く先は精神病院か、自刃の道しか残されていないのではないか……。
 
あれを白鳥の歌と感じる都民・国民は皆無ですよ。
 
情けなさばかりが、今は心を占めているだけで、どんなレコードを皆様にご紹介しようとも、それが穢れてしまうのではないかという気分ではありますが、何とか気分転換の思いを込めまして掲載したのは、ベンチャーズが1970年春に出した我が国独自のシングル盤です。
 
ご存じのとおり、当時のベンチャーズは黄金期のメンバーからノーキー・エドワーズ(g) が去り、ドン・ウィルソン(g)、ボブ・ボーグル(b)、ジェリー・マギー(g)、メル・テイラー(ds)、そしてジョン・ダリル(key) という顔ぶれになっていましたが、本国アメリカでも落ちかかっていたヒットチャートにおける人気もテレビドラマ絡みのメガヒット「Hawaii Five-O / ハワイ・ファイブ・オー」で盛り返し、日本では大阪万博の記念曲としてインストオリジナル「京都の恋」を発売し、もちろんこれが年末には渚ゆう子の日本語歌詞バージョンで驚異的な大ヒットになったわけですから、いよいよ第二の全盛期、その入り口にあったという頃です。
 
そこでまずはA面「白鳥の湖ロック / Swan Lake」は説明不要、チャイコフスキーの名曲をベンチャーズが自らアレンジし、最初はしっとりとスタートしながら中盤以降にはストリングスオーケストラも加えた中で、カントリーロック丸出しというギターの音色とリックの素晴らしさにはグッと惹きつけられますよ♪
 
いゃ~、本当に良いところでフェードアウトされてしまうのが勿体ないでぇ~~すっ!
 
ちなみにこのトラックはアメリカにおいては前述「Expo Seven-O / 京都の恋」のB面が初出ながら、後にLP「ジョイ」に収録されたテイクはミックスと編集が微妙に異なりますので要注意ですよ。
 
一方、B面曲「パレスの夜 / Reflections In A Palace Lake」が、これまたニクイ事に、なんとっ! 渚ゆう子が「京都の恋」に続けて放った大ヒット「京都慕情」のインストオリジナルなんですねぇ~~♪
 
あぁ~、これもまた、しっとりとした情感が滲み出た名曲名演であり、ベンチャーズのメロディ作りの上手さを証明するところなんですが、実は1975年の来日でサイケおやじが接したノーキー・エドワーズがリードを弾いた同曲の素晴らしさは、このオリジナルバージョンとは別の味わいに満ちた名演になっていて、今もその印象は鮮烈♪♪~♪
 
この聴き比べは現在まで数種類出ているライブ盤、あるいは映像作品でご堪能下さいませ。
 
ということで、それにしても厚顔無恥な舛添は、キチガイだからこそ許されるのは今だけでしょう。
 
その昔、某特撮ドラマの悪役怪人でゼニクレージーなんてのが登場していましたが、今の舛添は、まさにそれっ!
 
退治されるのは、すっかりお約束でしょうねぇ~~~。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 皆で歌おう、この一節をっ! | トップ | 自分のボロ傘を眺めつつ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名解説に感動! (ラウタランカ)
2016-06-15 15:06:45
☆US盤(日本盤より厚みがあり硬い材質)
LIBERTY 56153 LB-2799-S「Expo Seven-O(京都の恋)」   2:37 B面
LIBERTY 56153 LB-2798-S「Swan Lake」 A面(Timeの上にシール貼)

米盤と日本盤を聴き比べましたが、あまり音に変わりはないようです。

因みに日本盤“京都の恋(KYOTO DOLL) c/w この道を歩こう” 「LR-2445」’70 2月【万博記念盤】
“白鳥の湖ロック c/w パレスの夜” 「LR-2484」’70 4月

サイケおやじ様のご指南を戴き聴き比べとあいなりました。

“ベンチャーズ・オン・ステージ ’75のaudience盤(海賊盤)を早速聴かせていただきました。
メロデーで“雨の御堂筋~京都慕情~二人の銀座”を弾く“ノーキー・エドワーズ”のスムーズさ!スリリングさ!もう最高ですね~♪
あと“ブルースター”と“夕陽は紅く”もスリリングで“ノーキーの指先に眼が集中そして胸の鼓動!緊張の瞬間です。


返信する
エレキと云えばベンチャーズ (サイケおやじ)
2016-06-21 20:03:33
☆ラウタランカ様
コメント、ありがとうございます。
お返事が遅れて、申し訳ございません。

ノーキーとジェリー、個性の異なりはあれど、ベンチャーズとしての魅力は不滅というのが持論ではありますが……。
実は1972年の来日巡業で初めてノーキー参加のフルライブに接した時の感激は忘れていません。

そのあたりも追々、書きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Ventures」カテゴリの最新記事