OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

今は男性デュオのヒット曲ってあるのかなぁ~

2016-12-18 16:41:22 | 歌謡曲
あずさ2号 / 狩人 (ワーナーパイオニア)

同族経営の会社は珍しくもありませんが、時と場合によっては、それゆえのトラブルやゴタゴタを常に抱えている所も少なくはないでしょう。

実名を挙げるまでもなく、有名な会社ともなれば、そんな話を面白可笑しく誇張して報道するマスコミだってありますし、なによりも株主とか銀行が黙っていられないのは、血は水よりも濃い!?

なぁ~んていう宿業を見定めての事かと思います。

だからでしょうか、実は昨日の宴会に来ていた某社トップの兄弟が周囲の良くない噂を他所に、なかなか見事な連携でその場を盛り上げて(?)いたのは、それほど内情を知らないサイケおやじにとっては理屈抜きで楽しい憩いでありましたし、例えそれが対外的な見せかけであったとしても、そ~ゆ~事を立派(?)にやれるのは、血縁の絆という、羨ましきものかもしれません。

なにしろ二次会で流れた先のカラオケ大会では、兄弟歌謡の代名詞とも言える本日掲載のシングル盤A面曲、つまり昭和52(1977)年に兄弟デュオの狩人が放った「あずさ2号」を抜群のコンビネーションで披露し、万雷(?)の拍手喝采でしたからねぇ~~~♪

ここまでやれるんだったら、心配する方がどうかしているんじゃ~ないか?

という気分にさせられたほどです。

ちなみに「あずさ2号」は、この歌が流行っていた当時現存していた新宿発の列車であり、作詞:竜真知子&作曲:都倉俊一の歌の世界に触発された女性が大勢、この特急で松本方面へ一人旅に出るブームが社会現象になっていましたし、映画では例えば日活ロマンポルノの大傑作にして大ヒット作「桃尻娘(小原宏裕監督)」にもひとつのエピソード的に描かれており、またテレビドラマでも便乗企画が多数あったと記憶するところです。

ということで、最後になりましたが、前述の狩人は加藤邦彦&加藤高道の兄弟デュオとして、この「あずさ2号」をメガヒットさせた前後はアイドル的な人気も集めていましたし、他にも「コスモス街道」「国道ささめ雪」「アメリカ橋」等々のシングルヒット、また味わい深く、幾分マニアックな楽曲もレコーディングしていますので、今でも根強い人気があるんじゃ~ないでしょうか。

実際、サイケおやじの母はかなりのファンで、掲載のシングル盤もそのコレクションを拝借したものです。

また、これは真偽定かではないものの、狩人の兄弟仲は決して良くないという話も耳に入ってはおりますが、根底には「血の絆」がありますから、愛憎表裏一体のエネルギーは認められているに違いありませんし、認めざるをえないものを感じてしまうのでした。
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